その11
「そこの行動とか体型とかもろもろおかしいおじいさんたち、僕たちはこの国の一番偉い人に会いたいのですが、どこにいますか?」
「何?鬼ども、帝か総理に会おうと言うのか?無礼な!」
「何?鬼ども、ワシらが太っていると言うんか?無礼な!」
「何?鬼ども、太っている以外に何が変なんじゃ?無礼な!」
「ええ、その帝か総理に会いたいんです」
「会う権利があると思っておるのか?出直してこい!」
「ワシらの事をシカトして前に進めると思っておるのか!出直してこい!」
「ワシらはヒーローじゃ!ワシらを倒して進むんじゃ!さあ、こい!」
「えっと……会話が成立し得る桃多老さん以外は黙ってて下さいません?話が進まないので」
「「……す、すまん」」
桃食老以外は黙ってすみに座り込みました。
これで一対一で話すことができますね。
「どうして会う権利が無いのですか」
「そりゃ鬼さんよ。あんたらと貿易する必要はなくなったからじゃよ。新政府は竜宮城と月の都の間で国交を確立したんじゃ。もうあんたらと国交する意味は無いんじゃよ。それにあんたらが持ってくるのは燃える石ころじゃろ?くだらん」
「……燃える石ころ……そうですか。わかりました。ではまずここで、私たちが新たに提案する貿易とそのメリットについてプレゼンさせていただきます」
するとお父さんの同僚鬼二人が何やら大きなツボのようなものを抱えてきました。




