ぷろろーぐです。
初っぱなからグロテスクです。
……んん。
目を覚ましましたが視界は靄がかかったようにハッキリせず、頭もまだ眠っているようでボーとします。
(ごはん……)
しかし、お腹は待つつもりがないらしく、さっきからごはん寄越せ~ごはん寄越せ~と言わんばかりにグーグーグーグー鳴っています。
なにかしら食べる物はないかな?と手探りで辺りを探します。
ぐぢゃぁ
なにかが手にあたり、それを掴んで口に持っていく。
(おいしぃ…)
ぐちゃぐちゃしているが淡白な味わいのそれを僕は夢中になって食べていく。
ぐぢゃぁ、ぐち、ぶつぶつ、がしゅぅ、ぐち、ブッつ、ぐちゃぐちゃ…………
ふみ
(ふみゅぅ?!)
暫く食べ進めていたら、ナニカに踏まれました。それが合図だったのか、次々に来た大量のナニカに僕の足を、手を、頭を、腹をといった全身を踏まれていきます。
耐えられなくなった僕は、覚束無い視界でナニカの中から何とか脱出します。視界中をもぞもぞもぞもぞと蠢くナニカ。……気味が悪いです。
(ぬ、抜けました…。)
数十分後(本当は一分くらいかもしれませんがそれぐらい長く感じました…)、何とかナニカの中から脱出出来ました。
(ふー。なんとか抜けられました…。人が食事中なのに誰ですか?人の体を踏むなんて非常識すぎます。)
僕は一言言わないとと思い、ナニカ達の方に振り返りました。
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………ぴ?
振り返った先にいたのは、
青みがかった緑色の水溜まり
トコロドコロに散らばった虫の脚
夥しい数の僕と同じくらいの大きさの茶色い蜘蛛
そして
その蜘蛛達に喰われたのか、腹や顔が穴だらけで脚を全てもがれた巨大な大蜘蛛がソコにいました。
…………………………あぼとb&3ゾupmまさほ(apt巣のぢj&か\2?!!!!!!!
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ひゅーひゅーひゅー
あまりのグロテスクさに、産まれて始めて全速力でソコから逃げてきました。病弱でほとんど運動したことなかったのですが以外といけるものですね。いつの間に森にいたのか?とかここ何処?とかは置いといて、まさかあんな所にいたなんて…。うぷっ。思いだしちゃった…気持ち悪い……(泣)。
丁度川がありますし、少しお水飲みましょう。……綺麗ですし、飲んでも大丈夫ですよね?
川に近づき水を飲むために顔をだします。するとそこにはいつも見ていた僕の顔はなく、代わりに
さっき群がっていた蜘蛛と同じ生き物が映っていました。
Warum?
三月十二日 少し手直ししました。