なんだお前、見ねえ顔だな?この先に進むというのか?悪いことは言わねえ、やめておけ。この先は作者の愚痴のせいでとんでもない有り様だ……そうか、どうしても行きたいというのなら、俺は止めねえ。好きにしな
「やっちまった感あふれる作品ですね。とりあえずこの作品はさっさと検索除外を掛けたほうがいいと思います」
「開始当初から何て事を言っておるんじゃ一休!?」
「しかし和尚、いくらエッセイとはいえ、こんなにふざけた愚痴話を書くなんて、しかも連載だなんて、どうかしてますよ、青鬼の奴。せめて検索から除外しましょうよ?なんで公開までして自分の現在進行形黒歴史を書き綴っているんですか?」
「…まあ確かにのう。タイトルも内容も、ただ青鬼が愚痴り続ける作品なんて、なろうと読者にとっては邪魔以外の何物でもないじゃろうの」
「まるで和尚ですね」
「…どういう意味じゃ?」
「まあ、こんな作品を書くだけで作者が自己満足できるならそれでいいじゃないですか。『タダのイタい人』って扱いを受ける代わりに、愚痴ることで自分を僅かながらも満足させることが出来るんですから」
「待て、ワシみたいじゃと言うのはどういう意味じゃ?」
「それは兎も角として和尚、この連載の進行役が僕たちというのは、一体どういうことなんでしょう?」
「むむ?何がおかしいんじゃね?そしてワシみたいと言うのはどういう意味じゃね?」
「作者が愚痴る作品だというのならば、なぜ青鬼は出てこないんですか?しかも、さっきから会話文だけで、描写が全くありませんよ?トイレの話みたいに、会話中心で進めるんですか?」
「トイレの話というのは、青鬼の短編の事じゃな?というか、今さらっとあのアホって言った?」
「トイレの話には食いつかなくていいんですよ。作者が不在の理由を聞きたいんです」
「ふむ、実はここに作者から送られた手紙がある」
「作中のキャラに作者が手紙ですか?イタい人ここに極まれりじゃないですか。いっそ、堂々と出てこれば良いものを、わざわざ自分の作品のキャラクターに話をさせるなんて、バカなんじゃないですか?僕の罵倒すら、作者の自作自演なんですよ?ドMなんですか?それとも自分に対してドSなんですか?」
「いいから読むぞ、『この作品には、作者の愚痴が』」
「ああ、もういいです。タイトルだけでおおよその見当は付きますから。どうせ愚痴を書き続けるだけなんでしょう?僕が作者に辛辣な言葉を投げつけるほどに黒歴史が次々と生まれているんですよ。黒歴史工場はさっさと検索除外を掛けて潰しましょうや?」
「まあ、簡単にまとめると、メタ発言に適したキャラがワシらだけじゃったので、ワシらで作者の愚痴を面白おかしくして下さい。という旨が書かれておるの」
「無理難題にも程があるでしょう。愚痴なんて、世界で最も聞きたくない話、第一位を飾るような話題じゃないですか。それを面白おかしくなんて、青鬼の作品が日間ランキングに載るぐらい有り得ないことですよ?」
「バッサリ言うのう…」
「『作者は愚痴りたい』という愚痴でした」