表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺ってばぁ、何か知らんけど神超えちゃったみたいなんだけど?えっ?好き勝手しちゃっていいのぉ?  作者: 未だ厨二病な翁(じいじ)
第一章 過去への帰還 ~中学時代~
105/216

本編 第七十八話 一旦CMですっ♪w

お世話になります。いつもありがとうございます。

寒くなってきましたね。

先日、インフルの予防接種を打ってもらいました。

その後、温泉に浸かりつつ時間を気にせず、しっぽりまったり愛し合った二人。

全ての施しを解除すると、帰宅する事にした。

「おっと!その前に・・・アリー?左手を出してみ?」

雄二にそう言われたアリーは特に考える事もせず、言う通りにした。

アリーの左手を雄二が包み込むように触れた瞬間、少し光ったかと思ったら、指輪がはめられていた。

刹那、固まるがすぐに笑顔が咲きほころぶ。

以前、渡そうとしたのを「まだ私は新入りなんで。。」と言って遠慮していたのだ。

「もうええんとちゃう?」雄二がそう言うとアリーは、

「・・・ありがとう♡♡♡♡」とても嬉しそうである。少し涙ぐんでさえいる。

(やっぱ多少は気にしとったんかなぁ?)

更にペンダントとブレスレットも贈る。

アリーはすかさず雄二に抱き着いた。

少し間をおいてアリーが落ち着いたのを確認後、ようやく二人は自宅に転移した。

別行動組は既に戻ってきており、今は夕食の準備をしていたり、洗濯物を畳んでいたりしていた。

何のトラブルも無く帰ってこれたようで安心する雄二。

リビングでアニメを観ていたルーシェも雄二を見るや否や、飛びついてきた。

まだまだおこちゃまなルーシェなので余裕で軽々と受け止める事ができる。

いつにも増してツヤッツヤッなお肌のアリーを他の嫁達が目ざとく包囲して追及するのも最早、お決まりなようだ。男は黙って見て見ぬフリをする!

今日の夕食はホットプレートを使った焼肉だった。

せっかくなので北海道で買った食材も焼くことにした。

牡蠣、海老、ホタテなどなど肉や野菜と一緒に焼いて食べるのだ。

詩織、圭子、良江がかいがいしく代わる代わる雄二の受け皿の中に焼きあがった食材を次から次へと入れてくれるので雄二は食べるだけになっていた。。。それはいい・・・それはいいのだが、、、

何故か雄二の皿には肉の他、ニンニクを丸焼きにしたものとか、牡蠣とかが妙に多かった。

おまけに食事前に、「これ、お父さんに教えてもらって早速今日、買ってきたんだけどねっ♡身体に良いんだって!飲んでみて?」と良江から渡されたのはマムシドリンクっ!

詩織も眩しい笑顔そのままに、

「パパが言ってたんだけどぉ…ガラナチョコレートってのがあるんだってぇ~?!どうやったら手に入るのかなぁ~♡」

更に圭子までもが、

「お父さんの知り合いの医学博士が『男性にとても良い』薬品の研究をしててねっ♡その試薬が手に入るような事、言ってたんだけど?」

このお嬢さん達はいったい・・・。

(・・・・・・・・・・・ふぅ・・・・・・・)

3人ともちゃんと意味が分かってて言ってるのは間違いないようなのだが、あまりにも屈託のない笑顔で仰ってらっしゃるので却ってそっちの意味で解釈するのが申し訳なく感じる雄二は心の中で深いため息をつく。

(別にそないなもんに頼らんかて今の俺は色々と様々なモンが無尽蔵なんやけどなぁ。。。)

そしてその日の夜も昨晩同様、全員入浴を終え、少し寛いでからまず、ルーシェを先に添い寝で寝かしつける。

今晩のローテーションはメル→詩織→良江→圭子→アリーという順番に決まったらしい。

どうやら昼間にデートをしてきた嫁はアンカーという事らしい。

昨晩は確かに初めての案件だった為、精神的に多少は疲れを感じた雄二だったのだが、今朝がた大幅にアップデートされた事により、文字通り何もかもがほぼ∞(無限大)無双状態になってしまったようだ。

とは言っても普段の生活の中では極力人並みレベルに抑えるつもりではある。

ただ、これも雄二が意識をすれば何時でも制限を外せる。

つまり、今晩も雄二は頑張ったのだ!嫁達には無理をさせないように気を付けながら。

ノルマをこなし終えた雄二は自室で一息入れていた。

そしていつものように【プレコグニション】と【クレヤボヤンス】を行使し、直近未来と世界情勢をチェックする。

(ふーむ…やっぱ()とは変わってきとるなぁ;;;時期も内容も。俺のせいだよなぁ・・・)

これから起こりうる事件、事象は雄二の記憶の中にある過去のそれと明らかに異なっているものが含まれている。

自分がタイムリープしてきた事が原因だとわかっているだけに少し憂鬱になる雄二。

〔それはある程度は仕方ないかと。〕

雄二の心情を察して【アカシック・レコード】が反応する。

(うん・・・まあね。)

それも理解はできる。

雄二がそもそもタイムリープしてきたのは『ゼウス』の口車に乗せられたからであり、『ゼウス』自身の手によってタイムリープさせられたと言ってもいいのである。

加えてそもそもそれが無ければ、恐らく、【天の川銀河】も将来間違いなく『極暗黒大星雲』に飲み込まれていただろう。

辛うじて『ゼウス』らによる【結界】と‟宇宙の意思”の加護で守られてはいたが、長くは持たなかったに違いない。

本当にギリギリのタイミングだったのだ。

雄二がタイムリープしてきたおかげでこの世界が。そして【天の川銀河】が。

もっと言えば全宇宙【マキシマム・ユニヴァース】が今も健全な形で存在できているのである。

したがって、タイムリープする前と後で事象が変わって来ても、それは取るに足らない些細な事ではあるのだ。

〔それに…実際、直接救われた命も数多あるのも事実ですよ?〕

異世界『ズゾロ』での一連の行動。

こちらの世界の日本における『反社会的組織』を粛清した事実。

それらによって救われた命の事を言っているのであろう。

(確かにな。。。)

〔ですからマスターは何も気に病む事などありません。今まで通り、その御心のまま行動すれば宜しいかと。()()と変わってしまう事象をいちいち気にせず、それらをもねじ伏せれば良いのです。どのみちこんなちっぽけな(地球)など捨てるのですし。〕

正にその通りである。雄二の救った世界であり全宇宙なのだから極端な話、生かすも殺すも雄二の自由なのだ。

(まあ・・・面倒やから極力スルー放置なんやけど・・・ちゅーか捨てるんやのーて移住やからっ!)

雄二が未だ煮え切らないのはマレーシアで間近に起こるであろう事件が気になっているからである。

しかもそれが勃発するのが()()のそれより早まっているからである。

『日本赤軍によるクアラルンプール事件』・・・

日本から海外に拠点を移していた過激派組織『日本赤軍』がマレーシアの首都、クアラルンプールにあるアメリカ、スウェーデンの大使館を襲撃して人質を取り、占拠した事件。

史実では1975年8月4日に勃発するのだが、雄二がタイムリープしてきた時代では今まさに起ころうとしているのである。日付は7月31日になろうとしていた。

(この頃はこないなクソ野郎共がぎょーさんおったわなぁ・・・そーいえば。)

戦後、高度成長を遂げ、敗戦国から先進国へとクラスチェンジしていった日本ではあるが、それは同時に退廃的な考えや自由を履き違えた愚かな学生達がマルクスレーニン主義を妄信し、あるいは曲解するあまり、自分達の主義主張を暴力に訴える時代でもあったのだ。

日本国内の目ぼしい過激派はアリーによってある程度は減らされている。

しかし、悪魔の影響とか関係なく危険思想を元々持っている人間はごまんといるし、既に海外で行動を起こしているのだ。

(ほっといてもええんやけど、胸くそ悪いし…介入すっかなぁ!)

〔マスターの御心のままに。。。〕

早速、雄二は【アカシック・レコード】からの情報から襲撃実行部隊の5人を特定し、リモートでの制圧に乗り出した。

そんな事になっているとはつゆ知らず、嫁達は今宵もひとつの部屋に集まり、ワイワイとお茶会を繰り広げているのであった。



〖緊急臨時ニュースを申し上げます。。。日本時間の今朝未明、マレーシアの首都=クアラルンプールにて日本赤軍とみられる武装グループによるアメリカ大使館及びスウェーデン大使館を狙った襲撃事件が発生した模様です。詳しい状況はまだ調査中という事で不明です。繰り返します……日本時間の~~〗

翌朝、朝食前のひと時を1階のリビングでTVを観ながら過ごしていた圭子、メル、アリーは突然切り替わったニュース放送にくぎ付けになった。

詩織と良江は朝食当番だったようでそこにはいない。

「やだわ…海外にまで行ってこんな事するなんて!」

過激派組織である『日本赤軍』というワードに反応してアリーが口を開いた。

「ニホンセキグンって・・・何ですのぉ?」

あまり聞き覚えの無い単語に疑問を口にするメル。

「そだねぇ…わかりやすく言えば、武力で自分の考えを押し通そうとする人達の集まり?」

圭子が自分なりの解釈でメルの疑問に答える。

「そんな感じかな?メルちゃん達のお国にもいたでしょ?ゲヴァールなんちゃらって…あんな感じ。」

アリーもより分かりやすい例を挙げ捕捉する。

「あーっ!なるほどぉ~♪なんとなくわかりますわ~。」具体例を教えてもらい理解できた様子だ。

「でもさー、同じ日本人として恥ずかしいなぁ;;;こんな事で日本が世界に晒されるのって・・・」

圭子がため息をつく。

「ガチャッ」

そこに雄二がルーシェを抱っこしたまま入って来た。

「ルーシェ?朝からなんてうらやま…コホンッ!なんてお行儀の悪いのですかっ!」

思わず本音が出そうになり、慌てて言い直すねぇね様。

吹き出しそうになるのをどうにか堪えて雄二は挨拶をする。

「おはよー!メル、圭子、アリー」

「「「おはよう」」ございます」

ルーシェはまだ半分寝てるようで、雄二の腕の中でコックリコックリ。

雄二はソファーに腰を下ろしながらTVに視線を向ける。

画面では緊急特別番組と称し、いつもの朝の情報番組ではなく報道スタジオから繰り返し、事件の概要について放送されている。

「うわっ!日本のTV局、遅っ!!もうとっくに片付いとるぞぉ!」

と思わず口走ってしまう。

それを聞き逃すはずのない嫁達がすぐさま鋭い視線で雄二を射貫く。

「ゆ・う・ちゃん?それってどういう事かなぁ?かなっ?」

「また厄介事に首を突っ込んだのぉ?・・・雄二さん」

「ゲヴァール達の時みたいに懲らしめたのですかぁ?」

(やべ・・・つい口がすべってもぉたっ!!)

このタイミングで良江が朝食の準備が整ったことを告げにくる。

なのでこの場はとりあえずは追及をかわす事ができたようだ。

しかし、口には出ていないものの、どうやら嫁同士で【テレパシー】による情報伝達が完了している雰囲気だ。

嫁同士が仲が良くなるのは良い事だし、雄二としても非常にありがたい。・・・ありがたいのだが、雄二に関する情報が色々と共有されている節がある。つまりはアレな情報も赤裸々になってしまっている可能性が極めて高いわけだ。

いと恐るべし…嫁ネットワーク。

この空気を察知した雄二はこの場から離脱しようと朝食を急いでかきこんで席を立とうとする。

が、それは左右両腕をホールドされた事により、見事に阻止される。

ニッコリ微笑みながら右腕を圭子が、左腕を良江ががっちり拘束する。

「ど~~こに行くのかなぁ?(・∀・)ニヤニヤ…雄ちゃん?」

「無駄な抵抗はやめなさいよねぇ?雄二君っ!」

更に真正面には嫁連合議長の詩織様が仁王立ちなさっておったそーな!

それはそれは眩いばかりの輝くスマイルを添えて・・・ただし、目は笑っていない。

そしてようやく覚醒したルーシェは何故か雄二の頭にしがみついていた。

「ないすですっ♪ルーシェ!」

ねぇね様に褒められたルーシェはⅤサイン。

(み、みごとな連携や(;・∀・))

「無駄な抵抗はやめなさいっ!神妙にお縄を頂戴した方が身のためよ?」

アリーもノリノリである。

「ゆ・う・く・ん?」

詩織魔王様がついに口を開く。

「は、はい・・・」(ひぇ~~~っ!!!(怯))

「夫婦の間で隠し事はイケナイんじゃないかなぁ~?(⌒∇⌒)…ねぇ、ゆうくん?」

籍も入れてないし、結婚もしてない訳だから厳密にいえば、まだ夫婦ではないのだが、そんな事を口が裂けても言えるはずがない雄二はガクガク震えながら高速で首をタテに振る。

「も、もちろんでござり奉りまするぅ~~;;;」何故か変な日本語になる雄二。

それを聞くや疾風のごとく雄二に近づくと、雄二の頬をツネツネしながら、

「じゃ…洗いざらい吐いてもらおうかっ!!」

その声は普段の鈴の音のような可憐な声音ではなく、ドスの効いた凄みのある声だった。

雄二の額や背中は汗でグッショリになっている。だが、決してそれは夏の暑さからではない。

四面楚歌である。最早脱出不可能である。雄二は観念してため息をひとつついて、

「降伏します」白旗を上げるのだった。

「ではご同行願おうか?」と言うと詩織達は席を立ってリビングへ。

無論、雄二は両脇を固められたまま追従する。

朝食時に切られていたTVが再びONになる。

〖え~…ただいま現場から入った最新の情報によりますと、襲撃を受けていたらしいアメリカとスウェーデンの大使館職員の皆さんが全員無事に解放され保護された模様です。ただ、現場が混乱していて情報が錯綜している為、詳しい事はまだわかっておりません。一説によれば、『犯人グループが突然何か見えない力により押さえつけられた』との情報も入って来てるようです。何分(なにぶん)様々な情報が飛び交っており、どれが信頼できるものなのか?確認を急いでいる状態です。。。人質は無事~~~〗

「「「「「っ!!!・・・・・・・・・・・」」」」」

嫁達はTV画面を見入ってしばらく固まる。

ルーシェだけはマイペースを保持したまま雄二の膝の上に座り、雄二のほっぺたをツンツンしてらしていた。

「・・・・ご覧の通りでございますw」雄二はルーシェにされるがままの状態で嫁達に向けてポツリ。

「「・・・・・・・・・・・・・・・・」」

嫁のうち、詩織とアリーは雄二の事情が大体分かっている為、黙ったまま苦笑さえ浮かべている。

雄二の()()()()を詳しくは知らされていない圭子、メル、良江は具体的に何をしたのかを尋ねてくる。

「まあ…宇宙を救っちゃうくらいだから、これくらい簡単なのかもだけどさぁ…雄ちゃん?最初から説明してくれるかなぁ?」

「やはりゲヴァール共を制圧したあの方法をお使いになられたのですね?ユージ様ぁ♡♡♡♡」

「雄二君って遠く離れている所でも掌握できちゃうんだぁ?夕べはずっとおうちにいたよね?」

これらに対して雄二は簡潔に以下の通り、説明するのであった。

・いつものように世界情勢をザクッと『権能』を用いて眺めていた。

・たまたまクアラルンプールで不穏な動きがある事を察知した。それが昨晩遅い時間であった。

・緊急事態だった為、特に嫁達に断りを入れる事無く、介入した。

・既に犯人グループが特定できており、丁度襲撃を実行していたので犠牲者が出る前に制圧する事にした。

・施したのは犯人グループ全員を対象に重力加重を行なっただけ。

・それも動きを封じる事に留めてあるため、けがはさせていない。

それを聞いた嫁達は概ね納得したのだが、

「今後はむやみに厄介事に首を突っ込まない事。やむを得ない場合は必ず連絡する事。事前でも事後でもかまわないから。」

と言う約束をさせられる羽目になった。

秘かに詩織からテレパシーで、

[ゆうくんが()()()()()()もやっぱりあったんだよねぇ?だからぁ、それを未然に防いだんだぁ?。。。やっぱりゆうくんは凄いねっ♪さすが私の…私達の旦那様っ♡永遠に愛してるよぉ♡♡♡♡]

と褒め讃えられた。

アリーからも

()()に起こった忌まわしい事件を無かった事にするなんて雄二さんにしかできないわねぇ♪でもあんまり無理はしないでね♡雄二さんは何だかんだで優しすぎるから♡♡♡♡]

という労りのコメントが寄せられた。

いちおう‟これにて一件落着っ!”という事で本日のメインイベントをこなす事にした雄二。

女の子は準備が色々と大変らしく、待ってる間暇だったのでルーシェを愛でて時間を潰した。

その後、自分の支度をぱっぱと済ませて玄関の外で待っていると、おめかしをした女神な圭子が降臨した。



今回はデート話を一旦骨休めしました。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ