本編 第078話 新入りで~す♪・・・・後編
下ネタ好きの小生にご感想をっ!ww
かなり大きめのローテーブルとカギ状に接する形で設置されているこれまたかなりの長さがあるソファー。
いったい何人座れるのか?とばかりに長いその一辺に座って控えていたのは勿論 雄二の現地嫁。
デュオン、ガブリエル、カーミラ、マリア、ヘスティア、アテナ
更にエルクリスティーナもいる。
雄二達が部屋に入るなり一斉に立ち上がり丁寧にお辞儀してきた。
デュオンが代表して歓迎の挨拶を口にする。
「おかえりなさいませぇ~♪旦那様♡♡♡♡並びに奥様がた☆彡・・・・そして」
再び頭を下げ 華麗に挨拶をしたのち、初見である心愛と里緒奈に視線を向けて、
「お初にお目にかかります^^ようこそ☆彡トゥルリバパラピアへ♫」
綺麗にカーテシーを決める。
以降 それぞれ現地嫁一人一人が自己紹介をし、戸惑いながらも心愛と里緒奈もどうにか挨拶&自己紹介をする。
ひと通り挨拶を済ませたのを見計らってライラ率いるメイド部隊がテキパキとお茶を配膳していく。
その中にはしっかりシエルも混じっている。
ここで雄二はサリエルやサザーランドらから現状説明を受ける為、一旦席を外す旨を伝えて退室する。
【テレパシー】にて詩織らベテラン嫁達に、
(後はよろしく~)と丸投げする。
雄二としては彼女らに任せておけば心愛と里緒奈に様々な情報を教え込んでくれるだろうし、親睦を深められるように動いてくれるだろう…という信頼感&安心感があるのだ。
そんな雄二の意図をしっかり理解している先輩嫁及び現地嫁達は事細かに様々な情報を解り易く丁寧に新人二人に教え伝えていく。
教えられた話の内容は嫁らの間で既知とされている事柄ばかりなのでここでの詳細は避ける。
敢えて簡素に述べるならば雄二が何故神をも軽く凌駕する『権能』を有するに至ったか?…とか、それぞれが雄二に救われて結ばれるに至った馴れ初め…とか、後は『トゥルリバパラピア帝国』の成り立ちについての説明がされた。
詩織とオリュンポス3女神のみが知る雄二の正体、生い立ちについてはもちろん秘匿されたままである。
自らが実際 身をもってわからされていた心愛はある程度、雄二にも聞かされていたのでさほど驚きは無かったが、里緒奈は想像以上に突き抜けている話に目が回りそうになっていた。
それでも、まぁ…自分達が新しい嫁として歓迎されているという感触があったのでホッと胸をなでおろしたのは確かだ。
嫁同士で仲良くしてくれる事は雄二にとって非常にありがたいのも確かなので思惑通りである。
こうして嫁同士が親睦を深め和気藹々となっている頃、雄二はサリエルを従えて帝城に移動していた。
会議室の一室に入ると既に待機していた国の中枢を担う幹部らに迎えられる。
雄二が入室するや否や全員一斉に直立し深々と頭を下げる。
ここでも通例の如く、それぞれが担当する部門における現状報告と問題点についての話が為された。
だが、これも半分は儀式みたいなもの。
地球に居ながらも雄二は頻繁に『トゥルリバパラピア帝国』の状況を窺っているし把握もしている。
更にはサリエルやデュオン、マリアらとも【テレパシー】で連絡を取り合っている。
『トゥルリバパラピア帝国』の人口も今や二千万人にまで膨れ上がった。
頻繁に行なっていた他所からの魂の転生もほぼ終息し、自然増加傾向に転じた。
領土が広い為、人口密度はさほど高くないし、圧迫感も皆無である。
帝都だけでも百万人近い人が住む様になった。
それ以外の都市にも各々数万~十万人ぐらいが暮らすようになり、どの地域でも一定レベルの生活水準が維持できている。
今のところ、自分達で国を興そうなどというような野心家は出て来ていないし、治安も問題ない。
ほぼ手を付けられていない土地も八割以上ある。
それをどうするか?…が今後の課題ぐらいだ。
なんせ国自体が半端なくだだっ広いので他の都市に行くのが海外に行くような感覚だ。
『ドコトン』を使えば遠くの処へ瞬時に移動できるが、旅行気分を味わいたくて利用しない人もかなりいると言う。
便利すぎるのも考えものであると言う事だろう。
ひと通り報告を聞き終え、一息入れたところである提案をそこに居合わせている臣下達に持ちかける。
「なぁ そろそろココの統治体制、『共和制』にせーへん?人口も増えてきたし、選挙による議会民主制取った方がええんとちゃうかなぁ?」
この一言で室内は一気にザワザワし始める。
確かに雄二が敷いたレールも軌道に乗り、サザーランド達 国の重臣の尽力により国家としての形が随分と整っては来た。
雄二が特に携わる必要性も無くなってはいる。
しかしながら、
「お言葉ですが…我々が自分らで色々試行錯誤しながら施政できるのも全ては陛下が居てくださるという確固たる安心感があったればこそ!我々だけではまだまだとても盤石とまでは至る状況ではございません。」
サザーランドが自分達だけではまだまだ心許ないという心情を述べたのを皮切りにそこに居る者全てが雄二のお役御免を認めてはくれなかった。
中には涙を流しながら嘆願する者さえ居る始末。
(ま・・・・こうなるわなぁ^^;;)
彼らが国を動かすという重責を無難に果たしていけるのも雄二が知識やスキルを付与しているからであるのも事実。
幹部とはいうものの彼らはそのほとんどが理不尽に生涯を終わらされた十代から二十代前半という若者達であるのもまた真実なのだ。
雄二は『タイムリープ』で高校生になってはいるものの中味はおっさんなのだ。
そこに『神力』が加わり、思考が遥かにアップグレードされている訳だから依存したくなるのも仕方ない事だろう。
なので雄二も一旦この件は保留にする事にした。
────話を嫁らに戻そう。
最初は戸惑い、緊張もありでぎこちなかった心愛と里緒奈も次第に解れていき、随分打ち解け始めてきた。
「じゃあ^^そゆことでぇ・・・・お風呂に入って裸同士のおつきあいぃ~☆彡」
思考や言動が雄二に通ずるものになってきた詩織のその一声で嫁全員で宮殿5階にある展望大浴場に向かう。
「かっぽーん!!」
純の息子と言う設定になっている大樹も一緒なのだが、三歳児にして雄二に負けず劣らず無類のおっぱい星人に成長していたのだ。
やはりこれも『前・世界』において実父であった雄二の摩訶不思議エロDNAの影響なのだろうか?
決して大きいとは言えないルネや圭子らのささやかな膨らみだろうが、アリーやメルらのような爆乳だろうがお構いなしに尽く吸い付いてくるのだ。
そして初めてお目にかかる心愛や里緒奈のソレも例外なく大樹にロックオンされるのである。
「っ!!きゃっ!!」
意表を突かれボッチに吸い付かれた里緒奈が悲鳴を上げる。
片方をしゃぶりながらもう片方も指でうにうにと容赦ない。
やはり雄二譲りに違いない。
「ごっ、ごめんなさいねぇ;;;誰に似たのか…この子ったらもう(-_-;)」
母親の純としては多少気まずげに里緒奈へと平謝りする。
「ホント大ちゃんはおっぱい好きよねぇ!^^;」
「おぱぁいしゅきぃ♪キャハハハ(≧▽≦)」
大樹も自覚があるのか、大小さまざまなおっぱいに囲まれてテンションMAXである。
三歳児だから良い様なものの、立派なセクハラ行為だ。
それにしても雄二より先に心愛と里緒奈のオムネ様を拝むどころかモミモミチュウチュウするとはっ!
色んな意味において既に二代目の風格が漂っている大樹くんなのであった。
「旦那様以上やもしれませんね♡♡♡♡(苦笑)」
「うんうん♪雄二くんも相当だけど、この子も大したもんだわ!w」
「ユージ様もお小さい時からこんなだったのでしょうかぁ?」
「そだねぇ^^だぁりんはぁ小さい時からおっぱい大好きだったよぉ♡♡♡♡」
「┐(´д`)┌ヤレヤレ・・・・」
雄二は彼のあずかり知らぬところで散々な言われようをされていた。
「ふぇくしょぉんっ!!・・・・・・・・」
そろそろまた飛ばすか・・・・(謎)
あくまでも本作はフィクションです。
実存する人物・物体・事象とは一切関連はありません。
ご了承下さい。




