表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
殺鬼道  作者: 明 治
6/25

壱ノ道ー鈴ー⑤

紲は記憶の中では人を殺した事はない。


そう、記憶の中では。


記憶の無い中学以前にならありうる。


「あなたは重犯罪者クラスに配属されます」


確定された。

紲の重犯罪者クラスへの配属が。


「理由をきいてもいいでしょうか?その・・・僕が重犯罪者クラスに配属される理由を」


特に期待せずにきいた。


「さぁ?私に聞かれても」


期待外れの言葉が返って来た。


じゃあ誰に聞けというんだ。


そんな事を考えていると、鈴木が教室の戸に手を掛けた。


「あぁ、最後に3つ忠告しておきます」


3つもあるのか。


「1つ。他の生徒を刺激しないこと」


当たり前か。周りは人殺しばかり。

下手に刺激して殺されたくない。


「2つ。周りに刺激されても手を出さないこと」


これも当たり前か。1つ目の忠告と同じ理由で。


「3つ。私の命令には必ず従うこと」


は?


「私の命令には必ず従うこと」


また2回言った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ