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新たな道


「岩崎がスレイヤー育成学校を辞める程の理由があるって事か?」

かんたはスレイヤー第一本部の長官である玄武(げんぶ)にそう聞く。すると玄武は、

「あぁ」と言い、武に伝えた事をかんたとみずきにも話し始めた。

「まず初めに、今から話す事は世に出すとまずい事が起きかねん。その為、他言無用で頼む。」

まず、玄武は2人にそう忠告をする。

それに対して2人は頷く。それを確認すると、玄武は説明を始めた。


「先日、月宮・グングニルと名乗る者から、ある手紙が届いた。」

そう言い、玄武は1枚の紙を取り出し、2人に見せる。そこには、こう書かれていた。


――――――――――――――――――――――――――

  忠告

この手紙がそちらに届いてから一週間以内に、私達はこの国を機能不可能にします。

もうこれを止める事は出来ません。私達が、この国をもう一度最初から創り直します。


月宮・グングニル

――――――――――――――――――――――――――


「なにこれ...」

その紙の内容を見たみずきは険しい顔をしてそう言う。

しかし、それと対称的にかんたは落ち着いた声で、

「誰かのイタズラじゃないのか?まず、ほんとにこの国を機能不可能まで追いやるつもりならわざわざこんな手紙なんてよこさないだろ。」

と、手紙の内容は誰かのイタズラだと玄武に言う。

それを聞いた玄武は「なら...」と、かんたに質問を投げかける。


「仮にこの手紙がスレイヤー武道会テロ事件に便乗した誰かのイタズラだとして、誰が月宮・グングニルという名前を知っているんだ?」

その言葉を聞いた瞬間、かんたの表情が苦くなる。

その表情を確認した玄武は、更にこう続ける。


「もちろん我々も最初からこの手紙を信じていた訳では無い。最初はよくあるイタズラだと思っていた。しかし、月宮・グングニルという名前を世間に出していないのに、この名前を手紙の最後に書いているという事は...本物以外は有り得ない。」

玄武はそこまで言い切ってから、再び2人にこう問いかける。


「改めて聞く。君たち2人にはスレイヤー育成学校を辞めてもらい、政府のスレイヤーとして務めて貰えないか?」

このセリフを玄武が吐いてから、しばしの沈黙が続いた。

その間、かんたはずっと考え込んでいた。


しばらくしてから、ずっと考え込んでいたかんたが遂に口を開き、

「分かりました。プロのスレイヤーとして、貴方達に力を貸します。」

と、真剣な表情で玄武にそう言った。

それを聞いたみずきは、

「かんた...ほんとに良いの...?学校辞めても...?」

と、かんたに聞く。しかしかんたは

「あぁ、俺は皆を守りたいんだ。」

と、意見を変える事は無かった。その様子を見たみずきも、

「分かったわ。私も力を貸すわ。」

と、玄武に言った。


こうして2人は学生スレイヤーからプロスレイヤーになったのだった。

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