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死んだはずの私が悪役令嬢?!
ある日私は事故にあった。
その時の後遺症として治ることの無い病気にかかってしまったのだ。
お医者様が言うには、この国の技術では持ったとしても残り7年だそう。でも私はあきらめません。だって私は公爵家の長女なんですもの!
私はシャルロッテ・アメジスト・シーラ。このリンカル国の宰相、リンクス・アメジスト・シーラ公爵の娘であり、このお話の悪役令嬢なのです!
私は前世で日本人として生きていましだか、何者かに刺されて小説の世界に転生してしまったの。しかも悪役令嬢という断罪ポジション。ん?断罪?え?わたし、死ぬ?えーと、今私は10歳、死ぬのは高等部3年だから18歳。残り8年しかないじゃない!
コンコン
「シャルロッテお嬢様。朝食の準備が出来ました。ご家族お揃いですよ。」




