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慕情  作者: yukko
令和
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誰がしたこと?

「田辺先生」にも「田辺先輩」にも警察から聞いた話をそのままLINEで伝えました。

香澄の気持ちも伝えました。

「入院中の石井葵さんが良くなって社会復帰して欲しい。」という気持ちを……

綺麗ごとだという人も居るでしょうが、偽りのない香澄の気持ちでした。



「優しいね。香澄ちゃんは……。

 だけど、そんな君だから心配だ……な。」


電話で「田辺先輩」はそう言いました。


「何かあったら言って! 出来る限りのことはするから、ね!」


そう言って電話を切りました。

LINEのメッセージを読んで、直ぐに電話を架けて来てくれたので驚きました。


両親も、幼馴染も、真帆も、そして田辺正樹も、田辺智樹も……

何といっても職場の人達に迷惑をかけ、一人にしないように気に掛けて貰っている。

大切にされていることを香澄は感謝しています。


不安は一つだけ、あの手紙を差し出した人が分からないことだけです。

分からないから恐怖は少しずつ強くなっていきました。

そして、いつまで続くのかという気持ちも強くなっていきました。

一日も早く、こんな日を終わりにしたいのです。


⦅先輩は心当たりがないって言ってたけど、

 気づいてないだけ……なんじゃないかしら?

 気づいてないだけで、先輩に想いを寄せている女性が居たら?

 もし、そうなら………。⦆


先輩、田辺智樹を恋い慕っている女性が居る……そう思ったのです。


⦅先輩、モテてた。気づいてないだけかもしれない………。⦆


⦅誰? 私が知らない人? 先輩の会社の人?

 誰? 誰なの? もう終わりにして! お願い!⦆

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