記憶を求めて
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この作品はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。
更新は作者の気分や都合により不定期となりますが、楽しんでいただけたら嬉しいです。
ここはどこ?
どこかぽっかりと抜けてしまっているような
思い出したい
けれど怖い
「………私は…私はどういう存在なのだろうか。」
周りを見渡すと緑がいっぱいの自然と…古びた白い建物がある
私の姿はどんなのだろう
そうだ、水を探そう
あった。
ポツンっと水溜まりがあった。
よく見ると緑からは雫が滴っている
雨上がりなのだろう
「私の姿はこうなっているのか」
ただ……
「小さい。私の完全なる姿ではない」
何故…何故私はこれが完全なる姿ではないことがわかるのだろうか
そうだ…さっきから感じていたこの違和感
「足りないのか…私の残りの何かが…そうか…」
魂…力の根源となる欠片が砕け散ったのか
「私は器か…」
残りの欠片があれば
「私という存在がはっきりするだろうか。」
…ただ…怖い
「何故だろう…集めた方がいいはずなのに…」
…前の己は一体何があったんだろうか
「…歩こう。歩けば何かあるはずだ」
??「ああ…懐かしい気配だ。」
…誰かいる??
「……誰?」
「…僕が…僕が分からないの?ミー…いや、ミーヴァ」
ミーヴァって…誰?
なぜそんなに悲しそうな顔をしているの?
もしかして
「…私の名前?」
「そうだよ。僕の大切なミーヴァ…」
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