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魔法少女はじめました   作者: ながしー
第一章 朱莉編

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夏のバカンス 4

「蛇ヶ端ねえ……うーん……どっかで聞いたことがあるのよねえ。誰だったかなあ……」


 男部屋のベッドに寝かされた蛇ヶ端の顔を覗き込みながら都さんが腕組みをしながら考え込む。


「多分みやちゃんの心当たりって、蛇ヶ端大使じゃない?」


 狂華さんの言葉を聞いて都さんはポンと手を叩いた。


「ああ!あの蛇顔のおっさん!…ってあれ?なんであんたがそんなこと知ってるの?」

「前に名刺の整理した時に名前を見たんだよ。というか、むしろなんで実際に会ったみやちゃんが忘れてるの……」


 狂華さんはそう言って肩を落として大きなため息をついた。

 本当にこの人は苦労人だなぁ

 まあ、苦労させているのはほぼ都さんだけだし、狂華さんもそれ自体はまんざらでもいみたいだから、ある意味WINWINの関係なんだろうけど。


「戦闘中に聞いた話だと、メイドを雇う程度には金持ちの家みたいな話をしていましたけど、その蛇ヶ端大使の家って結構金持ちなんですか?」


 俺の言葉を聞いた狂華さんの顔が引きつる。


「朱莉は初対面の女の子にメイドを雇っているかって聞いてるの?」

「あっ、違います。そうじゃなくて俺の衣装がメイドだーって話から、そんな服のメイドうちにはいない!って話になったんですよ」

「なるほど、敵さんと和気藹々と話をしてたってわけね。そりゃあ柚那もキレるわ」


 ちなみにキレ柚那はまだ完全に収まっておらず、ちょいちょいボロがでるのであかりとみつきちゃんの部屋で休んでいる。

 チアキさんが一緒にいるのが気がかりだが、昼間のアレが蛇ヶ端による嫌がらせだったことは話してあるのでおそらく一触即発とはならないはずだ……ならないといいな。


「狂華、蛇ヶ端大使の身辺情報よろしく」

「了解」


 狂華さんは都さんの命令に短く応えると、部屋を出ていった。


「この子、どうするんです?」

「そうねえ……まあ、話が通じるなら説得するっていう手もあるけど」

「手もあるけどっていうことは他の方法も考えてるっていうことですか?」

「まあ、色々あるじゃない。科学の進歩のための礎になってもらうとか」


 気のせいか、蛇ヶ端の身体がピクっと動いたように思えた。


「……それって実験動物として扱うっていうことですか?」

「そうね、色々試したい薬もあるし、もしくは、ほかの魔法少女の訓練用にその身体を差し出してもらうとか。こっちはまあ、要するに必殺技の練習台よね。さっき言ったように今彼女の手についているブレスレットはナノマシンの活動を抑制してくれるから、今の彼女は人間と変わらないし、標的にはもってこいでしょう?」

「それってつまり、柚那にバラバラにされちゃったりとか、みつきちゃんに黒焦げにされちゃったり、チアキさんにナイフを刺されまくったりってことですか」

「あとは、精華にブラックホールに放り込まれたり、狂華に万年筆で殴られたりとかね」

「そう言えば最近ひなたさんが戦闘スタイル変えましたよね。ステッキも刀になりましたし」


 ひなたさんはこの間イメージカラーを黄色に変えた時にグッズの作り直しは手間はかかるけどその分金になるってことを覚えたようで、ちょいちょいマイナーチェンジをするようになった。何にそんなにお金を使っているのか謎だけど、たくさん稼ぎたいらしい。


「そうそう。それで腕を磨きたいって言って試し切り用の藁束を欲しがってたんだったわ。剣の腕を磨くには人を斬るのが一番って話もあるし、この子に犠牲になってもらうのもいいわね」


 俺達がちらりと蛇ヶ端のほうを見ると、さっきまで安らかだった寝顔とはうってかわって、顔色は悪く、顔中に脂汗をかいているという、もう誰がどう見ても『お前起きてるだろう』という状態になっていた。もちろん俺も都さんも蛇ヶ端が目を覚ましているのをわかってやっている。


「ああ、でもどうせそういう風に使うんだったらまず都さんが楽しんだらいいじゃないですか。狂華さんとのお楽しみタイムを邪魔されたんですし、そのくらいの権利はありますよ」

「そうね、なかなか綺麗な身体をしているし、そういうのもありよね……まあ、私が本気を出したらこの子の理性が吹っ飛んでまともに尋問できなくなっちゃうかもしれないけれど」


そう言いながら都さんが蛇ヶ端の着ているパジャマの裾を持ち上げたところで我慢と恐怖の限界が来たらしく、蛇ヶ端が目を開けてガバっと上半身を起こした。


「そういうのって一体どういうのですの!?」


 蛇ヶ端はそう言って都さんの手を払いのけるとそのまま器用にベッドの端まで後ずさった。


「ぐっもーにん妹子ちゃん。私は宇都野都。知ってると思うけど、ここの責任者よ。よろしくね」

「よ……よろしくお願いいたしますわ」

「さて、一応確認だけど、君は今自分がどういう立場に置かれているか理解しているかな?」

「有り体に言って、捕虜。ですわね」

「ん。理解が早い子は好きだよ。開発し甲斐がある」


 いやらしい笑いを浮かべながら都さんがワキワキと手を動かすと、蛇ヶ端は自分の身体を抱きしめるようにして、さらに後ずさって壁にぶつかった。


「蛇ヶ端をいじめないでください。話が進まないじゃないですか」

「だって、こういう反応って新鮮じゃない。朱莉はため息をつくだけだし、あかりちゃんは『はいはい』っていって相手にしてくれないし、柚那は朱莉一筋だっていってきっぱり断るし、みつきはもうちょっと育てたいからそういう事言えないし!」

「狂華さんとチアキさんは?」

「狂華は、何か照れ笑いをしながら私の袖を引っ張ったりして誘ってくるから嫌。こういうのは嫌がられるからいいの」

「まあ、チアキさんも性格的に嫌がるって感じじゃないしなあ」


 うまく受け流して終わらされちゃいそうな感じがする。


「いや、チアキさんはその……私なんかじゃ全然かなわないし」


 そう言って都さんは初めて俺の前で顔を赤くした。ていうか、都さんがかなわないって言っちゃうと

か、マジでチアキさんの人生経験半端ないな。


「……ここは色情狂の集まりなんですの?」

「返す言葉もないな……」


 いや、まったく。


「まあ、都さんの性癖の話は置いておいて、蛇ヶ端達の組織の情報を教えてくれないか?蛇ヶ端のことはもちろん悪いようにはしないから」

「わたくしは下っ端ですし、話せることなんてほとんどありませんけれど」

「蛇ヶ端が知っている範囲、話したい範囲で構わない」

「……わたくしたちは七人というお話はしましたわよね?」

「ああ」

「人数が七人というのは知っていますけど、ぶっちゃけ他の6人の顔を見たことないんですよ。ですからわたくしにお話できるのは組織の規模だけ……いえ、正直言って、わたくし自身、組織の規模を正確に把握しているかどうかも怪しいですわね」

「七人だけじゃなくて結構大きな組織っていうことか」

「ですわね。国内だけで七人ということしかわかりませんし、ほかの大陸や国に対してもわたくしたちのような魔法少女が派遣されていますから」


 他の国も同じような状況だということを都さんが聞いていれば今日の今日まで対策していないはずがないから、おそらく各国は緘口令をしいて、危機的状況にあるということを隠しているんだろう。

 素直に助けを求めて補い合えばいいんだろうが、この星の人間はいつまでたってもそれができない。


「魔法少女の天敵は魔法少女っていうわけだ。でも今までは怪人だけだったのにどうして蛇ヶ端が出てきたんだ?」

「今までも一応現場にはいたんですのよ。でも怪人を出すだけ出して帰還していたんです。ただ、最近は怪人だけでは足止めにもならないようになってしまいましたので、しかたなく今回わたくしが直々に直接攻撃をしかけたという訳です」


 ひなたさんの刀を例に出すまでもなく、狂華さんやチアキさん、精華さんあたりは魔法を磨くのに余念がないし、ほかの魔法少女の中にも病み柚那のように、状況に応じて自分の能力を変化させる者も何人かおり、以前に比べてこちらの対応力は間違いなく上がっている。


「なるほどね。それで妹子ちゃん」


 蛇ヶ端と俺の話を聞いていた都さんが話を引き継いで蛇ヶ端に話しかける。


「はい」

「単刀直入に聞くけど、君は蛇ヶ端大使の娘さん?」

「血がつながっているかと言われればそうですわね」


 蛇ヶ端のつっけんどんな物言いは、ともすれば血がつながっているだけ、それ以上のつながりなんてないと言っているようにも聞こえる。


「あっさり認めちゃうのね」

「調べれば『蛇ヶ端了介には少し前に学校の寄宿舎を脱走した娘がいる』ということくらいすぐにわかるでしょうから」

「なるほど、反抗期ってわけだ」


 本当は入りたくもなかった学校に家の都合で入れられたとかそんなところだろうか。


「反抗期なんてそんな生易しい言葉で済まさないでください!……これは復讐なのです」


 そう言って俺を睨む蛇ヶ端の顔は、年ごろの女の子としては不相応な憎しみに彩られていた。


「……それで、わたくしをどうしますの?さっき言っていたように慰みものにして殺すんですの?」

「あははは、慰み者かあ、一応言っておくけど、さっきのは妹子ちゃんをからかっただけだからね。私たちは別に悪の組織って言う訳じゃないんだから、特になにもしないよ。一応、私物は没収したうえで、うちの施設に軟禁っていう感じかな。ああ、もちろん施設から出なきゃ特に行動に制限もしないよ、もし暇だったら番組のほうにエキストラで出演してもらってもいいし。ああ、もういっそ敵の幹部役とかで出ちゃう?」

「…………」

「……嫌?まあ、嫌って言ってもそれ以外には拘束衣でガチガチに固めて幽閉するくらいしかないんだけど」

「嫌ではありませんけど……わたくし脱走しますわよ?」

「魔法少女の状態ならともかく、ナノマシンの活動を制限された女の子に逃げられるほどうちの警備はザルじゃないわ」


 そう言って笑う都さんの眼光は鋭い。

 実際、あの施設から脱走するとなると、相当な訓練が必要になるだろう。

 別段門限がないからこっそり夜中に忍び込むとか、抜け出すといったことはしたことがないが、狂華さんによれば『魔法なしだとボクでもバレずに抜け出すのは無理』らしい。

 基礎体力がメンバー中一番なのはもちろん、陸自で夜間行軍の経験もあるだろう狂華さんができないなら必然的に他のメンバーにも無理ということになる。そしてそこにはおそらく蛇ヶ端も含まれることになるだろう。


「一応売店もあるし、必要なものも極力用意してあげるから……実際に、貴女が偽善だっていうアーニャ達の活動や、私たちのことを実際に自分の目で見てみてみなさいな。意外に悪くないかもしれないわよ」


 都さんはそう言ってにっこりと蛇ヶ端に笑いかける。


「いいんですの?機密が漏れる可能性がありますわよ」

「何言ってんの、もうあなたたちが知らないような機密らしい機密なんてないわよ」

「そんなはず…」

「なまじ機密なんてものを持ってるからその保持にリソースを割かなきゃいけなくなるのよ。公にしていない情報ってのは確かにあるけど、それがバレたからって困ることなんて何にもないわ」

「それでよくも地球を守る正義のヒーロー気取りでいられますわね。切り札というものは伏せておくべきでは?」

「奥の手、とっておき、そんな戦力の出し惜しみをするとね、余計に被害が大きくなるの。だいたい魔法少女なんて実際のところなんでもありなんだから、現在の自分たちの戦力を正しく把握しておけば打つ手がなくなるなんていうことはないの。特にうちは選りすぐりの魔法少女達がそろっているからね。なんだったら、今すぐ妹子ちゃんたちの本拠地に攻め入っても勝つ自信があるわよ」

「それはいくらなんでもわたくし達を舐めすぎですわ!」

「そう?でも実際あなたはこうして捕まってるじゃない」

「わ……わたくしは七人の中でも最弱ですもの!最弱のわたくしを実力No2の伊東柚那でやっと倒して捕まえられるくらいのあなたたちが――」

「悪い蛇ヶ端。捕まえるんじゃなくて、倒すんだったら多分あの時の俺でもできた」


 というか、柚那がナンバー2っていうのもハッタリだし。もちろん俺も本気出したってナンバーワンになんか届かない。


「は……はぁ!?」

「不意打ちだったんでちょっと浮足立ったけど、お前を倒すだけならできたと思うぞ。ただ、万が一殺しちゃうと寝覚めが悪いし、かわいそうだと思ったから手加減したんだ、時間になって柚那が来ればああいうことになるのは予想できたしな」

「くぅっ……」


 蛇ヶ端は悔しそうに唸ると両目に浮かんだ涙をパジャマの袖で乱暴に拭った。


「だったら……だったら!わたくしはあなたたちを研究して、一人で倒せるようになってみせますわ!」


 ああ、余計なことを言ってしまった。おそらく都さんの思惑は蛇ヶ端を懐柔してこちらの戦力にすることだったんだろう。そう考えると、蛇ヶ端の闘志を呼び起こしてしまった俺の発言はその思惑を見事に打ち砕いたことになる。

 後で何か言われるなあと思いながら都さんに視線を移すと、蛇ヶ端から見えない角度でこちらに向かってこっそりサムズアップしていた。

 って、え!?これでよかったの!?


「じゃあ、今夜はもう遅いし寝ましょうか。妹子ちゃんは……朱莉に任せて大丈夫?」

「いや、体は女性ですけど、俺は一応男ですからそういう訳にもいかないでしょ。ていうか柚那がキレます」

「それはそうか……だとするとチアキさんかなあ。もしくはあかりちゃんとみつきか」

「あかりをこっちで引き取るんで蛇ヶ端はみつきちゃんと二人……だとみつきちゃんの負担が大きいか」


 忘れがちだけどあの子って実は人見知りだしな。


「……なんかもう面倒くさいから砂浜に放っておく?仲間が迎えにくるかもしれないし」

「あんた行き当たりばったりで話をするのやめろよ!一人で外に放り出すなんて蛇ヶ端がかわいそうだろ!」

「だってもう眠いんだもん」


 そう言って都さんは大口をあけてあくびをした。

 この人は本能だけで生きる獣かなにかなのだろうか。


「蛇ヶ端は俺が責任もって預かりますからもう寝てください!」

「柚那はどうするの?」

「俺と狂華さんで蛇ヶ端を見るってことをちゃんと説明してあかりと寝てもらいます。で、みつきちゃんをチアキさんと同じ部屋。これで組み合わせの問題はないはずです」

「問題大有りじゃないの」

「え?」


 そんなはずはない。柚那とあかりの関係は比較的良好だ。もともと柚那のもとの姿である下池ゆあのファンだったあかりは柚那を慕っているし、柚那も昔の俺の話を聞きたいからとあかりとよく話をしている。

 さらにチアキさんは以前みつきちゃんと一緒に暮らしていたので人見知りするみつきちゃんでも安心だ。


「一人寝なんて私が寂しいじゃない!」

「知るか!」




 非常にまずいことになった。

 俺も狂華さんも間抜けにも大いびきをかいていてその間に蛇ヶ端に逃げられたとかそういうことではない。

 狂華さんと二人で見張りをするということでなんとか柚那を説得したというのに、柚那たちが寝静まったと見るや、狂華さんが『朱莉一人でも大丈夫だよね?』と言い出し、都さんの部屋に行ってしまったのだ。

 つまり今この部屋には俺と蛇ヶ端の二人きり。蛇ヶ端のナノマシンは封じられているので、さっきのように襲われるようなことはないだろうし、もちろん俺もどんな形であれ襲うつもりなどない。だがやはりなんとなく気まずい。

「あの……」

 俺がベッドの上で一人悶々としていると、隣のベッドに座った蛇ヶ端が話しかけてきた。

「ん?どうした?」

「寝ないんですの?」

「い、いや。寝るぞ。寝る。うん、寝よう」

 俺はそう言って動揺を隠すためにリモコンで部屋の照明を消すとタオルケットを頭まで被った。

 すると、今度は蛇ヶ端が身体をゆすってきた。

「あのう……」

「ん?」

 俺が顔を出すと、蛇ヶ端は恥ずかしそうにモジモジとしながら口を開く。

「できれば明かりをつけておいてもらえると……」

「ああ。そっか、怖いのか」

 言ってからしまったと思った。プライドが高そうな蛇ヶ端に『怖いのか』なんて言ったらすごい剣幕で怒られるだろうと思ったからだ。

 しかし、俺の予想に反して蛇ヶ端の反応は先ほどまでの彼女からは考えられないほどしおらしいものだった。

「……はい。暗いのだけはちょっと」

「そっか」

 俺は枕元に置いたリモコンで照明をつける。あまりまぶしいと俺が眠れないので輝度は下げさせてもらったが、暗いというほどではない。

「じゃあお休み」

「あのっ」

「……なに?」

「さっきはその、私をかばってくれてありがとうございました。」

「俺、なんかかばったっけ?」

 蛇ヶ端は深々と頭を下げているが、ぶっちゃけ俺には全く心当たりがない。

「外に放り出されるところを庇ってくださったじゃないですか」

「ああ……まあ、私有地だから何も起こらないだろうけど、やっぱり女の子を夜中に外に放り出すっていうのはさすがにね。別にお礼を言われるほどのことじゃないって」

 蛇ヶ端をかばったというか、いい加減な上司の尻を叩いただけの話だ。

 でもまあ、暗いのが怖い蛇ヶ端にとっては死活問題だったのかもしれない。

「じゃあ、今度こそおやす――」

「あのっ!」

「何」

 都さんじゃないけど、俺もそろそろ気まずさよりも眠気のほうが強くなってきたんだけど。

「不束者ですが、これからもよろしくお願いします」

「ん、わかったわかった。わかったからもう寝よう。な?」

「は、はい」

「んじゃ、お休み」

 目をつぶると、俺の意識は急速に闇に落ちていった。


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