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本編解説 ③

今回はカンナがシャトランスに入学した時から第1章の最後まで解説します。


カンナがシャトランスに入学時からカンナの知らない所で重要な情報を持っている生徒が数人います。


・BIG7についてはシャンラン、ヴァニラ、ラトゥーシュカ

・理事長のケンシロウについてはライアン、ミランダと裏生徒会メンバー

・守護者についてはタマミ、シュン

・人工的な繰り上がりについてはヒデキチ、ヴァニラ


地下カードキーについては家と学園が繋がりがあるヴァニラ、ミランダ、ライアン、ヒデキチ、シュンが所持していました。


序盤のタマミやシュンからの会話ではキョウやメイについて知ることが出来ました。


タマミは卒業後、全然日本に戻ってこない兄の事を話してくれます。大会での対戦相手であるメイについてもです。


シュンは最初の試練で武器の扱い方を教えてくれた師匠がいると教えてくれます。

そのあと、シュンの実家でメイが武器を使用している動画を見せてくれました。

→これが第2章に繋がっていきます。


最初の試練後、ヒデキチの元に訪れるカンナですがヒデキチの守護霊である小梅さんから「カードキー」の話が出ます。

序盤という事で、学校の寮の部屋やロッカーのカードキーと誤認されますが、それは地下へのカードキーでした。


その他にもヒデキチがカンナから「ヤシロ・カンナ」ですと自己紹介すると少し考え混む仕草をします。

ヒデキチ視点、理事長がケンシロウなのは知っているのでその親族なのか?それとも偶然苗字が一緒なのか?考えていました。


そこから長い付き合いになる裏生徒会に出会う事になります。

その前にその裏生徒会のボスであるミランダはカンナと面識があります。

お茶会でのシーンではミランダと裏生徒会メンバーの繋がりも知ることが出来ます。


試験中、クラーケンに襲われたカンナの事を知り父親のケンシロウと対立している可能性があるとみて、利用出来ないかと裏生徒会に勧誘しています。


2学期はリーグ戦があり、そこまでは穏やかな雰囲気でした。

その中で幕間の「ニンフスピアリのリビング」でヴァニラが国際警察に通報するとこの時点では冗談混じりの行動をとります。

→これが、今回の物語の結末になっているというヒントであり伏線でした。学園の中に犯罪者(ペルケレ)が紛れ込んでいるという事です。


3学期はかなり慌ただしいモノとなりました。

4thリーグ後、ミランダが自殺する事になります。


ミランダは物語の結末を考えると半分も情報を持っていません。

持っているのはケンシロウの目的と守護者の居場所です。

その他のペルケレの目的やBIG7については知りませんでした。


在学中の4年間で半分しか情報を得られなかったと考えるとこの後、生きていたとしても精神的にも肉体的にも辛いでしょう。

本当ならシャンランのように学園から離れると言った選択肢もあったと思いますが責任感の強いミランダにはその考えはなかったでしょうね。



「本編解説③」を読んでいただきありがとうございました。

次は「本編解説④」をお送りします。

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