第一話 始まりと異世界
これは小学六年生の息子が初めて書いた小説です。
拙いものですが、なんとなく投稿してみました。
大人の手は殆ど入っていない状態で(例外的に漢字は入れました)、そのままの文章を載せています。
少しでも興味を持っていただけたら、評価下さいませ。
僕の運命はその能力によって変えられた。
ある日の午後十時コンビニに行った時、運悪く強盗に遭遇した。その強盗がナイフで店員を殺そうとした時、自分の中に誰かがふっと現れて
「刃物と身体じゃ分が悪い。この体、少し借りるぞ。」
と言った。
その後、少し気を失って、次に目にしたのが腰が抜けた警察と、持っていないはずの血まみれの剣そして、血に塗れた店内だった。
自分は表向き死刑だと言われたが、実は違う。
数年前政府が発見した異世界へ送られることになった。
そして送られる日が来て、送られて最初に見たのは、どこまでも続いてもおかしくない森だった。
そうすると、コンビニで強盗に遭った時姿を見せたあいつが
「うわあすげえ広い森だな。」
と言った。
語り掛けてきたのをチャンスだと考えて、僕は、聞きたいことを全部聞いた。
「感想を言っている所悪いけれど、君は何者でなんと呼べばいい?なんであの時身体を借りた?」
「俺はお前のありとあらゆる武器を操る能力で、刀砲と呼んでくれ。ちなみに緊急事態だったから借りた。ところでお前の名前は?」
これは驚いた。
質問にぱっぱと答え、その上質問までして来た。
「僕は幻月三日月。幻月と呼んでくれ。」
「へえーそんな名前か。わかった!幻月って呼ぶよ。よろしくな。」
「ああ、よろしく。」
どうやら能力と仲良くやれそうだ。
それからサバイバル生活が始まった。