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俺ってばぁ、何か知らんけど神超えちゃったみたいなんだけど?えっ?好き勝手しちゃっていいのぉ?  作者: 未だ厨二病な翁(じいじ)
第一章 過去への帰還 ~中学時代~
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プロローグ その二 神達の困惑、焦燥

お世話になります。(o*。_。)oペコッ

やっと続きが完成しました。w

お待たせしました。  えっ?別に待ってないって?(^_^;)

ま…まあ、、そう言わずにおつきあいしてください。。お願いしますよ(´;ω;`)ウゥゥ

と、とにかくめげずに投稿します。(汗;;

予告通り、今回は舞台背景とか設定を説明する感じでプロローグの続きとします。

説明文になってるので非常に読みづらく、わかりづらいかもしれません。

文章力、表現力が不足してますね。。。ごめんなさい。

好き勝手な妄想垂れ流しです。。ご容赦ください。


 それ(・・)は広大な宇宙のとある空間に突然、誰にも気づかれることなく現れた半透明な黒いシミのようなもの。

恐らく何かのはずみで偶然に生まれた空間のヒズミ?あるいはおできのような取るに足らない物のはずであった。

いつからか定かではないが、やがてそれ(・・)は周囲に存在するエネルギーを取り込みながら徐々に密やかに、ゆっくりと成長し始める。

いわゆる『ダークマター』の一種である。

不思議な事にそれ(・・)の存在は他からは認識されにくく、その成長を妨げるものは何一つなかった。

実はそこには全宇宙に影響を及ぼしているいわゆる"宇宙の意思"に反目するもう一つの力が働いていたのだ。

 そしてその半透明な黒いガス状のシミ=負のエネルギーを蓄えたダークマターがどんどん大きくなり、いつの間にか一番近くにあった小さな星を飲み込んでしまっていた。

飲み込まれた星は星としての活動を止められ、黒く澱んだ霧で覆われていき、朽ち果ててしまうのであった。

留まる事を知らないその黒く澱んだ霧はどんどん周りを侵食していき、まるで自身に意思があるかのように超加速して驚異的な成長を遂げるのであった。

いや、そこには確かに意思が存在した。

負の感情、負の物質、負の意思それらが折り重なり巨大なダークマターの集合体として更に周りの健全な星々を侵食して取り込んでいった。

あくまで誰にも認識されず、ゆっくりと・・・じわりじわりと・・・。

"反目の力・負の力"により目くらましされていたのだ。気が付いた時には既に侵食が進み、手が付けられない状態に陥っていった。

やがてはその中心核が全てを吸い込み、全てを腐らせ、全てを負のエネルギーに変換させ、全てを朽ちり尽くす超巨大ブラックホールを有した『極暗黒大星雲』を形成していった。



ところ変わって

まったく違う場所に存在するとある銀河。そこは地球人の言うところのいわゆる【天の川銀河】といわれる一つの星々の集合体。

我々が生存する地球を含んだ太陽系もそこのごく一部として組み込まれている。

この【天の川銀河】は遥か昔、宇宙の意思に応じた原初の神(カオス)そしてその子孫にあたるアイテル、ウラノス、大地の女神(ガイア)によって生み出されたものを元に成長した一つのコスモス(宇宙)である。

誕生して130数億年以上たった現在では数千億個の恒星とそれに連なる数多の惑星、衛星で形作られている。直径は約10万光年、厚みは約1000光年の大きさで地球人類による分類としては棒渦巻銀河の一つとされている。

 ここで宇宙の構成について説明しておこう。

先に挙がった【天の川銀河】のようなまとまった星々の集合体(銀河や星雲もしくはセイファート、クェイサーなど)、それこそが宇宙の最小単位である【ミニマム・コスモス】である。

この【ミニマム・コスモス】が数千兆個、規則的にまとまった集合体になるものが【ミディアム・コスモス】といわれる中型宇宙である。直径数千極光年前後にもなる。地球に住まう我々人類が確実に認識できる宇宙はこの【ミディアム・コスモス】のごく一部に過ぎない。

尚、【天の川銀河】が所属する【局部銀河群】並びに【おとめ座超銀河団】もこの【ミディアム・コスモス】のごく一部分に過ぎない。

21世紀においてようやく『ハップル・ウルトラ・ディープ・フィールド』と命名して推測の域ではあるが、人類が全天として認識するのはこの【ミディアム・コスモス】の一つに含まれた塵にも満たないほんの一部分という事になる。

そして【ミディアム・コスモス】がやはり数十億ひとまとまりになったものが【ラージ・コスモス】であり、直径およそ数千阿伽羅光年に及ぶ。

更にこの【ラージ・コスモス】が数百億集まった集合体が【グレート・コスモス】とされ、直径約数千禰摩光年にも及ぶ。

同じように【グレート・コスモス】が数千億、まとまった集合体が【ヒュージ・コスモス】。

そのまた【ヒュージ・コスモス】の数千億に及ぶ集合体が【グランド・コスモス】。

そして最終的な全宇宙の形として形成されているのが【グランド・コスモス】を数千兆束ねた、やや横長の球体状な【マキシマム・ユニヴァース】である。

大きさは直径九千九百九十九不可説不可説転光年、直径、高さ、奥行きの比率が3:2:3とされている。

したがって宇宙の大きさはあくまでも有限なのである。「無限の宇宙」などと断定して宣ってるのは愚かな地球人類だけなのである。ただあまりにもその規模が大きい為、"無限"で片付けられてしまっているだけなのである。

尚、この【マキシマム・ユニヴァース】のほぼ中心には『ネイティブ・コア』という“原初・始まりの宇宙”の核が強固なシールド及び周囲を『超巨大ブラックホール』で守られており、何ものにも干渉は不可能である。

また、コアの内部には「森羅万象(あらゆる事象の記録)」が刻まれている【アカシック・レコード】が含まれている。そしてこのネイティブ・コアそのものが"宇宙の意思"なのである。



ここまでの説明のように【天の川銀河】という固有名を持った()()()()()も全宇宙である【マキシマム・ユニヴァース】から見れば"塵"にもならない微々たる存在でしかないのである。

 そんな【天の川銀河】を長きにわたり管理しているのが‘原初の神’の子孫であり、後継者である『ゼウス』を中心とした多くの神々とその従者である。

彼らは『主神』といわれるもの、その下に仕える上級神、更にその下の下級神、そして神の見習いである従属神、神の使徒である天使、精霊等で構成されている。

 尚、彼らには地球人の勝手な考え方「宗教、思想」の相違により、様々な呼び名や解釈が存在するが、基本的には同一の存在である場合が多い。

インド発祥でその後、中国や東南アジアに広がり、やがて日本にも根付いた仏教。その仏教でいう仏、如来等も結局は『ゼウス』ら主神の下に来る神の一柱もしくはその使徒の別名にすぎないのである。

 又、【天の川銀河】以外に存在する数多の他天体宇宙にもそれぞれ"宇宙の意思"に従い管理する存在が居る事は言うまでもない。

 加えてここ【天の川銀河】には彼ら、神々とその眷属達と同等の者らも存在する。

元々は同じ仲間であった彼らが長きにわたる見解の違いや目的意識の違いなどから袂を分け、ゼウス率いる神々と対極する存在になった者たちである。

冥王ハーデスやオーディーン、シヴァ等他の神々然り、魔界に君臨するサタン(ルシファー)、ベルゼブブ等の悪魔、死神グリムリーバ、アスタロト、邪神などなど…こちらも数多である。

"聖なる"神々とその眷属、そして"闇なる"魔のものとその眷属。。。これらは人間の心が生み出す妄想とされがちではあるが、実際に存在している。人間が目にすることが出来ないだけなのである。

 そしてその"聖なる"神々が住まう神界は【天の川銀河】にいくつか点在するが、その中の一つに『ゼウス』の姿があった。

繰り返すが、『ゼウス』はあくまでも【天の川銀河】のみの管理者であり、【天の川銀河】の外には出た事もない。

彼は建立されている神殿でいつものようにモノリスを眺めていた。

このモノリスは管理している宇宙空間を監視する為の神器である。

 するといきなり、モノリスが震えながら色を変え、点滅しだした。普段は半透明なエメラルドグリーンのはずなのに、禍々しい澱んだ黒色に。

こんな事は未だかって経験したことが無かった『ゼウス』は嫌な予感を感じ、直ちに全ての神々と眷属達に調査させた。

同時にこの【天の川銀河】で唯一『ゼウス』にのみ許可されている【アカシック・レコード】へのアクセスを試みた。

しかし遥か気の遠くなるような距離へのアクセスのため、上手く接続出来ない。何度も何度もかなり時間を要して漸く接続を果たし、情報を取得できたのだが、それは誰も予想だにしなかった衝撃的なものであった。

〖宇宙全体が"負の意思"の力を内包したダークマターからなる集合体『極暗黒大星雲』に侵食され、朽ち果てていっている〗

その事象が判明するや否や、各地で調査に当たっていた部下達からも驚くべき事実が次から次へと報告されるのである。

「この【天の川銀河】の周囲に点在する【ミニマム・コスモス】の多くが黒く澱んだ霧に包まれてしまっており、このままではココも取り込まれる可能性が非常に高い」というものだった。

 さしずめ『ゼウス』は他の神々にも協力を得てとりあえずは、結界を張る事にした。できる限り強固な結界を。

そして『ゼウス』は「幸い、まだ『極暗黒大星雲』がココに及ぶまでにはかなり距離がある。しかし、恐らくはこの結界ではそう長くは耐えられまい。」と、考え焦燥し、悩みはじめた。

「我の力のみではとてもではないが、防ぎきれないだろう。。。。うーーん・・・どうしたものか?・・・いったいどうすれば??・・・」

この時の『ゼウス』はあまりの事態に動転してしまい、気付いていなかった。

既に周囲の宇宙は尽く『極暗黒大星雲』に侵食され、朽ち果てているというのにこの【天の川銀河】だけは何故か無事である事に。ましてや、それが"宇宙の意思"により『極暗黒大星雲』への対応策である事を。無意識のうちに『ゼウス』自身がそれに導かれて動かされていることを。

結局、大いに悩み苦しみぬいた『ゼウス』はとうとう何の根拠も脈絡もない思い付きを口にする。

「我の力をどうにか増幅させる事ができる“魂の器”を探してきて我の力を注ぎこんでみてはどうか?」

 あまりにも短絡的で神らしからぬ浅はかな考えではあったが、それ程までに追い込まれてしまっていたゼウスにとってはそれこそ、藁にも縋る想いであったのだ。

その為、そんな出鱈目な方法を実行する以外、打開策が見いだせなかった。

だが、この短絡的で出鱈目な打開策こそが"宇宙の意思"に導かれし最も有効で最良な方法になるのであった。『ゼウス』は最後まで分かっていなかっようだが。

直ちに『ゼウス』は全神々、全眷属に条件に見合う魂を探させた。

 普段は考え方が違う理由で別行動をするスタンスのオーディーンやハーデス達、更には敵対しているはずの闇の支配者達にも事情を説明して協力を仰ごうとしたが、彼らはあくまでも「我、関せず」を貫いていた。

 ゼウス自らも必死にあちらこちら飛び回り、適合する魂を探し続けた。

探して、探して、ただひたすら彷徨い続け、探し回った。

 そして漸く、他のそれとは明らかに異なる、歪だが確かに内包量がかなりありそうな“魂の器”を探し当てたのであった。



 その“魂の器”は【天の川銀河】の中心から約3万光年の位置。太陽系第3惑星、そこに住む人類自ら『地球』と称するほんのちっぽけな惑星。その星のこれまた小さな小さな島国『日本』にいた(・・)

その魂の持ち主はたいそう不遇な境遇にあり、荒んだ人生(あゆみ)を辿っていた。

 しかしながらその魂には他の者を寄せ付けない圧倒的な何かが感じられた。唯一絶対的な何かが。

すかさず『ゼウス』自らこの魂の持ち主に呼びかけた。

 微々たる、ほんの微々たる、取るに足らない存在であるはずの≪稲村雄二≫という人間に。

甘い口車でどうにか説得を試みる神であった。

そしてついに神々の勝手な都合を押し付ける為の丸め込みに成功する。

言質を取るや否や、『ゼウス』はかなり強引にその人間(雄二)を身体ごと神界の中にある神殿に転移させたのである。

いきなりの転移と同時に雄二はなすすべもなく、意識を刈られる。

間を置かず、全神々とその眷属達が見守る中、『ゼウス』は横たわる雄二に手を翳し神の力を注ぎこみ始めるのであった。

その傍らにはゼウスの忠実な使徒である大天使『ミカエル』が控えていた。

 徐にゼウスは神の力を雄二に注ぎ込みながらミカエルに話しかけた。

「此度は誠、忌々しき事態よのぉ。。。最早、何が起きてもおかしゅうない状況じゃて。故に我に何かあった時は其方が他の者と助け合い、この場を乗り切るのじゃ。。。。よいな?」

このような言葉を聞いたミカエルは悲壮な表情を浮かべながらも僅かに微笑みながら黙って頷くほかなかった。

暫くすると、突然『ゼウス』の顔に今まで見た事の無いような驚きの表情が浮かんでいった。

同時に雄二の体が光りだし、更には間髪を置かず、ゼウスの体が段々薄く霞んでいく。

周囲の者が呆然とする中、ついにはその場からゼウスの体が消え去ってしまった。

 しかし事態はそれだけでは収まらなかった。

忽然と消えてしまった最高神に騒然とする中、雄二の体が今まで以上に眩いばかりに輝くと同時にその場に留まっていた神々(残りのオリュンポス12主神たるアポロンやポセイドン、アテナやアフロディーテ達、更にはその配下である上級神、下級神、従属神、果ては熾天使や種天使など上位天使…等)が根こそぎ雄二の体に吸い込まれていき、その場から消えた。

このような状況の中、残されたのは神々の使徒たるミカエルをはじめとする下僕(しもべ)達のみだった。

「な・な・何が・・・いったい何が起こっているのだっ⁈」

そこに残された者たちは皆、狼狽し恐れ慄いた。

が、未だかってない未曾有たる驚愕の事態は神々の神殿だけに留まらなかった。

なんと魔界、冥界など様々な界層に於いてもその場の(あるじ)達が尽く姿を消していった。

 後に判明する事だが、これに乗じて秘かにではあるが、【天の川銀河】以外の既に『極暗黒大星雲』に侵食され、朽ちたはずの数多のコスモスや星々からも弱弱しいものながらも力らしきものが雄二に送られていたらしい。それこそ"全宇宙"から。

 こうしてしばらくの間、様々な処から『エナジー(ちから)』を吸収していった【雄二の体】はやがて、それまでの輝きを遥かに上回る強烈な閃光を放った。

ミカエル達はそれに耐えきれず、一瞬目を閉じてしまった。

 数刻置いてその閃光が収まり、視界が回復するのだが。。。

 この場所にあったはずの、あるべきはずの()()()()があろうことか綺麗さっぱり消え失せてしまっていた。

 もはやミカエル達は声を発することも叶わず、ただ ただ 呆然自失に陥り、そこに立ち尽くすだけであった。




 時は幾年(いくとせ)か遡って。。。。。。

 西暦1974年11月末・・・ここは日本のとある大都市のとある大病院にある病室(個室)。

 およそ4か月前に突然意識を失くしたまま、昏睡状態に陥っていた少年が一人。

彼は名前を【稲村雄二】といい、14歳になる中学生である。




  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



    さあ、期は熟した!これから、ここから『俺のターン♪』

      It's Show Time!!








拙い駄文で。。。重ね重ねすみません。

次回から本編に移り、物語がいよいよ本格的に動き始めます。


徐々にのほほんとした日常になるはずです。

宜しくお願いします。

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[気になる点] 前書きが長い。 1話目から続けて読むと前書きで 気持ちがリセットされた気がする。 一行程度なら気にしないんだけど 長くなるなら後書きにして欲しい。
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