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いのちの詩(仮題)

秋偲夏影

作者: 浮き雲




その哀しさに 目を背け 無理に平気を 装えば


いつか、それさえ 本当の 自分になって いくようで


どこか、遠くに いるように


いつか、ふたたび 逢うように


亡くした人の 面影を こころの隅に 描きつつ


日々を、すごせば いつのまに 季節は、秋へ 移ろいぬ





夏は秋へと 流れても 過去に流せる すべもなく


雲ひとつない 青空や 日々染まりゆく 木々の葉も


衰え果てた その人の


力をすべて 息に変え 目覚めることの ない様を


忘れさせても くれぬまま


季節は秋を 迎えても 我は、あの日に とどまりぬ








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