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今更キャラ紹介

 最後まで読んで下さった方、ありがとうございます。

 ここでは今更ながらこの物語のキャラクターを赤裸々に紹介していきたいと思います。

 ネタばれを含むので、未読の方は読むことをお勧めしません。

 それでは今しばし、物語の残光をお楽しみください。

人物紹介


項目ノ一 佐野清十郎

 身長194cm、体重65kg。長細い。不死人。祖父の家の蔵にて、不死の妙薬と思われるものの臭いを嗅いだことにより不死化。

 臭いを嗅いだだけだったためか、不老ではないようで、きちんと齢はとっている。だからたぶん寿命でなら死ぬことができる。

 幼いころにその体質故に両親からネグレクトを受け、心の傷に。そのせいか割とさびしがり屋。

 ひょんなことから狐の封印を解いてしまい、一緒に住まうことに。

 最終的には「家族になってくれ」などと告白まがいのことをするが、本人にそのような意図はなかったらしい。


項目ノ二 狐

 身長148cm、体重40kg。結構長い間、佐野の住む町の祠に封印されていた狐。封印された理由は不明。

 なぜかいつも浴衣を着ており、十五歳くらいの少女の姿をしている。頭の横に狐の面をつけている。ちなみに狐の面を被った状態は、正確には半妖化で、本来の姿は別にある。年齢は聞いてはいけない。

 見た目は佐野曰く、「見目麗しい」らしい。

 自称頭脳派であるが、言うだけあって飲み込みは早く、既に家事の腕は佐野よりも遥かに上になった。

 誰に対しても慇懃な口調で話すが、堀田のことは嫌い、というより気味が悪いと思っている。

 佐野に告白まがいのことをされ、一生傍にいる、という誓いを立てる。

 本人曰く、「普段見せない弱々しい姿に母性本能をくすぐられた」そうだ。


項目ノ三 堀田正義

 身長150cm、体重45kg。ちまっこい。最後のキャラ紹介でやっとフルネームが出た人。下の名前はまさよし、と読む。佐野の大学の友人で、異常なまでの愛を妖怪に対して抱いており、常々妖怪に遭いたいを思っていた。

 堀田の二度目の訪問時、狐は全身がぬるぬるしていて、そこらじゅうから触手が生えている何かに化けて追い返そうとしたのだが、堀田は迷わず抱きついた。

 狐に遭遇したことにより、怪異に遭うことができるようになる。

 ちなみに彼が妖怪に遭いたがっていたのは、愛ゆえに、というのもあるが、他にも何か目的があるらしい。

 

項目ノ四 佐野の祖父

 身長189cm、体重85kg。確実に遺伝。享年六十歳。祖母とは四十歳のころに離婚している。自宅にて不審な死をとげる。豪快な人物で、佐野を可愛がっていたが、死ぬ一年ほど前から塞ぎこみがちになり、家からもあまり出ようとしていなかったようだ。不死の妙薬があった蔵の持ち主でもあるが、何故彼がそれを所持していたかは不明である。

 


 以上でこの物語は完結します。

 ご愛読ありがとうございました。

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