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11、両足で跳ぶ運動をして、悪役令嬢は悩む

少し文章を足しました。



はーい、またしても謎の悪夢をみてしまった私でーす。


原因はラジオ体操を忘れてしまったから。


なんで忘れたか、それは夜中まで気絶していたからだ。



……部屋まで運んだのはセバスチャンだと信じたい。




うん、その案件は銀河の向こうに、永遠に置いとこう。



目が覚めて暇なので、第二回目会議を開催します。


どんどんぱふぱふ、ひゅーひゅー。



議長発言エトセトラはさっきまでキャパオーヴァーで気絶していた私です。








議長! 何と、このたび私はおっそろしいことに気がつきました。


なんだね発言者君。


そう、前から薄々感じていたこと。


『私って実は弱い?』と言う事について討論したいと思います。




今までセバスチャンに負け、メイド達にも負け。


今回ジョワロフ君に担ぎ上げられた時、気づいてしまったのだ。


おかしくね? と



今まで本気を出していないだけだと思ってた。


セバスチャンはまぁ慣れも有ると思うからセーフ。


だけどジョワロフ君に、その、捕まると私は何も出来なかった。


いやいやいや、あれはイレギュラーでしょ、あれはさすがに無理


そう思った皆さんに私の体感での捕縛能力を比較してみよう。



私<セバスチャン<ジョワロフ君<<越えられない壁<<メイドズ<<<<<エルザさん


……お分かりいただけただろうか?


絶対的にこの順番おかしいだろう。


メイドズそして懐かしい金髪美女エルザさんの方が更に上なのだ。



……エルザさん元気かな?



おっと話がずれた。




ようするに私があり得ないレベルで弱いことが確定した。


いつもあっさり捕まっていたのは、セバスチャンが強いんじゃない、私が弱かったんだ。



試しにラジオ体操したけど、強くなった気がしない。


もう成長しないかもしれない。



という、恐ろしい事実だ。


ペッドの柱をへし折った、あの日の私はいずこへ……



期待した分の失望は大きい。



「神様のバッキャローーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」



怒りに我を忘れた私は部屋にある机に思いっきりチョップをかます。



するとあっさり机は二つに切れた。







体をさすったり、ジャンプしてみたりする。


うん、異常なし。



机だった物を見る、うん、切れてる。


綺麗な断面だ。



試しにもう一回チョップしてみる。


何も起こらない。




……んむ???? どゆこと???????


わたしつよいの?????? よわいの?????



どゆことーーーーーーーー!!!!!!!???



腕を振りながらない頭をひねって考えていると、部屋の扉が吹っ飛んだ。


扉が宙を舞い私の方へ飛んでくる。


あ、やばい





「っお嬢様!!!!」


あはは、走馬灯かセバスチャンが焦って手を伸ばしてるのが見えるよ。


いや、焦ったとこなんて見た事ないけどね?


じゃあ幻覚か。


セバスチャンよりジョワロフ君が見たかった。


そんな馬鹿げた事を考えている間も時間は過ぎて行く。



扉がゆっくり、放物線を描きながら私の方に飛んでくる。


ああジョワロフ君も良いが、メイドズもいいな。

やっぱイケメンより可愛い女子の方が嬉しいよね。



ゆっくり近づいて、私との距離が縮まっていく。


そう言えばエルザさんはまだ家で働いているのだろうか?

全然見かけないからもう辞めちゃったのかな。


金髪美女で胸のあった、側に居たらご利益ありそうだから辞めないでほしいんだけど。



ゆっくり、ゆっくり、とうとう扉は私の手の届く所まで来た。




いや、


「おそすぎだろ!」


スローすぎて、エルザさんの事まで考えたではないか!


私は思わず扉に、漫才のような突っ込みを入れてしまった。


ゆっくりすぎて空中で止まっている扉がバターのように切れて行く。



そぱーん


まっ二つに切れた扉は、私に当たる事なく床に落ちた。






手を伸ばした格好のまま固まっているセバスチャンが言った。


「……どうなってんだ?」





「ラジオ体操の神に訊いてくれ」


不定期ですが続きます

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