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あや先生

作者: 森永ダリオ
掲載日:2026/10/31

令和7年5月6日にpixivにて初公開した作品です。

より多くの方達に読んで頂きたいと思いこちらにも投稿する事にしました。

それではごゆっくりご覧下さい。

僕の通う幼稚園にはあや先生というみんなに優しい先生が居る。


転んでヒザを擦りむいた子が居れば救急箱を片手に飛んで来て手当をし、それが終わると「痛いの、痛いの飛んで行けぇ!」

と魔法の言葉をかけ和ませてくれる。


僕達との遊びにも付き合ってくれるし、女の子達からの誘いが有った際にも二つ返事で参加する。

たまにあや先生の取り合いになり女の子達とケンカになるけどそんな時、

「ケンカはダメだよ!」

と注意した後、

「みんなで一緒に遊ぼうよ?」

となだめながらも皆で仲良く遊ぶ事を提案してくれる。


絵本や紙芝居の読み聞かせも上手だ。

僕等の興味を引く為、登場人物の声を使い分けてくれるし、時々アドリブを入れて笑いを誘う。


歌の時間になれば元気良く歌う僕等を笑顔で見守りながらエレクトーンの伴奏をし、お昼寝の時間になれば眠れない子にそっと寄り添い優しい声で子守唄を唄ってくれる。


僕はそんなあや先生が大好きだ。

だけど小学生になったら僕はもうこの幼稚園には通えなくなってしまう。

そしたらもうあや先生には会えないのかな・・・?

そう思うと少し哀しい気持ちになってしまう。


でもあや先生はきっと会ってくれるよね。

大人になっても僕はあや先生を好きなままでいるからあや先生はあや先生のままでいてね・・・。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

ご意見ご感想等が有りましたらお気軽にお寄せ下さい。

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