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時間戦士は永遠の夢を見るのか・平行宇宙編

平行宇宙編AMラジオ「Amikana & Mika」:第22回「顔、変わるの?」

作者: 刹那メシ
掲載日:2026/09/15

「てえへんだ! てえへんだ!」

<何、その時代劇モード>

「いや、これが落ち着いていられるかってんだい!」

<どうしたんだい、お前さん>

「……乗るんだ……」

<急にやめるな……>

「あの! 前に美人問題やったでしょ!」

<ああ、私の方がアミカナより美人ってヤツ?>

「それで利用した某機関から……」

<無視かよ……>

「極秘情報を入手したんでゲスよ!」

<いや、もう、ちゃんとして>

「はい。ちゃんとします。入手したのは、『アミカナ5.0』です」

<5.0?! 4.0は?>

「ああ、4.0は小川真奈実さんになりました。ちょっと年齢が高かったみたいで」

<ちょっと! 凄く失礼なこと言ってるよ! 『今度一緒にお芝居やりましょう』とまで言われたのに>

「いや! 私が言ったんじゃないから!」

<で、5.0ってどういうこと?>

「まずは画像をご覧下さい」


挿絵(By みてみん)


<あー、これは可愛いかも>

「だよね?」

<え、何? 私達、顔、変更されるの?>

「わかんない」

<え、でもさ、これだと、何ていうか、ちょっと若くない?>

「そうだね。ちょっと25歳には見えないかも」

<あ、私達、25歳だったんだ?>

「小川さんの時にそう決まりましたよ」

<ごめん。で、5.0は若いね。若いし、戦士って感じがしないかも>

「そうだね。箱入り娘って感じだね」

<これだと、歴史改変阻止者、務まらないんじゃない?>

「だよね! やっぱ、今の方がよくない?」

<あー、でもそれでいくと、2.0の方がいいかも……結構クールだし>

「あー……まあ、それはそうなんだけど……でもさ! 2.0だと愛嬌が足りないでしょ?」

<そうね! 愛嬌も重要!>

「今のこの感じってさ、クールに徹し切れない脆さというか、儚さがちょうどいい感じに出てると思わない?」

<それ、自分で言う? まあでも、そんな感じはする。クールと可愛いの間くらい?>

「そうそう。で、もうこの顔で慣れてるから、変えて欲しくないわけ!」

<それは同意!>

「どうする? AIに聞く?」

<何て聞くの? また『どっちが美人か』って?>

「それだと負ける可能性があるから、『どっちが戦士らしいか』」

<それだと2.0に負けない?>

「2.0はボツ案だから関係ない! 現行案か、新案か、よ!」

<いいけど、ちょっと待ってね。全くラジオの体をなしてないけど……あ、いいんですか? いいそうです>

「よ~し! では、今から■■ッピーに聞きますね。頼むぞ~……」

<お願いします……>

「出た!……やっっったぁぁ!!」

<何、何?!>

「{どちらが『時間戦士』の歴史改変阻止者アミカナらしいかだけで判定するなら、3.0の勝ちです。3.0=86点、5.0=67点です。} 圧勝!」

<嘘?! 嬉しい!>

「まだあるよ。{3.0は目に緊張感があります。輪郭や眉周辺も5.0よりシャープに見えるので、『この人、何か普通ではない仕事をしていそう』という印象はこちらの方が強いです。} そうだろ、そうだろ!」

<へー!>

「更に……{3.0は『屈強な女性戦士』という顔ではありません。むしろ、目元には強さがある一方、顔全体はかなり繊細です。だから、戦える:○、任務を背負っていそう:◎、冷徹そう:△~○、何かを抱えていそう:◎、完全無欠の戦士ではなさそう:◎という感じ。これが本編アミカナにはかなり合うと思います。}……どうこれ?! 私が言ったのと一緒じゃん!」

<凄いね! もしかして、アミカナもAIなんじゃない?>

「……う……」

<急にどうした?>

「それは、ちょっと気になってることなの。私、ミカのコピーだと思い込んでるAIだったらどうしようって……」

<何そのマジな話?>

「……まあ、今はいいわ。とにかく、私達の顔は、今のものが最適ってことで」

<待って! どっちが美人かも聞いてみようよ>

「え……いいけど……出ました。{3.0:91点、5.0:94点}……やっぱり負けた……」

<やっぱり……アミカナもAI?>

「やめて! 私のアイデンティティを揺さぶるの! 完全無欠じゃないんだから!」

<ごめんごめん! じゃあ、結論としては?>

「5.0への変更は断固反対ってことで! 以上!」

<『AMラジオ>

「アミカナ・アンド」

<ミカ』でした>

<「バイバーイ!」>

「やっぱ、どっちが美人か、聞かなきゃよかっ……」


挿絵(By みてみん)

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