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魔法少女はじめました   作者: ながしー
第一章 朱莉編

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グランドエピローグ お見合い『ぶっ潰し』大作戦 4

 翌朝。

 澪ちゃんは店の仕込みがあるからと朝食が終わってすぐに出て行ってしまった。

 一応、俺と愛純が迷わずたどり着けるよう蛇ヶ端邸への地図は残していってくれたのだが――――


「地図いらなかったな」

「ですね」


 最初はここを曲がって、奥に神社があって手前のここです。としか書いてなかった超簡易な地図に不安があったが、蛇ヶ端邸はそんな不安など吹き飛ばすくらいにわかりやすいところにわかりやすく建っていた。

 黒い板塀と用水路にぐるりと囲まれたその家は、周りの建売住宅とはひと味違う風情があって、歴史のある建物だということが一目でわかる。

 わかるのだが。


「なんかこう・・・手入れされてないな」

「ですね」


 塀の上に見える庭木は剪定されておらず、板塀の立派さに比べるとややだらしない。

 と、そこに突然にょっきりと板塀の裏から剪定ばさみが生えてきて枝を落とした。


「誰もいないってわけじゃないんだな」

「そりゃあ誰かいるでしょう。昨日朝陽はここに泊まったんでしょうし、それに澪さんもご隠居さんがいるって言ってましたし」

「いやご隠居さんがいるにしては手入れがされてないなあって」

「今してるみたいですけどね」

「となると、お見合い会場はここか」

「ええ。それに朝陽も中にいるでしょうね・・・じゃあ朱莉さんは車を取ってきてください」

「車?」

「私がテレポートで中に入って朝陽を連れて出てきますんで、そのまま東京まで帰りましょう」

「ああなるほど、それならお見合いは中止に・・・って、待て待て待て!拉致はまずいだろ!?」

「拉致じゃありません!保護です!」


 いや、拉致だよ。

 秋山朝陽保護に見せかけた蛇ヶ端姉子拉致事件だよ。


「とりあえず落ち着け、な?まずは平和的に話し合いでいこう。強硬手段は一番最後だ」

「強硬手段、とは?」

「だからお前が朝陽を攫って逃げるって・・・い・・・う・・・」

「「うっわあああああっ!?」」

「いきなり叫び声を上げないでくださいよ。ご近所さんに迷惑じゃないですか」


 俺と愛純のそばにいつの間にか立っていた人物がそう言って笑う。

 彼女の名前は丁香花 姫津奈。

 今日はいつものエプロンドレスではなく、作業用のつなぎを着て高枝切りばさみを持っているが、朝陽の家のメイド長で、国内屈指の魔法少女である朝陽よりも、屈強な体つきをしている蛇ヶ端大使よりも強い、蛇ヶ端家中最強の人物でもある。

 まあ、朝陽のボディーガードをしていたこともあるらしいのでその強さも当り前と言えば当り前ではあるのだが。


「それで、お嬢様をさらうっていう話ですけれど」

「いや、違うんですよ丁香花さん、話を聞いてください」

「たしか邑田さんの車はアルフ○ードでしたよね」

「俺の車じゃないですけどそうですね。・・・じゃなくて話を聞い――――」

「馬鹿にしないでください!お嬢様を拉致するというのにそんな車だなんて!」


 車の格の問題なの!?

 外車とかならいいの!?


「美少女を誘拐するならハイエ○スでしょう!?・・・ああっ、突然路上で襲われて荷物のように車に放り込まれて狼狽するお嬢様・・・萌えますっ」


 そうだった。強くて優しくて美人でわりと万能な彼女ではあるが、唯一、朝陽に関わることになると途端にこんな風に残念な感じになってしまうんだった。

 

「前から思ってたけどあんた一回頭の医者言った方がいいんじゃねーですか?」

「あら、誰かと思えばシンデレラバストの宮野さん」

「あ?誰の何が何だって!?」

「やだやだ、私はオブラートにつつんだのにいきなりキレるなんて。やっぱり胸が貧しいと心も貧しくなるんですね」

「上等だコラ!表に出ろや!!」

「あら、あなた表と内の区別も付いてないんですか?ここはどう見ても外でしょう」


 そして丁香花さんは朝陽を舎弟のように扱う愛純とものすごく仲が悪い。

 まあ、自分の主人をどこの馬の骨ともわからぬアイドルが舎弟扱いしているというのは気分が悪いだろうからその気持ちはよくわかるし、愛純も昨晩の話を聞くかぎり朝陽のことを憎からず思っているからこそそう扱っているのだと考えれば、残念なメイドに朝陽が甘やかされたり、ベソをかかされたりするのは気持ちの良いものではないだろう。

 ・・・まあ、要するに二人は似たもの同士と言うことなのだ。

 なお、朝陽に聞いた話によれば、結構あるように見える丁香花さんのあの胸はパットらしいので、実は彼女も愛純同様シンデレラバストだったりす―――


「痛いんですけど。何で俺二人に拳を突きつけられたんでしょう」

「なんか」

「不愉快な気配を感じたもので」


 ・・・・・・君ら本当は仲いいでしょ。





「粗茶ですが」


 俺と愛純を応接間に通してくれた丁香花さんはそう言って俺達の前にお茶を置くと、正面のソファに腰を下ろした。


「それで今日はどういった御用向きでしょう」

「朝陽を迎えにむぐっ――」


 いきなり切り出そうとした愛純の口にまんじゅうを押し込んでから俺は丁香花さんに向き直って口を開く。


「じつはその、朝陽がお見合いをするという話を聞きまして」

「はぁ、お見合いですか・・・・」


 あれ?なんだろう。なんか反応が変じゃないか?

 この人なら愛純の態度からお見合いをぶち壊しにしているということ位簡単に想像がつきそうなものなのに。

というか自分からお見合いをぶち壊しにしそうなものなのに・・・・・・まさかこの人、蛇ヶ端大使とか朝陽に同じようなこと思われて蚊帳の外なのか!?


「聞いてません?」

「今日お嬢様がお見合い・・・きょうおみあい・・・おみあい・・・ああ、なるほど!お見合いですね!はいはい。聞いていますよ」


 大丈夫かこの人。

 朝陽のお見合いがショックで現実逃避してたとかじゃないだろうな。


「それで、お嬢様のお見合いとお二人がここにくるのとどういった関係があるのでしょう」

「お見合いをぶち壊しにきました」


 まんじゅう一個じゃ足りなかった・・・だと!?


「ああ、なるほど」

「あんただって、お見合い相手のボンボンに朝陽を取られるのいやなんじゃないの?」

「ボンボン・・・ああ、まあボンボンですね、はい」

「金持ちっていったって自分で結婚相手の一人も見つけられないような頼りない男に朝陽を任せて良いの?どうせ金しか持ってない中年の醜男なんでしょ!?」

「ふっ・・・」

「なにがおかしいわけ?」

「いえ、勘違いされているようですけど、お相手の方は奥さんもいましたし、なんだったらお子さんもいらっしゃる立派な大人の男性ですよ」

「こ、子持ち!?」

「それどころか素敵なお孫さんもいらっしゃいますしね」

「・・・絶対連れて帰る。朝陽の青春をジジイの介護になんて使わさせない」

「おい愛純、ちょっと落ち着けって」

「これが落ち着いていられますかい!っていうか朱莉さんはなんでそんな冷静なんですか!朝陽がいやらしいジジイに介護と称してあんなことやこんなことをされちゃうかもしれないっていうのに!あの子が逆介護プレイとか言われておむつはかされたりおしゃぶりくわえさせられたりしたらどうするんですか!!」


 お前はなにを言っているんだ。


「それは・・・ありよりのありですね」


 あんたもなにを言っているんだ。


「いや、なしよりのなしだよ!なんで最高の笑顔で親指立ててるんですか!愛純もちょっと落ち着け!そもそもお見合いなんてどっちかが嫌だってなれば破談になるようなものだろ。いくら朝陽でもそんな相手にOKするわけがないって」

「ところがお嬢様は先方の男性とはとても懇意にしてらっしゃるんですよ」

「もおだめだあああああっ!私がつれてかえるぅぅぅっ!朝陽の目を覚まさせるぅぅぅぉぉぉっ!」


 丁香花さんの言葉を聞いて頭を抱えて床をゴロゴロと転がる愛純。

 ああもう。とりあえず愛純は放っておこう。


「丁香花さん」

「はいはい」

「朝陽はどこにいます?昨日はここに泊ったんですよね?」

「いえ、昨日は旦那様と芦ノ牧温泉のほうにご宿泊されたんですよ。多分今頃は旦那様と一緒にお墓参りの最中ではないでしょうか」

「それならお墓の場所を教えてください」

「でしたら私がご案内しましょう」


 丁香花さんはそういって立ち上がると、未だにいやだいやだと言いながら床をゴロゴロと転がっている愛純に当て身をして気絶をさせてると、軽々と持ち上げてソファに放り投げた。


「少々お待ちください」


 そう言って丁香花さんは、奥の部屋で私服に着替えた後、物置からスマホが普及してからめっきり見なくなったハンディカムを引っ張り出して再び愛純を軽々と抱え上げると、玄関へと向かう。


「あの、丁香花さんって何者なんです?」 

「普通のメイドですけど」


 あんたはどっかの大墳墓のメイドかよ。

 国内でも指折りの近接タイプの魔法少女にステゴロで勝てるメイドは普通のメイドじゃねえよ。

 っていうか、戦うメイドなんて大墳墓にだって6人か7人しかいねえよ。


「普通のメイドじゃないでしょう」

「じゃあお嬢様のボディーガードです」

「それは聞きましたけど」

「実は姉子の腹違いの姉です」

「マジで!?」

「嘘ですよ。そんな重大な事実をこんなスナック感覚で話したりしません」

「蛇ヶ端さんち関係の人はそういうところサラッと話しかねないところが怖いんですよ。澪ちゃんもさらっと自分が姉子のはとこだとか言ってきたし」

「ああ、澪に会ったんですか」

「昨日たまたま澪さんのお店に行って、ホテル取ってなかったんで一晩泊めてもらいました」

「またよく知らない他人を泊めたんですか!?しかもよりによって邑田さんと宮野さんを?まったくあの子は・・・なんのために私がお嬢様から聞いた体であることないこと吹き込んだと思っているんだか」

「俺の守備範囲がゆりかごから墓場までとかって話をしたのはあんたか。っていうか、こんなことでもなければ澪ちゃんには一生会わなかったと思うんですけど」

「それこそ、こんなこともあろうかとってやつですよ」


 丁香花さんはどんだけ俺と愛純のこと警戒してるの。


「そういえば丁香花さんは澪ちゃんとはどういう」

「ああ、澪は私の妹です」

「はいはい」


 もうだまされないぞ。っていうか、全然似てないじゃないか。


「澪は母似、私は父似なのであまり似ていませんけれど」

「え、本当なんですか!?」

「私が撮った澪と姉子と妹子が写っている写真見ませんでした?」

「ああ!あれ丁香花さんが撮ったんですか」

「かなり昔・・・10年以上前ですけどね」


 姉子の腹違いの姉。とまでは言えなくてもかなり近い、それこそ姉妹のような関係ではあったのだろう。


「昔は姉子って呼んでたんですね」

「仕事中はお嬢様って呼びますけど、今でもプライベートの時は姉子って呼びますよ」

「へえ、ちょっと意外」

「さすがに大旦那様の前ではしませんけどね」

「大旦那、ですか」


 以前会ったときに蛇ヶ端大使を旦那様と呼んでいたので、大旦那というのは多分朝陽の祖父だろう。で、おそらく今回のお見合いを企てた人。要するに黒幕。


「大旦那さんってどんな人なんですか?」

「善人か悪人かで言えば、善人ですよ。かなり独善的ですけどね。私や澪に『もういい年なんだからお見合いしろ』『女の幸せは結婚だ』なんて言うのはしょっちゅうです」


 そう言ってため息をついてみせるが、丁香花さんの顔には大旦那に対する嫌悪感のようなものは見えない。


「ま、それもあの方のシスコンの裏返しなんですけどね」

「シスコン?」

「ええ。もしくは私や澪へのあの方なりの贖罪なのか」

「贖罪ってどういうことですか?」

「妹子とおばさんが事故にあった時運転していたのは私と澪の父、つまり大旦那様の甥だったんです。元々父は東京の大学に行っていて、就職も向こうでしようとしていたんですけど、そこに待ったを掛けたのが大旦那様で。祖母がさみしがっているからこっちに戻ってこないかという話をして、運転手兼秘書として雇ったんです」


 なるほど、それで『贖罪』か。

 過保護と言っても過言ではない方法で、自分なりの方法で、妹を、甥をかわいがっていた大旦那さんの、姪孫二人への自分なりの贖罪。ということなのだろう。

 それが正しいか正しくないか、二人にとって良いかどうかはさておき大旦那さんの二人に対する思いをわかっているからこそ丁香花さんは嫌な顔をしたりはしないのだと思う。


「ちなみに事故の後母は再婚しまして、私はもう成人して別世帯だったのでそのまま『丁香花』姓だったんですけど、澪は未成年だったので母の再婚相手の姓に変わったんです」

「なるほど、それで二人の名字が違うのか・・・ちなみにさ、丁香花さん」

「なんでしょう」

「妹子と、二人のお母さんのこと、恨んでる?」

「まさか。あれは相手の過失ですよ。奥さんのことも妹子のことも、もちろん父のことも恨んではいません」

「そっか・・・」

「恨んでいる双子の片割れをこんなにかわいがる人間がいますか」

「いや、まあかわいがっているのはわかるけど、丁香花さんの場合『かわいがっている』というより『かわいがり』に近いものがあるからちょっと手加減してやってほしいなって思うことはありますけどね」

「それも愛ですよ」


 愛って言葉で何でも許されるわけではないけれど。

 まあ、朝陽ももう大人だし嫌なら逃げるだろ。


「丁香花さんは――」

「どっちでもいいですよ。私にとってお嬢様は姉子であり、妹子です。二人分の愛情を注ぐべき相手です」


 俺の質問を遮って、丁香花さんはそう言って優しい笑顔でを浮かべる。


「でもまあ、あえて言うなら今のあの子はあなたが名付けた『秋山朝陽』なのではないでしょうか。『妹子』が最近現れてくれなくなったのは少し寂しいですけれど、あの事故が起こる前以来なんですよ、あの子があんなにいつも笑っているのは・・・あの子があんなに笑ってくれるようになったのは、あなたや宮野さん、それに伊東さんのおかげだと思っていてます。ありがとうございます」

「いやそんな、俺も愛純も柚那もたいしたことしてないですから」


 でも、そう言ってもらえるのはすごくうれしい。

 秋山朝陽は俺が育てた。なんてドヤ顔をするつもりはないけれど、これまでの俺たちの接し方は間違ってなかったとそう思える。

 勝手につけてしまった名前を本人や仲間だけではなく、家族の一員である彼女に受け入れてもらえているのはうれしいと同時に、すごく誇らしい。

 愛純も誇らしいのだろう。気絶しているはずなのに、ちょっとドヤ顔しているようにも見える。


「そのたいしたことをしないというのが難しいんだと思いますよ・・・さて、あちらの奥に当家の墓地がございます」


 そう言って丁香花さんが視線を向けた先には一面の墓地。と言うとさすがに誇張が過ぎるが、結構な規模の共同墓地があった。


「近っ・・・けど、ちょっと意外ですね、もっとこう、専用の墓地なのだとばかり」

「旦那様があまりこちらにいませんからね。無理をして敷地内に置くよりもきちんとお寺さんに管理してもらえる場所の方が良いだろうと言うことで、10年程前にこちらに移したんです」

「なるほど」

「・・・・・・さて、では宮野さんにもそろそろ起きていただきましょうか」


 丁香花さんはそう言って、持っていたハンディカムを俺に渡した後、愛純を担いだまま墓地の入り口に置いてあるポンプの前に桶をおいて水をくむと、おもむろに愛純の腰をつかんでそのまま顔をその桶に――――


「ストップストップ!起きてる!!起きてますから!!」

「問答無用」

「謝りますから!起きてるのにだまって話を聞いてて『なんだ、素直に感謝できるなんてかわいいところあるじゃない』とか思ってニヤニヤしてたのは謝りますから!」

「死なば諸共。あなたを殺して私は逃げます」

「ただの殺人犯じゃないの!!ねえ、謝ります、謝りますからほんとごめんなさいって」


 愛純はそう言って謝ってるが、ニヤけた表情のままなので謝っている感はほぼゼロだ。

 あとパンツが丸見えだぞ愛純。


「手始めにこのまま水につけてそのアイメイクをドロドロにして社会的に殺して差し上げます」

「うおぉぉぅっ、させるかぁぁっ」


 そう言ってすらりと伸びた足を丁香花さんの首に絡ませて抵抗する愛純。

 なんというか、百合四十八手とかあったら載ってそうな体位だ。

 まあ、あのアイメイクは化粧品を使わず魔法で作ってあるので寝るときも落とさなくて良いし、そもそも水に濡れたくらいでは――あ!


「っていうか愛純、お前魔法で逃げればいいんじゃないか?」

「・・・・・・」

「・・・・・・」

「え?何?」

「「朱莉(邑田)さんのそういう空気が読めないところ本当にだめだと思います」」


 やっぱり実は仲いいでしょ君たち。







お見合い~はあと1話か2話で終わる予定です。

ということで、かなり久々のキャラ語り。



・長澤 澪


当初、朝陽の出生編をじっくり掘り下げようと思ってたころにポジションと簡単な設定は生まれていたキャラ。


年齢は23、4歳くらい。理系の大学を出たのにラーメン屋さんをやっていて、成人してから丁香花さんちの実家を相続している。

姉同様、蛇ヶ端家に仕えるという道もあったが、まだ若い自分に対してお見合いを勧めてくる大伯父に辟易してその話を蹴った。

困っている人は家に泊めてあげたくなってしまうという困った癖がある。とはいえ貞操観念はしっかりしているので泊めるのは女性だけ。薄い本書かれるようなことにはならない。

なお裏設定で、第一部で東北支部と死闘()を繰り広げていたころの橙子を、それと知らずに何度か家に泊めてあげたことがある。というのがある。


・丁香花 姫津奈


蛇ヶ端家メイド長。

秘書業務から簡単な家の修繕、庭仕事までこなす万能家。

朝陽のはとこで澪の姉。シンデレラバスト。メイド長と言えばパッドなので。


仕事中とプライベートのギャップが激しく、仕事中の淡々とした感じのキャラとプライベートの豪快なお姉さんキャラは初見の人はかならずギョッとする。

なので、仕事中に知り合った男性とプライベートでデートをすると大体引かれ、プライベートで知り合った男性と仕事中に電話をしたりすると嫌われていると勘違いされてしまい長続きしない。

正徒会~に出てくる丁香花香華は彼女の子孫。


唐突に出してしまったけど彼女達ももうすこししっかり出してあげたかった。

そのうち書くかも知れないけど。

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