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俺ってばぁ、何か知らんけど神超えちゃったみたいなんだけど?えっ?好き勝手しちゃっていいのぉ?  作者: 未だ厨二病な翁(じいじ)
第二章 未来の為に… ~高校時代そしてテイクオフ~
170/216

本編 第040話 あーっ!夏休み⑧ ネオアースにて その四

いつのまにか季節は梅雨です^^


やっと更新できましたww

二週間間隔を目指しますが、あくまでも目安です。基本は不定期でww

菜摘の祖母であるナミお祖母ちゃんを新たな家族として宮殿に迎え入れた事により一層騒がしくなってきた雄二達。

嫁らは全員は菜摘の祖母という事もあり、快く歓迎した。

特に最近 自分の祖母を失くしたばかりの秀美はすぐに懐いた。

そしてここ『ネオアース』の時間軸で数日が過ぎて行った。

その間、菜摘専属お世話係メイドであるチェリエルと新たにナミお祖母ちゃん専属お世話係として配属されたレニエルにより、『ネオアース』や『トゥルリバパラピア帝国』についての説明がナミお祖母ちゃんを対象に行なわれた。

一度教わっているはずの菜摘も何故か一緒に説明を受けていた。

加えて宮殿内の各設備や部屋の案内、説明も行なわれていった。

ナミお祖母ちゃんの居住空間は雄二が気を利かせて菜摘のそれと隣接するように設置され、互いの部屋を行き来できるようにした。

ナミお祖母ちゃんの部屋も無論【空間拡充】されており、畳の間も20畳確保されている。

備え付けの家具、設備も70年代日本ではあり得ない代物ばかりである。

ナミお祖母ちゃんもさすがにその非常識な物の数々に驚きの連続だったが、すぐさま「雄二さんだからw」と色々諦めていた。

特にナミお祖母ちゃんが手放しで喜んでいたのは地球と全く変わらず視聴できるTVである。

しかも当時の日本にはまだ存在していない液晶大画面TVが各個人それぞれの部屋に設置されている。

当時の某国営放送と民法各局の番組は当時の時間帯のままリアルタイムで受信できるのはもちろん、何と21世紀仕様のBS&CSも全て放送されているのだっ!

時代劇好きのナミお祖母ちゃんは大喜びで時代劇専門のCS放送を観ていた。

おまけに様々な映像ソフトがいつでも好きなだけ視聴できるようになっている。

「黄門様とか杉様がいつでも観られるなんてここはホント極楽だねぇ♪ありがたやありがたや^^」

最近では孫の菜摘に口癖のようにこんな話をしているらしい。

ちなみにだが、()()()の一般国民世帯でも普通に70年代の全世界のTV番組が視聴可能である。

それぞれ好きな国の番組が観られるようになっている。

{もう今更だが…相変わらずのご都合主義である。}

オリュンポス神界最後の処女女神アテナのおしかけ、そして菜摘の祖母であるナミお祖母ちゃんの迎え入れとびっくりイベントが立て続けに起こり、騒がしかった宮殿もようやくいつもの日常に戻りつつあったとある日。

この日も嫁らはいつものように5階にあるラウンジルームで寛いでいた。

雄二も今回ここに来てからは重臣達との国政に関する打ち合わせや要望への対応、一般国民への顔見せ等の公務に追われていたが、やっとそれらから解放されたのでラウンジで大樹やルーシェの相手をしながらまったりしている。

嫁同士も随分と仲良くなってきているようで雄二としてもひと安心と言ったところ。

ただ、かなりの確率で雄二の黒歴史等が話のネタにされているようだが。

(ま、まぁ…これぐらいは話題提供ってことで我慢せなあかんか;;)

そんな雄二をナミお祖母ちゃんは生暖かい笑顔で、

「雄二さんもこれだけ沢山のお嫁さんの相手をしないとだから大変ねぇ^^」

当初は雄二に対して畏れ多いとばかりに謙った物言いだったのだが、雄二自身が頼み込んでどうにか砕けた口調で話してもらえるようになってきた。

孫である菜摘も自分の祖母の存在が非常にいい安定剤になっているようで、随分と周りとも打ち解けて活き活きとしてきた。

(そろそろ頃合いやな♪)

全員が揃ってゆるゆると寛いでいる中、雄二の口から新たなイベント開催の予告が放たれた。

「明日、みんなでちょっと散策に出かけるべ^^」

その言葉に最初に反応したのはやはり秀美様だ。

「散策ぅ~?どこに?」

「ん?フッ…ここから遥か南に浮かぶ孤島にや(^^♪散策ちゅーより冒険やなw」

含み笑いを浮かべながら答える雄二に良江がまず、

「・・・・・私...イヤーな予感しかしないんだけどぉ?」

目を細めながらチクリ。

「あらぁ~偶然ね^^良江ちゃん!私も今 そう言おうと思ったのよw」

即座に瞳が良江に同調すると、それを支持する意味で圭子、恵、まどか、柚姫ら主に学生組がしこたま首をブンブン振る。

詩織、マリアそして元々の神界関係者らは小さい子を見るような眼差しで雄二を見ている。

地球のお姉さん組である純達も似たような感じだ。

一方、地球外組は何故か期待に満ちた目をしていた。特にルーシェはまたどこか知らない所へ出かけられる事が嬉しくてはしゃいでいる。

傍らにいるナミお祖母ちゃんは相変わらず生暖かい微笑みだ。

「婆さんはゆっくり『中○主水』でも観ながら留守番をしとくわ^^」

どうやらナミお祖母ちゃんは辞退するらしい。

そんなナミお祖母ちゃんの為に雄二は彼女と同じ時期、同様にここ『トゥルリバパラピア帝国』へと転移して来てもらったお年寄りの幾人かを急遽ではあるが、帝城付近に誂えた高齢者養護施設に転居させた。

そしてその施設と宮殿との行き来する為の扉を1階 玄関ホールに設けた。

もちろんこの扉を潜れるのは雄二が許可した者だけにしてあるし、潜った際のお知らせコールがサリエル、ライラ、レニエル、そして菜摘に伝わるようになっている。

やはりいくら温厚で穏やかな人格者たるナミお祖母ちゃんであっても周囲が全て孫とも言える女性達で取り囲まれていたのではストレスも無いとは言い難いだろう。

ジェネレーションギャップも多分にあるだろう。

同年代の人間とも気兼ねなく過ごせる機会を設けた方が健全だろうと雄二が考えたのだ。

いわゆる“茶飲み友達”である。

さておき、、、明日の予定が雄二によって決定され、嫁らはそれに向けて体調を整えて万全を期す事にした。

幾人かは若干…いや大いなる不安が頭から離れないでいる様子ではあったが。



翌朝、朝食を摂り終えた雄二らは幾らかの休憩および準備時間を設けた後、宮殿から出て宮殿の乗っかっている土台の上を歩く。

初めてみんなとこの宮殿に来た時に“空飛ぶお船”に乗船した場所まで辿り着いた。

嫁らもなんとなく予想はしていたが、ココまで連れて来られた事によりそれは確信に変わった。

既にこめかみに手を当てている者もチラホラ。

「・・・はあ...で?雄二君?今日はどうやって移動するのぉ?」

その一人 良江がため息交じり、やや冷めた目で雄二に問う。

雄二は彼女から視線を逸らし、無言で人差し指を空に向ける。

そこにいるみんなが一斉に空を見上げる。

蒼く澄んだ空が広がっていただけだったのだが、数秒後 ソレは姿を現す。

その姿は・・・

「シュピーゲr「うぉっと!ちゃうでぇ!あくまでも参考にしただけやっ!」・・・・・・・・・」

ソレを見てすぐさま反応した良江が思わず固有名詞を言いかけたが、雄二によって阻止された。

そうなのだっ!相変わらず中二病な雄二が今回、移動手段として嫁達に披露したのは○映制作の特撮TV番組『キャプテン・ウ○トラ』に登場した空想上のメカに激似の平ぺったいフォルムだったのだ。

「似とるけど()()みたいに分離合体はせんから^^;;」

よく見ればなるほど確かに本家よりは厚みがある。

弟がおり、よく一緒になって特撮番組を観ていた良江はこのように反応してツッコミを入れて来るのだが、他の嫁達には馴染みが薄い為、苦笑いするだけだった。特にこの番組は少々マニアックで他のシリーズと一線を画していたので、それほど一般受けされない不遇の作品だった。

ともあれ雄二が全員を機内に転移させ、目的地に向かって発進する事にした。

「雄二君ってこんなのも創っちゃうんだぁ?w」

雄二の創ったいわゆる“中二病メカ”に初めて搭乗した菜摘が目を丸くしてそんなセリフを漏らすと、

「イヤイヤイヤ…こんなもんじゃないよ?なっちゃん先生!!」

「そうそう!他にも宇宙○艦ヤ○ト、ウル○ラホーク、サンダー○ードもあるんだからっ!!」

圭子が即答し、良江が補足する。

(いや、あくまでもモチーフにしとるだけでそのモノずばりパクリとちゃうでぇ!)

密かに心の中だけでのツッコミに留める雄二。決して口に出す事はしない小心者だ。

「ああっ!そぉいえば私、ガッ○ャマンに出て来るゴッドフェ○ックスにも乗ったよん♪」

ニッコリ顔の詩織がノリノリで話しに加わって来た。

更にルーシェが追い打ちをかけるように、

「ルーシェはぁゆぅえふおー?がお気に入りですぅ~☆彡」

と無邪気にはしゃぐのだった。

「雄さんには叶わない事なんて無いんじゃないのぉ?思い描いたものを何でも創っちゃうみたいだし;;」

純も大樹を抱っこしつつ、呆れるように呟く。

大樹もまた新しい乗り物に乗れて頗るご機嫌だ。

雄二の創りだす中二病全開の乗り物の話題で盛り上がっている中、シュピーゲ…もとい飛行艇はマッハ20の速さで飛行を続けて行き、数十分ほどで目的地である南海の孤島上空へ到着した。

飛行艇を上空で停止させた状態で雄二は皆を連れてこの島の砂浜に転移して上陸する。

ここは雄二達専用のプライベートビーチとしている島から更に離れた南海に浮かぶ孤島。

もちろん、まだ誰も実際に足を踏み入れていない。

常夏の島だけあって陽射しが非常に強い。なので雄二はすぐさまこの島を覆う様に『UVフィルター』なるものを上空に設定する。

「なあに?お兄ちゃん、ココって新しいビーチなのぉ?」

(ひでみ)が何気なく尋ねてきた。

「いや、今日は海水浴ちゃうよ^^とりあえずみんなで俺についてきてくれ(^^♪」

雄二はそう笑って答えると、一緒に連れてきた大樹を肩車して内地の方へ歩き始めた。

言われた通り、嫁らはゾロゾロと雄二の後について歩き出す。

砂浜から数分歩くと南国特有の草木が鬱蒼と生い茂る所へ出た。

でも人が通れるような道は出来ている。

((無人島のはずじゃ?))

ある程度分別が判る年齢に達している者ならそう思っただろう。

更に数分、奥を進んでいくと辺りが開けてきた。

そしてそこには明らかに人工の建造物=“無人島にあるべきではない物”がその姿を現した。

外観は趣のある古びた結構大きな洋館即ち屋敷の様だった。

雄二に連れて来られた全員が戸惑う中、代表して目の前の建物を指さしながら、

「ゆ、雄二さん?これはいったい?・・・・」

と訊いて来たのはアリーだった。

「んん?^^ここは俺が創った迷宮=ラビリンスやね(^^♪」

「迷宮・・・・」

「せや^^今から皆をいくつかのグループに分けてこん中を探索してもらうから♫」

「・・・・・・・・・えええぇぇぇ~~!!!???」×雄二の嫁全員

綺麗にハモって驚きの声を上げる嫁達。

雄二は頭の上に乗っかっている大樹をおろして純へ渡す。

「大ちゃんもママと一緒に冒険しようね(⌒∇⌒)」

「あーいっ(^^♪」

「主様は参加されないので?」

「自分が創ったラビリンスなんやから意味ないやんww」

「あ・・・・・」

「ちゅーことでまずリーダー決めるで?A班はマリア、B班はアリー、C班はアテナ、D班はヘスティア、E班はしーちゃんって事で^^」

どうやら5つのグループに分けられるようだ。

他のメンバー構成は以下の通り。

A班:マリア、圭子、メル、ルーシェ

B班:アリー、良江、恵、柚姫、デュオン

C班:アテナ、ルネ、純(+大樹)、瞳、秀美

D班:ヘスティア、カーミラ、まどか、文乃

E班:詩織、エリー、ガブリエル、菜摘

(フム...こうして改めて並べてみると、よーもまー;;こない集まったもんやなぁ(呆))

誰のせいだかっ!{まるで他人事のような言い草であるっ!まったくこの男はっ!!}

「じゃあ5分おきにひとグループずつ中に入ってもらうでなっ!何を競うでも無いし、単純に余興として楽しんでもらうだけやからww」

雄二はわざとらしい爽やか笑顔で言い放つ。

「特に危険を伴う仕掛けがある訳やないから大丈夫やw俺が大事な嫁をそないな目に遭わす訳ないやろ^^」

「っ!!ほわわぁ~ん♡♡♡♡」×雄二の嫁全員

例によって雄二特有の強力スキル【女たらし】が発動する。

たちまち辺り一帯が桃色空間になって行ったので雄二は咄嗟に【状態改変】を行使して正常に戻す。

「ほな最初はマリア組から入ってくれるか?ああ、それから俺は全員が入りきったら別室のモニタールームに待機して万一何ぞトラブルがあった時の為に待機しながら監視しとるから^^」

こうして5組のグループに振り分けられた嫁らは言われた通り、順次 迷宮へと入って行くのだった。

────ここでこの迷宮について簡単に概要説明をしておこう。

外観は中世ヨーロッパ貴族の屋敷を彷彿させる佇まいだ。

玄関のドアを開けるとまずホールになっている。

そのホールにはⅠ~Ⅸの札が記された9つの扉が用意されている。

この扉の選択機会は一度きりで、一旦いずれかの扉に触れたらその時点で決定され、残りの扉は自動的に消滅する。

しかもホールに足を踏み入れて3分以内に選ばないと自動的にランダムで扉が決定されてしまう。

ちなみにどんな部屋が用意されているのかというと?

・ラスボスが魔王になっている魔界ワールド

 →いわゆる典型的なラノベorRPGな世界観エリア

・ドラゴンがラスボスになっているモンスターワールド

 →こちらももろRPG“ドラ○エ”風味

・世界征服を企む悪の秘密結社と戦うパラレルワールド

 →シ◦ッカーみたいな敵と戦うアレ

・巨大昆虫軍団が地上を蹂躙しているインセクトワールド

 →ハリウッド映画にあったような(謎

・地球侵略を目論むインベーダーと戦うスペースファンタジー

 →こちらもよくあるSFもの

・謎のウィルスの蔓延によって大量発生したゾンビを殲滅するダークファンタジー

 →バイオなハ○ード的なヤツ

・お宝とトラップ満載の王道ダンジョン

 →これもいわゆる…以下同文

・とある条件のネコさん探しの冒険が待っているファンシークエスト

 →??なんだこれ?

・ゴールを目指しひたすら道なき道を突き進むオフロードレース

 →チキチキのようなレースするやつ

いずれも中二病風味が炸裂した仕様になっており、無論 雄二により途轍もない空間拡張されている。

いわゆる21世紀でいうところのVRMMO(仮想空間オンラインゲーム)をもう少しリアルにし直感で体験できるようにした仕様である。

全てのグループが館内に入ったのを見届けた雄二は早速 上階にあるモニタールームに移動した。

これまた21世紀仕様のゲーミングチェアに腰かけ、目の前にあるいくつかのモニターに目を向ける。

真ん中に大きなモニターが、そしてそれを取り囲むように小さめのモニターが5台、壁に組み込まれている。

5台のモニターにはそれぞれのグループが選んだエリア、選んだメンバーの姿&動静が逐次映し出されている。

雄二が着目点を切り替える事で真ん中の大画面モニターにセレクトしたエリアがクローズアップされるようになっている。

{呆れ返るほど中二病である。}

「フム...どうやらそれぞれ行き先が決まったようやなw」

誰に言うでも無しに独り言を漏らしながらモニターを見つめる雄二。

マリアらA班が入ったのはインベーダーと戦うシューティング系のイベントエリアだ。

準備された宇宙船に乗って襲い来るインベーダー達を撃って撃って撃ちまくる。

普段からプレイルームでこの手のゲームでよく遊んでいるルーシェが大活躍している。

(な、なんかいつもの純真無垢なルーシェと目つきがちゃうんやけどっ?;;;)

雄二は少なからず後悔するが、もう遅いっ!『覆水盆に返らず』である。

(お…俺の可愛いルーシェがぁぁっ!!!Σ( ̄ロ ̄lll))

B班が入ったのは悪の秘密結社と戦う世界だった。

(ちょうど5人やし、戦隊ものにしとこ♪)

秘密結社のアジトに乗り込んで壊滅させるストーリー仕立てであるようだ。

うようよいる戦闘員を五色のコスチュームに身を包んでなぎ倒すアレなのだが、今回は女性戦隊になっている。

良江、恵、柚姫はコスチュームを見た瞬間、元ネタが判っているだけに呆れと羞恥で頭を抱えていた。

アリーも判ってはいたが、そこは大人の余裕でやり過ごす。何故かデュオンは喜んでいる。

C班は安パイ的なダンジョン探索を選ばせた。。。この時点でおわかりのように各班が扉を選んだ時点で雄二の意向を反映した世界へ繋がるようになっているのである。

(C班には大樹も秀美もおるしなw一番ユルいやつでええわなww)

・・・という事らしい。

トラップも設置してはあるが、危険な物はなく、せいぜいスライム出現や振り出しに戻る程度である。

お宝の方はおもちゃだったり、スイーツだったり、アクセサリーだったり様々だ。

D班のヘスティア達にはゾンビと遊ばせる事にしたようだ。カーミラは本物のアンデッドを実際見ているようだし問題は無さそうだ。意外にも文乃がホラー映画が好きらしく、意気揚々とゾンビどもの頭をショットガンでぶち抜いてほくそ笑んでいる。

(・・・・・文乃?…まどか?・・・(;・∀・))

前述のルーシェといい、この文乃といい、この時代にまだ存在し得なかったソフトを雄二が持ち込んだのがそもそもの原因である。まどかも然り、返り血を浴びても平気そうに笑顔で自動小銃をぶっ放している。

最後のE班にはせっかくなので勇者パーティーを構成してもらってドラゴン討伐&魔王討伐をお願いする事にしたらしい。

(勇者=しーちゃん、エリー=戦士、ガブリエル=魔法使い、菜摘=僧侶・・・みたいな?w)

毎度のことながら…ヤリタイ放題である。

エリーは元々姫騎士だったので戦う事には躊躇は無い。そこは理解できるのだが、詩織も何の躊躇いもなく平然と聖剣を振り回している。

やはり嫁の中で最初に、そして最も強く雄二により『神力』を注がれたからなのだろう。

詩織は全く自覚は無いだろうが、間違いなく雄二、マリアを覗けば最強なのだ。

菜摘もかなり耐性がついてきたようで、ドラゴンや魔物の群れを見ても大丈夫そうである。

あれだけ色々見せられたのだ!こうなるのも当然と言えば当然である。

このように雄二の嫁らはそれぞれのクエストを思い思いに楽しむのであった。

特に深刻なトラブルも無く、雄二が対応する事態にもならなかった。

もちろんそれぞれのエリアは雄二による【時空操作】されている為、時間経過が調整されており、各エリア内の経過時間はエリア外の10倍ほどの長さにしてある。

繰り返すが、各エリア内の広さも半端ない。

異世界が丸ごと、或いは宇宙がすっぽり収まった造りになっているのだ。

それぞれのクエストをクリアしてエリアを踏破すると自動的にメンバー全員が別室に転送されるようになっている。

転送先はこの屋敷の2階に設置された客室のような部屋。モニタールームのすぐ隣の部屋である。

嫁達を迎えるため、既に雄二も待機していた。

ほぼ同じタイミングで三々五々、転送されてきた。

念のため雄二は戻ってきた嫁達に順次【状態改変】と極弱【ホーリー・ライト】を施していった。

人数分のソファー、長めのローテーブルを設置し、彼女らに着席を促し、

「どないやった?^^」

雄二はクリームソーダやフルーツパフェをふるまいながら尋ねてみた。

「はい~ですぅ☆彡ルーシェはぁいーっぱいいんべーだあをやっつけたですぅ~♪とっても楽しかったですぅ~(⌒∇⌒)」

ルーシェがとってもいい笑顔でアイスを頬張りながら即答するのだが、この可憐でいたいけな少女が高笑いさえ浮かべながらビームを連射し、敵機を殲滅するシュールな絵面が脳裏に蘇った雄二は苦笑いを浮かべるのみだ。

ルーシェの発言に同調する様に幾人かが首肯する。

その後も概ね好印象な感想が嫁達から聞く事ができ、雄二としても満足のいくイベントとして幕を閉じられたのでひと安心といったところだろう。

「今度は別の扉へ行ってみたいなぁ^^あたしもマシンガンとかぶっぱなしてみたいしww」

物騒(バイオレンス)な妹の一言は聞こえないフリをして受け流すと決め込む雄二だった。

尚、それぞれ各エリアごとの詳細についてはまた改めて閑話という形で語られるかもしれないし、語られないかもしれない(謎)・・・・まさしく神のみぞ知る。




お次はなんでしょ?^^

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