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慕情  作者: yukko
第二部 エピローグ
162/166

待っている

茉美は奏真の両親の電話番号を教えて貰ってから、頻繁に連絡を取っています。

ただ、奏真の意識は戻らないまま日が過ぎていきました。


「正お兄ちゃん、若かったらコロナ、大丈夫なんでしょう?

 それなのに、なんで? なんで……奏真は意識不明になったの?」

「茉美、コロナで基礎疾患が無くても亡くなっている若い人も居るんだ。

 ゼロじゃないんだよ。」

「そんな………。」

「非常に稀なケースだけれども、基礎疾患が無い若者、10代でも亡くなっている。

 今は危険な状態だけれども、現場の医師も看護師も頑張っているんだ。

 必ず、助ける!って、そういう気持ちで頑張っているからね。

 全く望みがないんじゃない。助かる可能性はゼロじゃない。

 分かる?」

「お兄ちゃん……私、奏真が居ないなんて考えられないの。」

「そうだよな。奏真君も頑張ってるんだよ。だから、茉美は待とう!

 奏真君が帰って来るのを待とう! いいね。」

「うん。」


正樹の言う通りに待つしかないと分かっていても辛いのです。

茉美は祈りながら奏真の意識が戻る日を待っています。


「智お兄ちゃん、香澄お姉ちゃん。

 お願い! 奏真を守って! お空から奏真を……。

 お願い……… 智お兄ちゃん、香澄お姉ちゃん……。」

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