メモリー
どしゃぶりの雨降り始めみたい
後悔の渦フラッシュバック
「大好き」って言えなかった人の
面影いきなり思い出したんだ
好き嫌い言えない関係性
分かり切って好きになったけど
溢れそうな想いあなたに
筒抜け寸前限界だった
見破られてしまう前に
鍵かけてサヨナラ決め込む
「大好き」言えずにいた
憧れと尊敬の延長線
あなたの孤高のさみしさにときめいて
「大好き」言えなかった
初めて言いたいと思ったあなたに
そんな言葉は言えそうになくて
あたし諦めた
ずっと後悔している
毎日あなたに会わなくなった
もしかしたら二度と会えない
ねえもしもう一度会えたら
その時こそ言ってもいいですか
あの日々はずっと
あなたのこといつでも好きだった
「大好き」言えずにいた
あなたの優しくて怖い仮面にいつも
あたしは振り回されていて
「大好き」言えなかった
初めて言いたいと思ったあなたにとって
あたしは幼すぎたから
あたし諦めた
それが決め手だった
自分が嫌いになりかけたけど
あなたを好きになった自分を誇りたい
明るい歌?歌えない
恋の歌?耳を塞ぎたい
あなたが欠けた日常で
あたし泣き虫だった
でも「大好き」消えなかった
あなたに貰った気持ち
全部全部忘れたくないと思った
「大好き」言いたかった
これがあたしの辿り着いた
一つのかけがえない答えだった
もう諦めたくない
だからあなたに会いたい
(C)Aoi Tact
ほとんど8割以上はフィクション感が強い詩や詞を書いてますが、こちらは90%ぐらい思い出が詰まってるのでメモリーです。いやあ久しぶりに読み返したらいろいろ思い出すことがありちょっと潤む。
今読み返すと拙いことばかりで、でも根本的なところは何も変わっていなくて、歴史は何度も繰り返すし、ほんとこんな感じにしか生きられないのかなとしみじみ一人思い出す一作だったりします。
同じくらいこっ恥ずかしいものだったりしますが、その恥ずかしささえ乗り越えたらきっと何かが掴め・・・いやどうだろう←
ちなみにとある時点から会えていません。
声の雰囲気は阿部真央さんあたりをイメージしながら書いていたような気がします。当時好きだったので。
音は覚えているけれど、たぶんあんまり既存の何かと被っている感じも今のところしないけれど、フラットな気持ちで歌えるときは相当メンタルが落ち着いているときじゃないとだめなので、お蔵入りに近い一つです。