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鷽から出たマコトの世界  作者: 久安 元
ザ・デイ・オブ・マイ・コンパトリオット
64/213

祭りの終わり

 結局、警察の介入によってハロウィーン・イン・豊泉は予定よりも早くその幕を下ろすことになった。通報したのは高崎。職員室で書類仕事を片づけていると、窓の外にやたら大きい狼が生徒に飛びかかろうとしていたので通報したとのこと。

 そうして駆けつけた警察が教師や生徒から事情を聞いたらしいのだが、これがまた要領を得なかったらしい。

 と、いうのも。

 ある教師は小さな犬が大きな狼に変身したと言うし。

 ある生徒は黒いコートを着た女が仮面を被った化物から助けてくれたと言うし。

 ある生徒は黒いコートを着た男がこちらに向けて銃を発砲したと言うのだ。

 ここまで証言が食い違っていては俺のように何が本当で、何が偽りなのかを判別する術を持たない警察は、まさにお手上げ状態。

 しかも校舎の一部が崩落するなどの尋常ではない被害が出ているうえ、周辺住民の証言もあることからただの妄言と取ることもできず、一先ず目下調査中という建前を立て世間の目を誤魔化しながらも実際は何もしていないというのが俺の推測だ。

「それにしても、はぁ……。終わっちゃったわね、今年のハロウィン……」

 ため息を吐きながら自分の机に上半身を倒れ込ませる美咲。余程残念だったのか、その目にはうっすら潤みを帯びている。

「そんなにヘコむなよ。俺だって多少不完全燃焼な感じはするけどさ。何がそんなに無念なんだ?」

「イアちゃんにお菓子全然とってあげられなかったこと……」

「……うわぁ」

「何よ、悪い!? イアちゃんの笑顔のためなら何だってやる覚悟だったのよ!!」

「まあ、確かにあの子の笑顔は見たいけどなあ……」

「もし、たくさんお菓子をとってあげられてたらお礼と称してあんなことやこんなことまでしてくれてたかもしれないんだし……じゅるり」

「「……うわぁ」」

 流石に今度は俺も引いたわ。

 何というか美咲の心の最も薄暗い部分を垣間見たような気がしてならないのだが……。

「それに」

 そんな俺の胸中を知ってか、知らずか。美咲はだらしのなかった表情を一変させ、恐らくそれが本題だったのだろう――、ポツリと呟いた。

「本気で楽しめるのは今年が最後だもの」

 頬を机にひっつけて、視線を俺たちに向けず、ただ机だけを見ながら本当に言いたかったことを彼女は口にする。

「来年はあたし達受験生よ? いくら仮装して参加したって心底楽しめないわよ。頭の何処かには受験のこと考えてる自分がいるんだから。こうして馬鹿なことを思いっきり出来るのもあと一寸だと思うと……ね」

 ああ、そういうこと。それで何かアンニュイな感じになってる訳か。だとしたら。

「アホだな、オマエは」

「ああん!? 何か言ったかしら、頼人!?」

「ああ、アホって言った」

 胸倉を掴まれる前に続く言葉を口にする。

「受験なんてちょっと規模のデカイ定期試験だと思えよ。いつもよりちゃんと準備してやりゃあ心配することなんてねえだろうが」

「そりゃ、そう思えれば楽だろうけど……、あたしはそう簡単に割り切れないわよ。そのちょっと大きな定期試験で、その後の出会いも別れも全部決まっちゃうんだし」

「ふうん……、そういうもんかね」

 俺にはちょっとわからねえな、そういうの。俺には良い大学に行きたいとかそういう願望がないからだろうか? 俺は――オマエらと離れることさえなければそれで良い。

「ま、辛気臭い話はここまでにしようぜ。…………ところで頼人くん?」

 パンパンと手を叩いて龍平は話題を変える。どうやらコイツは未だそのことに深く考えたくないらしい。

「南嬢とはあれからどうなんだ?」

「南嬢……ああ、南か。どうって何が? 廊下で話したりはするけど?」

「……あ、そうすか」

「?」

 イマイチ何が聞きたいのかわからない。近況を気にするほど龍平は南と仲が良いのだろうか? だとしたら俺としては嬉しい限りだ。正直者ネットワークがどんどん広がっていく。

「南さんっていえば、今日変な話を聞いたわ」

「おかしな話? なんだよ、それ」

「いや、私も信じられないんだけどさ。あの大人しい南さんがすっごい汚い言葉を使ってるのを聞いた子がいるんだって」

「へえ、そりゃ珍しいな。あんなお淑やかを絵に描いたようなヤツが。それで何て言ってたんだ?」

「えっと、確か『んなこたぁ、ジジイに直接聞け!!』だったかしら?」

「はっは、流石にそりゃ嘘だろ。きっと騙されたんだよ、美咲は。なあ、頼人、お前もそう思うだろ――って何悟ったような顔してんだ?」

「…………いや、気にするな」

 そうか、南は一皮剥けたようだな。その調子で頑張って正直者を貫いていってほしいものである。数少ない友人として俺にオマエを好きでい続けさせてくれ。

 そうして他愛ない話をし、授業を受け学校での時間は過ぎ去っていく。俺たちの気づかないところでその時計の針を進めて。



 学校での用を全て済ませた後、俺はある人物の元を訪れていた。ある人物なんて勿体つけたところで知り合いの少ない俺のこと、候補者は必然的に絞られる。

 ハロウィーンに参加し、かつ俺が会わなければならない人物といえば一人だ。

「こんにちは、ジジイ」

「おう、来たか。思ったより遅かったな」

 鉄人の扉を開け、レジの中で椅子に座る大鉄鋼人と挨拶を交わす。

「はぁ……。『遅かったな』ってことはどうやら俺の勘違いじゃあなかったみたいですね」

「がぁっはっは、残念ながらな。というかオマエも気づいてやがったのか?」

「そりゃあね。屋上の扉の陰に隠れていてもジジイみたいな人間ならすぐにわかります」

 何と言うか、気配がだだ漏れなのだ。普通の人間ならともかくジジイのようなパワフルな人間なら嫌でも気づく。

「というかよくこうして普通に話せますね。自分で言うのも何ですけど人外ですよ、俺?」

「はっ、長く生きてりゃ自分の常識外のことなんざ幾らでも起きるもんだ。イチイチ驚いてちゃキリがねえ。それにオマエはオマエなんだろうが?」

「いや、まあそうですけど……」

 やはりこのジジイ、精神的にタフ過ぎる。本当に人間なのかと思わず疑ってしまう程に。

「なら別にそれで良いじゃねえか。見たこと以上のことを詮索しようとは思わねえよ。それで用件は何だ? ただ、世間話をしにきた訳じゃねえんだろ? 俺も聞きてえことがあるんだがオマエの方から先に聞いてやるよ」

「じゃあお言葉に甘えて……。まず一つ、このことを口外する気は?」

「ねえよ、んなもん。俺は人の秘密を誰かに話す趣味はねえ。聞くまでもねえこったろ?」

「ですよね」

 まあ、そう思ったからこそ扉の陰にジジイがいるのに気づいていながら同調を解いた訳だし。バレないことが第一ではあるが、あの場においては何より手っ取り早く解決する必要があった。

 他の人間ならともかく、俺の天敵、そして嘘吐きであってもこのジジイのそういうところは信用しているし、いまの言葉にも嘘はない。取り敢えずは安心して良いだろう。

「なら残る用件はあと一つです。こっちの方が重要なんですが……」

 元々正体をバラしても問題がないと思っていたのだから本題はこっちだ。このことを確認するためだけにここに来たといっても過言ではない。

「ジジイ、ボーナスの菓子寄越せや」

「ちょ、おまっ!! 自分の正体より菓子の方が重要ってどういうこった!?」

「黙らっしゃい。それが目的でわざわざアンタを狙ってやったんですから感謝してくださいよ。さ、とっとと菓子を渡して下さい。家でウキウキしてる子がいるんですから」

「…………」

「ハリー、ハリー、ハリー!!」

「…………」

「ハァァリィィー、アァァァップッ!!」

「…………っくく」

 仏頂面で黙りこんでいた大鉄は。

「がぁーはっはっはっは!! ぶははははは!! うわっはっはっは――げっほ、うぇほ!!」

 突如破顔一笑する。いや破顔一笑なんて生易しいものではない。破顔呵々大笑くらいの大爆笑。顔が破壊どころか爆破でもされたんじゃないかってくらい壊れている。

「な、何ですいきなり!! 気持ち悪いジジイですね……」

「ひぃ、ひぃ……、いや、まんまと引っ掛かりやがったなぁと思ってなぁ」

「?」

 一体全体何のことだかわからない。引っ掛かったとはどういう意味だ?

「はっ、まだ分からねえのか。ボーナスなんてねえよ」

「…………は?」

「だからねえっつってんだよ、馬鹿ガキ。嘘だったってこった」

 いやいやいやいや。

「……ちょっと何言ってるかわからないです」

 ボーナスの菓子が無い?

 だけど美咲の言葉に嘘はなかったし、開会式のときそんな特大の嘘の気配は感じなかった。だからそれが嘘の筈は――。

「……そうか。そういうことですか」

 ああ、クソ。

 漸く事態を理解したぞ、このジジイ。

「アンタ、説明した後に菓子全部喰いやがったな!?」

「がぁっはっは!! 当たりだ、ガキ。校長に話を引きのばさせてる間に全部喰ってやったわ。流石にちょっと腹がもたれたが……、俺の嘘に必死になってかかって来るガキとその仲間たちを見るのはそりゃあ楽しかったぜ?」

 つまり、開会式で説明した時点ではボーナスの話は本当だったのだ。それをこのジジイは自ら喰うことでそれを嘘にした。無いモノにしてしまった。

「ふざけやがって、このッ!!」

「おおっと、危ねえ、危ねえ」

 突き出された俺の拳を難なく掴み、顔をグイッと近づけて言う。

「まあ、良いじゃねえか。これで嘘も悪くねえって思えたろ?」

「ああ!? 何言ってんだアンタ!? 頭湧いてんじゃ――」

「嘘のために必死こいて協力して、やってる最中は何だかんだ言いながら楽しかったんじゃねえのか? 同年代の連中と馬鹿なことやれんのはいまだけなんだからよ」

 何という悪党だろうか。この期に及んでそんなことを言うとは。そりゃああの時間が楽しかったかどうかなんて答えは決まっている。

「…………」

「がぁっはっは!! その様子じゃあ図星みてえだな!! どうだ、嘘も捨てたもんじゃねえだろ!! ま、菓子は高え授業料だと思って――ガ、ガキ?」

「ああ、確かに楽しかったですよ。だけどそれはボーナスが本当だと思っていたからです。嘘に踊らされてるって自覚があったら絶対に楽しくなんてなかった」

 満面の笑顔でジジイを睨み、そして一言。

「余計なお世話だ」

 ジジイの顎に一撃見舞い、その衝撃でふらついた隙を狙って掴まれた腕を振り払い店の入り口にまで退避する。

「ぐぐ……」

 自慢の筋肉でも脳みそまでは守れない。頭を揺らされ前後不覚に陥ったジジイを見据えながら、捨て台詞を吐く。

「アンタが何をしようが俺は嘘が大嫌いです。そしてそれを治せるのはアンタじゃない。だからもう余計なことはしないでください」

 そうして扉を開け、逃げるように「鉄人」を後にする。

 お願いだからこれ以上、下らない嘘を吐かないでくれ。

 嘘を吐かれる度に、俺の最大の天敵で恩人でもあるアンタをどんな手段を使っても殺したくなってしまうんだから。

 拳を、血が出るほど握りしめ、俺は心の底からそう願った。



 頼人が出て行ったことを確認して俺は漸く立ちあがる。

「やれやれ、失敗しちまった……。そうか、そうか。嘘だってことを自覚して楽しめなくちゃあ意味がねえのか。そいつは悪いことしちまったな」

 無駄にアイツをイラつかせただけになっちまった。ったく、何で毎度俺のオツムは大事なところを見落とすかね。

「つーか、オマエはいつまでそんなところに隠れてんだ。車で送ってやるからとっとと出て来い」

 店の奥で丸まっているソイツに声をかけ、もそもそと出てきたところに例の物を抱えさせる。

 小柄なコイツが持つと何かより一層デカく見えんな……。っと下らないことを考えている暇はない。頼人が帰る前に、コイツを送り届けなければコイツの計画が台無しになってしまう。

「ほら、行くぞ」

そうして俺たちは慌ただしく車に乗り、目的地に向かって軽快に走りだした。



「ああ、お帰り、頼人。遅かったね――って、何でそんな阿修羅みたいな顔をしてるんだい?」

 俺を玄関で出迎えてくれたネロが目を丸くしてそう尋ねる。

 ああ、「ネロ」というのはこの度我が家に居候することになったウェアウルフの名前である。名付け親は一応俺。本当の名前は群れを追い出されたときに剥奪されたらしく、いつまでも人狼とかウェアウルフと呼ぶのも悪い気がしたので彼の了解を取ったのち、僭越ながら名付けさせてもらった。

 名前の意味? 単純な理由なんだからそんなもん聞くな、恥ずかしい。

 ともあれ本人は気に入ったようなのでネロに決まった訳なのだが。

「少し嫌なことがあってな……。ネロ、イアはいるか?」

「ああ、イアなら頼人が帰る少し前に帰ってきたよ。僕はそのとき二階にいたから姿は見てないけど……、たぶん居間にいるんじゃないかな?」

「そうか、ありがとう」

 鞄も置かず、居間へと直行する俺の後ろをネロはトコトコとついてくる。いまのコイツの大きさは以前見た小型犬サイズ。これは俺の家に適応した結果らしいが、そう言われると狭いと言われているようで何だか複雑である。

「ねえ、今日も缶コーヒー飲んで良い?」

「良いけど家の中じゃあ一日一本だからな? 俺だって飲みたいのを我慢してんだから」

 ハロウィーンの日、昼休みに俺と別れたあとネロはあの缶コーヒーを飲んだらしい。そして、その味に魅了された、という訳だ。まだ一緒に暮らし始めて数日だが、毎日欠かさず飲んでいるところを見ると、やはり色んな意味で気が合いそうだと感じてしまう。

「あ、お、おお、おかえりー」

 居間への扉を開けると何やら焦った様子のイアが机の下から這い出てきた。

「……そんなところでなにしてたんだ?」

「え? ……えへへー」

「笑って誤魔化せるとでも思ってんのか? ――ん、何だそれ?」

「へ? あ、ああー!!」

 机の下からはみ出したそれを見て俺は首をかしげ、イアは絶叫する。どうやらそれが彼女が机の下に潜っていた理由らしいが、これは――。

「お菓子だね。どうしたの、これ?」

 鼻をひくつかせながらネロはイアにそう問いかける。

 出てきた菓子は一個や二個ではない。観念したイアが再び机の下に潜ると出るわ、出るわ。俺でも両手で抱えられるかどうか怪しい量の菓子が山ほど現れる。

「……さっき大鉄のおじいちゃんがくれた」

「ジジイが?」

「うん。ボーナスじゃなくて健闘賞だって」

「……ったくあのジジイ。さっき渡せばいいだろうが……」

 このタイミングでイアに渡せるってことはボーナスとは別に予め用意してあったってことじゃねえか。何だかんだ言いながら初めから渡す気なら余計な嘘など吐かなければ良いものを……。

 そんなことを思いつつも、俺は彼が何故そんなことをしたのかはわかっている。

 俺の嘘嫌いを治すためだ。そうやって一人で考えて実行して失敗しているくせに、上手い作戦を考えられる頭も無いくせにあのジジイはいつもそう。

 嘘吐きなのに、俺を気にかけ過ぎるから始末に負えないのだ。

「――本当に馬鹿だよ、アンタは」

 ボソリとそう呟くと手に取っていた菓子をイアに返す。

すると。

「はい」

「ああ?」

 手渡された菓子を再び俺の手に返すイア。しかもそれどころか床に散らばった菓子を拾い、それも俺の手に押し付けてくる。

「おいおい、どうした? いつもなら飲むように喰うオマエがどういう風の吹き回しだよ?」

「そこまで言う!?」

 予期せぬ暴言にイアは菓子を取り落とす。ちなみにネロはといえば菓子に興味津々なようで床に散らばる菓子を片っ端から前脚でつついていた。

 可愛ええ……。

「失礼しちゃうなあ。元々ボーナスのお菓子が欲しかったのは頼人にあげるためだったんだからね?」

「へ? 何で?」

「最近ずっと元気がないでしょ? 正確に言えばリーンハルトと会ったときから」

「…………」

 は、流石。まあ隠し通せているとは思わなかったけど、まさかズバリ言われるとは思ってなかった。

「だから。だからね。お腹一杯お菓子を食べればちょっとは元気になるかなって、思ったんだけど……ふわっ!!」

 手の中の菓子を床に落とし、わしゃわしゃとイアの頭を撫でる。

 まったく俺の相棒ときたら、とんでもないな。

 俺には勿体ないくらいの、とんでもない、良い子だ。

「よ、頼人?」

 イアはくしゃくしゃになった頭のまま、目を丸くして俺の名を呼ぶ。

 ここまでされちゃあ仕方がない。

 ここまでされて、元気にならないヤツがいたらそれは俺以上の異常者で、きっと心が死んでいる。イアに心配をかけないためにもいつまでも悩んではいられない。何、アイツへの疑問は今度会ったときに晴らせば良いさ。

「うっし、じゃあ早速食っちまうか!! ああ、でも俺らだけじゃあ食いきれねえな。よし、龍平と美咲も呼ぶぞ!! パーティーだ!!」

「ねえイア、龍平と美咲って誰だい?」

「それはね、頼人の大事な友達だよ、ネロ。あ、私も友達なんだよ?」

「へえ、それは興味があるね」

 祭りが終わっても、こうしてしぶとく火種は残る。そしてその火が次の祭りの導火線に火をつけるのだ。命が続く限りずっと。

「取り敢えずあの二人みたいな人間じゃないことを期待するよ」

 ああ、そういえばネロに銃口を向けた二人の男子生徒がどうなったかだが――、気にするヤツはいないと思うので敢えて何も言わないでおこうと思う。

 湿気て、その導火線から火の消えた上がらない花火のことなど誰も興味はないだろう。



                 ザ・デイ・オブ・マイ・コンパトリオット  幕

                 悪因悪果ミミクリー へ続く


 『ザ・デイ・オブ・マイ・コンパトリオット』最後までお付き合い下さいました、皆様どうもありがとうございます。どうも、久安です。

 さて第四章、『白鷽』から数えると第五章ですが、初めからずっと読んでくださっている方がもしいらっしゃれば堪らなく嬉しい限り。いると自分を騙して今後も頑張りたいと思います。


 『コンパトリオット』の元ネタは特になし。というか禍渦が出て来ないんですから当然っちゃ当然ですが。強いて上げるとすれば『赤鼻のトナカイ』でしょうか。

 

 他に特にネタばれすることはないので次章の宣伝をば。

 次章は久々裏世界。魔物たちが跋扈する世界の話。ネロにはそれなりに活躍してもらうつもりです。よっくんが嫌いなあの人も一話ぶりに登場しますよ。

 『悪因悪果ミミクリー』をお楽しみに。


 次回更新は12月9日 10時を予定しています。

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