表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺ってばぁ、何か知らんけど神超えちゃったみたいなんだけど?えっ?好き勝手しちゃっていいのぉ?  作者: 未だ厨二病な翁(じいじ)
第一章 過去への帰還 ~中学時代~
17/216

異世界編 第一話 異世界『ズゾロ』にて なぜか戦闘

お世話になります。


異世界編、本格スタートします。

戦闘シーンの描写って難しいですよね。

(ここって間違いなく『ズゾロ』ってとこなん?)

〔はい。間違いなく惑星『ズゾロ』にあるアヌメア大陸の人族の国の一つであるヴィトゥルブ王国国内にある国境沿いの草原です。〕

(ふむ。確かに少し地球と雰囲気が違うな。念のため『全権能』のレベルを100くらいにしとくか。)

設定変更を行った後、『第一の権能』で五感を研ぎ澄ませ、『第五の権能』の中の【状況察知】で現状を把握しながら進む事にした。

少々歩いていくと、生物反応があったので慎重に近寄ってみると、地球ではお目にかかれないファンタジーな生き物であるオークとゴブリンが何故か戦っていた。

(うわぁっ!やっぱ異世界に違いねぇ!感動だわ!)

いきなり王道な生き物に出くわし、大興奮の雄二であった。

オークは1体に対しゴブリンは5体だ。体格は違うが、数で勝っているゴブリンの方がやや優勢のようだ。

ほどなく、ゴブリンがオークの足首に錆びた鉄剣を刺した。倒れ込むオークに一斉に襲い掛かり、ついにオークの首を刎ねた。首が離れた胴体から赤黒い血が噴き出す。

「うへっ!きもっ!」と漏らしながらその場を後にする雄二。

草原を抜け、街道らしき幅の広い所へ出てきた。どちらに進むか考えていると、遠くの方から聞こえてくる悲鳴を拾った。

(おっ!またまたテンプレかっ?)と、思いながら悲鳴のした方向へ向かった。ここはせっかくなので直接この目で確認することにして現場まで行く。

すると、街道沿いのゴツゴツした岩肌付近でなんやら激しい金属音、剣と剣がせめぎ合う音が、それも複数聞こえてきた。

しかしよくよく見てみると、同じ鎧を身に纏った者どうしが、この状況を作っていた。

(ん?、、どうゆうこと?どう見ても同じ紋章の同じ鎧。味方同士だよなぁ?)

(どう見てもお互い、相手を殺しにいっている。訓練とかじゃねぇよな?)

目の前で繰り広げられている異様な光景に戸惑っていると、

「貴様らっ!王家に牙を向けるとは何事だぁっ!血迷うたかぁ?」

「ふんっ!どのみちこの国はゲヴァール様のものになるんだよぉ!」

「姫には人質として働いてもらうんだよぉ!」

「ま、まさかそんな…ゲヴァール公爵が謀反を?!」

「ひ、人質だとぉ?!」

「ぐへへへっ、そうよっ!人質になった後はゲヴァール様にたーっぷりとなっ!」

(うほっ!モロテンプレやんっ!というか、言葉がわかるしぃ♪)のんきに雄二がそんな事を考えていると、

突然横から火の矢が数十本飛んできた。どうやら魔法を使える者が潜んでいたようだ。

(きた~~~~~っ!!キタコレ♪魔法きた~~~っ!!)ひとりテンションMAXの雄二。

ただでさえ数的に劣勢である王家側の騎士達は、魔法使いの登場によって完全に窮地に立たされる。

やがて豪奢な馬車の扉がこじ開けられ、これまた豪奢な衣装に身を包んだ少女が姿を現す。

必死にその少女を守ろうとメイド姿の少女が二人。しかし無残にもメイド姿の少女のうち、右隣にいた少女が切り裂かれる。

(やべっ!見ている場合じゃねぇわっ!)

漸く、ここで雄二が動き出す。

まず雄二は姫様と思しき少女に今にも掴みかかろうとした騎士にタックルをかます。

身体能力が一般的成人男性の100倍になっている為、タックルされた騎士はけっこうなスピードで真横に真っすぐ飛ばされ、数十メートル先にある大きな岩にのめり込んでいた。

そして雄二は自分の背中に少女らを庇う様にすると、左の掌に『第三の権能』の中の【クリエイト&フォーム】を行使して、日本刀を具現化させる。

あっけに取られていた謀反派の騎士達がどうにか再起動して誰何する。

「貴様っ!何奴?」

「ただの通りすがり」雄二がそう答えると、

「ふざけたことをっ!命が惜しくば、邪魔だてするなっ!」と叫ぶが早く雄二めがけて火の矢が数本放たれた。

咄嗟に【シールド】を展開させて弾き返す。

「むっ!?貴様魔法がっ!?」と相手騎士達が驚愕していると、今度は数本の光の矢が放たれるが、これも弾き切って、

「鬱陶しいなぁ!」と言いながら、今まで攻撃して来ていた魔法使いを一瞬で消し去ると、周辺一帯に【結界】を張ってこの場にいる謀反派を逃がさないようにする。

「お、おのれぇ!相手はたかが一人だっ!一斉にかかれぇっ!」

リーダー格の男が剣を高々と掲げて鼓舞しながら向かってくる。

「「「「うおぉぉぉっ!!!」」」」と雄たけびを上げながら一斉に切りかかってくる謀反派の騎士達。

しかし『第一の権能』の効果で、武器を一度足りと持った事が無い雄二はまるで何十年もそれを扱っている達人の如く、日本刀を操る。

ギリギリのところで相手の切っ先を躱し、幾人もの重い剣が雄二に襲い掛かろうとも尽く、弾き、華麗に捌く。

それはまるで優雅な演武の如し。

甲高い金属音が鳴り響くが、雄二の刀は“神力”が注がれている為、全く刃毀れはせず、鋭いきらめきを放つ。対して騎士たちの剣は激しいせめぎ合いに耐えきれず、徐々に刃毀れを起こす。

深手を負いながらも辛うじて生き残っていた数人の王家の騎士達は唖然とその光景を食い入るように見るばかり。

雄二の張った【シールド】に守られて立ち尽くす、二人の少女。彼女達も今、目の前で自分達を護る為に戦ってくれている若者を唯々見つめる事しか出来なかった。

どれ程時間が過ぎただろう、謀反派の騎士達の息が荒くなり、明らかに疲弊してきた。一方、雄二は全く平然としている。

(うん、だいぶ刀が馴染んできたなぁ。。もうそろそろチャンバラも飽きて来たしなぁ)

なんと雄二は騎士を刀に慣れる為の練習台にしていたのだった。だからわざと長々と受けに徹していたのだ。

それにすら飽きてきた雄二は、動きが鈍くなっていた謀反派の騎士達を全員、峰打ちのみで意識を刈ると、【クリエイト&フォーム】で生成した猿轡をかませ、後ろ手にして指を結束バンドで拘束した。しかも一瞬で。

先程は思わず魔法使いを消し飛ばしてしまったが、女の子の前での大量殺戮は控えたかったので、このような措置を取ったのだ。

持っていた日本刀も鞘に収め、異空間収納にしまい込む。

暫く成り行きを呆然と見ているのみだった、豪奢な衣装の少女がやっと我に返り、口を開いて

「あ、あのぉ…」と、言いかけたが、手で制しながら「ちょっと待っててね」と、言いながらこちらも見ていることしか出来なかった満身創痍の状態である王家派の騎士達に近寄っていった雄二。

生き残ったのは3人のみである。雄二がふいに近づいて来た事に全員が警戒をする中、雄二は手を翳し、『第三の権能』の中の【リペアー】と『第五の権能』のうちの【状態改変】を行使して、騎士達の怪我を全て治癒し、更に健康状態も改善する。

みるみるうちに自分達の負っていた怪我が治され、消耗しきっていた体力も回復されるのを目の当たりにして驚いて言葉も出ない騎士達。

ひと通り、作業が終わると、雄二は少女達の前まで来ると、片膝をついて首を垂れる。

「私は通りすがりの旅人で、名をユージと申します。決して怪しい者ではございません。この度は遠くから眺めていたところ、不穏な動きを感じましたゆえ、僭越ながら助太刀致しました。失礼がございましたれば、何卒ご容赦頂きますようお願い申し上げます。」と、宣った。

いったいどこをどう取ったら怪しくないのか?誰がどう見ても色々と怪しさ大爆発なのであるが。

口をポカーンとして聞いていた豪奢な身なりの少女は、慌てて居住まいを正すと、

「これはご丁寧に有難うございます。(わたくし)はヴィトゥルブ王国第1王女、メルシオーネ・ロゼ・ヴィトゥルブにございます。ユージ様、この度は(わたくし)達の窮地を助けて頂き、誠に有難うございました。」そう述べながら見事なカーテシーを披露する。

更に一人の騎士が立ち上がると、メルシオーネ姫の横までやって来て、雄二に向かい、

「私はヴィトゥルブ王国第3騎士団副団長、オルト・サロビッチだ。此度の加勢、誠にかたじけない。お陰で姫様を無事お守りすることができた。本当にありがとう。」頭を下げてお礼を口にするオルト。

お礼は言ってるが、鋭い視線で雄二を見据える。

(そらそうやわな、、警戒するわな。。ちいと拝見しとこ。)


【個体名】オルト・サロビッチ

【年 齢】30歳

【種 族】人間

【職 業】ヴィトゥルブ王国第3騎士団副団長

【現在地】ヴィトゥルブ王国

【現 状】健康状態良好

【体 格】身長:185㎝ 体重:95㎏

【体 力】200

【筋 力】200

【腕 力】200

【瞬発力】200

【知 力】100

【攻撃力】200

【防御力】180

【魔 力】20

     属性 なし 

【幸運度】40

【称 号】疾風の剣

【備 考】メルシオーネ王女の地方慰問の際の護衛として騎士団を率いていた。

     その帰路の途中、仲間の謀反に遭い、急襲される。

     瀕死の重傷を負うも、雄二に助けられ、完治する。

     その雄二に感謝しつつもあまりにも唐突に現れ、しかも旅と言いな

     がら、何も荷物が無い事を怪しんでいる。同時にその強さに戦慄を

     覚えている。


【個体名】メルシオーネ・ロゼ・ヴィトゥルブ

【年 齢】14歳

【種 族】人間

【職 業】ヴィトゥルブ王国第1王女 処女

【現在地】ヴィトゥルブ王国

【現 状】健康状態良好

【体 格】身長:151㎝ 体重:45㎏

    B:90 W:57 H:86

【体 力】30

【筋 力】25

【腕 力】23

【瞬発力】20

【知 力】70

【攻撃力】40

【防御力】45

【魔 力】110

     属性 水、風

【幸運度】85

【称 号】ヴィトゥルブの大輪

【備 考】国内にあるウェサン地方を慰問に訪れ、その帰りに騎士団の2/3以上が

     謀反を起こし、更にそこに魔法使いまで加わり、絶体絶命に陥る。加

     えて自分が人質にされそうになったところを雄二に救われる。

     雄二の圧倒的強さと自分を救ってくれた事、おまけに騎士達の怪我ま

     でも癒してくれた事に感銘し、一気に好感度爆上がり状態。


(うわぁ!オルトさん、相当強いんじゃね?副団長やしな…当たり前か。どーすっかなぁ?。。姫様の方は…うん、王道テンプレまっしぐらって感じやなぁ。。何気にきょぬーやしw)

「ご丁寧にありがとうございます。もう危険は無いかと存じます。よって、私はそろそろこの辺でお暇させて頂きたく…「お待ちくださいませっ!」」

オルトの視線もあるので、これ以上厄介な事になるのを避けようと雄二がこの場から去る意思を伝えようとするとメルシオーネ姫から待ったがかかる。

「これ程の大恩を賜りながら何一つお返し出来ないとあっては、王族としてこの上ない名折れでございます。どうかお願いです。少しでもご恩に報いる機会をお与え頂けないでしょうか?」

と、メルシオーネ姫が頭を下げながら懇願してくる。

「王女殿下、私などに頭を下げるのはおやめください。たまたま運良く私が通りがかって、たまたまお助けしただけ。大したことじゃありませんよ」雄二はそう言いながらオルトを見据える。

「しかしそれでは(わたくし)の気持ちが…それに…それに…」

メルシオーネ姫が尚も食い下がり、もじもじしていると、今まで黙って成り行きを見ていたオルトが

「姫様。私から宜しいでしょうか?」と、メルシオーネ姫に発言の許可を窺う。

コクリとメルシオーネ姫が頷いたのを受けて、目を雄二に向けてこんな提案をして来る。

「ユージ殿、姫様同様我々も貴殿に窮地を救ってもらい、おまけにあれほどの深手を綺麗に治療してもらった。このまま何も恩を返せずじまいでは私も非常に心苦しい。だが、その恩を返そうにも今の状態ではとてもできそうにない。おまけに先程の戦闘で我々、護衛をする人間がたった3名しか残っていない。おまけに既に日は落ちかけている。今日はこの場で野営する他ないだろう。だが我々だけでは姫様の護衛はとてもじゃないが心もとない。そこでどうだろう?ユージ殿。貴殿もこのまま我々と野営を共に行い、明日、我々と王都に来てはもらえないだろうか?」そう言って雄二に頭を下げるオルト。

「それと、貴殿はひょっとしてアイテムボックスのようなものもお持ちかと推察する。であれば、お願いばかりで申し訳ないが、我が同志の亡骸を王都まで運んではもらえないだろうか?勿論、その分のお礼もきちんとする。どうだろうか?」と、追加の注文もしてきたので念のため、本心を【アナライズ】で確認する。すると、確かに懐疑心や警戒心が少なくなっている。なので要望を受け入れる事にした雄二であった。

(ふぅ・・・いきなりテンプレのオンパレードやんっ!!しかもこのお姫さん、むっちゃ綺麗やんっ!しかも半端ねぇ破壊力やし♪)

詩織や圭子に勝るとも劣らない超絶美少女なお姫様。おまけに衣装からはみ出さんばかりの凶悪なウェポンをお持ちなのである。

こうして生まれて初めての『異世界』は初っ端から波乱含みな形でスタートしたのである。





テンプレ\(^o^)/バンザイ!

お姫様ヒロイン、何人か登場させたいですw

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ