第一章 転生したら両性具有(ふたなり)少女だった件!
河原の土手を学生服の少年が自転車で走っている。
土手には柵とガードレールは無い
河は増水して、激流になっている
土手に在る橋を渡ろうと、差しかかった時、突風にハンドルを取られて自転車ごと河に転落し激流に流される少年激流の水に沈んで行く
溺れ少年の意識は薄れていき、暗転する٠٠٠٠
目覚めると知らない天井だった、部屋を見回して観ると中世風の部屋だ
ベッドから起き上がり、うつ向くと大きな双丘が•••
[なんだこれ❓][声が・・]
ぱらりと髪の毛髪の毛がたれて来る、其は銀髪の髪の毛だったベッドには腰辺り迄ある銀髪の美少女が座って居る
「まさか僕は女の子に転生してしまったの?」
「でも知ってるような感覚が」
布団に手をつこみ感触で確かめてみる、顔色が悪くる
「僕は女❓男❓」
部屋のドアをノックする音がコンコンと鳴り響く
慌てて布団から手を出して布団の上に手を置く
「はい」 ベッドに座っままへ返答をした
メイド姿の女性がドアを開けて部屋へ入ってきた髪の毛を纏め上げている
「姫様、おはょうございます」
メイドはスカートを両手で少したくし上げておじぎをした
「マヤ、おはよう」 姫様?僕が?頭の中で呟いた
何故かメイドの名前が出てきた
「メル・リンス姫様、朝の湯浴みのお支度が整いました。」
ヘッドから降りるリンス、マヤが介添する
リンスの寝着の裾がふわりとたなびく
瞑ったリンスの目が開かれた時、マヤが驚きの表情を見せる
リンスの瞳が左右非対称の色をしていたのだ
二人が並び立つと頭一つ分マヤが身長が高いようだ。
「姫様失礼致します」そう云うとリンスの寝着の裾をたくし上げて裾の中に滑りこむ
リンスの頬が紅く染まる
「マヤ何してるの?くすぐたい、❓何だかむずむずするんだけど」
マヤが裾から出て来てリンスの前に平伏す、
「失礼いたしました」
《ゴセイジン》御聖人おめでとうございます。
「姫様の瞳の色が緑と紫の非対象に変化なされましたので」
「御確認致しました。」
「王族の姫は両性具有なのでございます。」
「洗礼式迄に身体に変化がない場合は王族から貴族へお降りになり官職、護衛騎士、側仕えの職に就かれるか当主に成られるです。」
「私くしも、今は側仕えをして居ます」
ハッとするリンス
「マヤは、お姉様なのでしょうか?」
リンスを諌めるマヤ
「姫様、いけませ、他の者が居る場所では先ほどの様な発言はなさいません様に
「私は異母の娘、リンス様は聖母である女王様の直系の姫ですので、」
浴場に移動し、マヤがリンスの寝着を脱衣を補している。
脱衣後、リンスは姿見(全身を見るための大きな鏡)の前に立つ、意外にこしは細く括れて臀部が目立ち、胸意外と大きい。
姿見の自分の股間に目やる、
男性器の竿の部分に似ていて睾丸は無い
「マヤの話しでは何もしなければ自然に竿の部分は身体にひきこまれて元に戻るそうだ」
リンスは湯槽に浸かっいる
マヤはコルセットをリンスの腰に巻き紐を引き締める
下着は日本のふんどしを短くした様な感じである
入浴を済ませ食堂で食事中のリンス
「リンス姫様午後から剣の稽古でございます」
食事のきゆうじをしながら予定を話すマヤ
中世風、屋敷の中庭、
鍛練場(広場)で騎士らしき一団が剣の稽古をしている
簡素な鎧を着たリンスが立っている
リンスの側に鎧姿のマヤが寄って来る、メイド服を鎧にした様なデザインでスカートの様なアーマーのスリットからスラリとした脚がチラリと見えた
キョトンとした顔をしたリンスの顔見て、微笑むマヤ
「姫様、私は姫様付きの護衛騎士も兼任致しております」
平伏しおじぎをするマヤ
「とこで、お隣に居られる方は❓」 リンスが訊ねる
マヤの隣で控えて居る女性らしき人影
「私の第一夫人です、」「元男性です」 応えるマヤ
一瞬固まるリンス
この世界では男性は一生に一度だけしか子をつくる事が出来ない、子造り行為の後、数日後、死亡してしまう、
希に生存出来ても、激しい激痛に襲われながら、身体が変化して女性化してしまう、
子孫を残すため、この国では女性は一婦多夫制度が認めれている
気を取り直すリンス
「女性にしか見えない美しいさですね。
「ありがとう存じます」「名はリゼルドですがリゼと呼んでいます」
「女性化しておりますが生殖能力はございません」
「私が護衛騎士の任の時は私付きの側仕えをしております」
「姫様、お手合わせをお願いいたします」
「リゼさん聞いて良いですかなぜ命を掛けて迄」
「リンス姫様、私はマヤ様とのお子が欲しかったのです。」
「運良く生き残れましたが、子を授かれませんでした」
「貴方が生きているだけで私は嬉しいわ」
恥ずかしそうにささやくマヤ
模擬剣を構えるマヤ、向き合って模擬剣を構えるリンス
リンスの模擬剣を模擬剣で反らすマヤ
「マヤ、私の我流ですが私の技、受けて頂けますか?」
ニコリと微笑むリンス
「宜しくですよ姫様」
構えを変え、一瞬の内にマヤの懐につ混んで行くリンス
激しい速さと連撃を繰り広げるリンスとマヤ
激しい動作で二人の胸は激しく揺さぶられている
リンスとマヤの高速で移動しながら模擬剣での打ち合い
試練場を狭しと駆け回る二人を見て騒然とする周りの騎士たち
い「姫様、お待ち下さい。」
ピタリとお互い寸土目で模擬剣を止めた二人
「姫様、胸が痛く成ってしまいました」
胸を抱えて膝ま付くマヤ
「マヤ止めて下って、ありがとう、後もう少しで胸の痛みで気絶してしまうところでした」
模擬剣を落とし両腕で自負の胸を抱えるリンス
「私も痛うごさいいましたが姫様は、もっと痛うごいましょう」
不思議そうにマヤを見るリンス
「姫様の胸には普通の女性にはない器官が左右対象に乳房にごさいいます」
「母乳を作造る器官と子種を造る器官が٠٠٠٠」
リンスは前世での痛みを思いだして真っ青になった
「これは、なんとかしないと▪▪▪」
「マヤたちは、護衛の任務の時、困っていませんか?」
恥ずかしいそうに応えるマヤ
「防具の胸当に擦れて、痛うございます」
リンスは何か考えている様でマヤは心配そうにしている。
初の小説です、お見苦しいでしょうがよろしくお願いいたしますm(_ _)m