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ちょっとお堅いはしがきと人物紹介

 桓武帝の治世から二百年余りが経った頃、この国は文化の開花期にあった。朝廷の貴族たちはまさにその華やかな文化の真っただ中に住んでいた。数多の貴族たちが恋に燃え、その煌めきの中に文学が芽生えたのである。


 女の華やかさはことさらに格別であった。花のような麗しの姫君ともなれば、男どもはそのうわさを聞きつけてこぞって求婚したものである。


 しかし、そんな中に一人変わった姫がいた。その姫、生まれは橘の家のほんの分家の中の一つにすぎないものの、その器量は並ぶものなく、簾を突き抜けて貴公子たちの耳にまで届いた。


 だが、姫はそんな貴公子たちの求婚を一蹴してしまった。自分よりも家も身分も高位の貴公子たちの求婚を有無を言わさずに断ってしまうという暴挙であったものの、断り文句の実に涼やかなことは、貴公子たちをかえって感心させてしまった。


 機智に富み、それでいて飾ることなく清廉な彼女を人々は、華美に偏らぬ涼し気な初夏の桜になぞらえて、「葉桜の君」と呼んだ……。





○人物紹介


・橘 聡子・・・本作主人公。実はお転婆の深窓佳人。


・モミジ・・・ずっと聡子を見守ってきたアヤカシ

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