表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/10

シーンか、プロットか、キャラか

B:あと、思ったのは話の構成のプロセスとして、諸説ある理由がわかった。

A:というと?

B:キャラから考えるべきか、シーンから考えるべきか、プロットから考えるべきかってこれ、人によって、言うことが違うんだよね。

A:ほう。

B:たとえば、あかほりさとる御大は

(1)魅力的なシーン作り、

(2)シーンに乗っかるキャラ作り

(3)キャラのためのストーリーづくり

(4)おまけ、味付けとしての設定やしかけ

 という順番を推奨してる(『オタク成金』p122)

 だいたい、俺の聞いた範囲だと、エンタメ小説の場合、設定作りを最後にもってくるのはほとんどの人が一緒だと思うのだけど、シーンとキャラと筋書きの順番は人によって違う。

A:なるほど。

B:それって要するに、自分の筆がのりやすい傾向の個人差なんじゃないかと思うんだよね。

 俺さ、ラノベ的なキャラって、読んでる文には平気なんだけど、書くとなると「こんなやついねーよ」みたいなヤツとか、いきいきと面白がって書けないし。

 でも、キャラ書いてて楽しいひとはおるしな。

 俺はラノベキャラは楽しくない。

 こういうのは、多分個人差があって俺は、エッセイ的な文章とかは比較的慣れてるから、独白みたいなシーンは比較的さらさらと書けるし、自分でも書いててちょっとは楽しい。でも、書いてて楽しくないシーンは楽しくないよね。

 この「書いていて楽しい部分」に個人差があると、何を優先して決めておくか、ということの個人差がうまれるんじゃないのかなあ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ