一途な恋は困難が多い!?
きっと…やってやるんだ!
「どおしよぉ 彼氏と帰るのにぃ」
…こいつ…
私は叶夢。中学二年生で一応リア充…。
「ねぇ叶夢~ 手繋ぎたいよぉ でもどうやって繋げばいいのかわからなぁい…」
知るかぁぁぁ!!このリア充の極みめ!!
「いや知らんがな」
「…叶夢はぁ あいつとて繋がないのぉ?」
紹介が遅れました。この野郎は((失礼。この人は小学校の頃からの友達のひとり、華香だ。私はこの人に対して特に塩対応である。
「繋がねーよ!!!!」
…私は私が嫌いだ。こうやって天邪鬼発言をして人を傷つけたり…本心を言えなかったりと困ったやつなのである…そう…6年生の時も…
・☆・
「好きですっ」
…何回目だろうか。人に告白されるのは…毎回なんとか断わりながら前の関係を保ってきたが…
…直接なんて初めてなんだけど!!!!!
いや、あの!!!!それとお前!階段の下ににやにやしながらいられても困るんだけど!!!
「断るのか?叶夢」
「…」
「ちょっと出てってくれ()」
「おう」
「…」
「…あの…」
「YES?No?」
この時、ハッキリ言えていたのなら。辛い思いもしなくて済んだだろう。
「…YES」
「お、おうありがとな!」
…やってしまった…
私は4年生の頃から好きな人がいる。幼馴染に初恋とはまた漫画チックな事だろう…
それからの私の幸せは逃げてしまった…
両思いだと言うのだが…諦められてしまっただろうか…
それから本心を伝えることを決意し、タイミングを見て、手紙を渡そうと思った。
だがそう簡単にはいかなかったのだ…
多分 続く