金の力がチームの力であるという現実
フットボール戦術を人工知能とドローンを組み合わせて劇的に変革する話です。
フィクションではありますが、2、3年先にはトップチームはこうなるかな?という作者の予測という名の妄想も入っております。
ネット小説大賞のために、とりあえずの1話だけアップしてあります。
続きはしばらくお待ち下さい
「サッカーのチームの強さは資金力で決まる」という言葉がある。
これは統計的に証明された事実だ。
グラフを書いてみよう。
縦軸に、チームの年間勝ち点、横軸に、チームの資金力をとって、プロットしてみると、大体は綺麗な比例のグラフになる。
なぜなら、優れた選手、良い監督は高額であり、選手と監督には世界的な移籍のための市場があるからだ。
良い選手、良い監督は資金を持ったチームに集まる。
これも、水が高いところから低いところに流れるように、サッカーの市場経済における自然の法則のようなものだ。
ところが、たまに。
ごくたまに、綺麗な比例関係から外れた勝率を示すチームがある。
それは、例えば高額な選手を購入したものの全くチーム戦術にフィットしなかったり、連れてきた監督が選手達を管理できずにチームが空中分解してしまったり、といったマイナスの事例がある。
もっとも、資金のあるチームは、そうなれば損失を覚悟で選手や監督を改めて入れ替えるので、長期的には成績が安定する。
反対に、資金がないのに、飛び抜けた勝率をあげるチームというのも、ごくたまに出現する。
多くの事例では、それは監督の力だ。
革新的な戦術、優れたチームマネジメント、画期的なトレーニング方法をチームにもたらし、資金のないクラブ成績を劇的に押し上げる。
今から話すのは、そういった優れた監督の話、ではない。
そういったサッカー界の常識を、全く別のアプローチで変えていった技術オタク達の物語である
もたもたしている間に現実に追い越されたので、ここで完結とします・・・。




