第21回戦 翔の恋愛模様≪前編≫
vみんなの夏休み編v
名前:高橋 翔
自称27歳 性別:男
職業:教師 外見年齢:20歳
その他不明
◆第21話 やる気なし教師の実体その1
『ラン♪ランララランランラン♪ランランラララン♪ララランララランランラン♪ララララ…ん?ララ…あり?ラララ……』
補習の帰り、ヒロインこと舞様は某ジブリの歌を口ずさむ(途中で意味分からなくなったけど)。
はいはい、どうも皆さん!最近やけに視点をとられる一応ヒロインの舞です!
これって、私視点で話進むんじゃなかった?まったくふざけんなチクショー。
だいたい、いつまであるんだこの補習は。あれ以来、鈴来てくれないしさぁ?そういえば、旅行終わってからあんまり鈴と遊んでないなぁ〜。久しぶりに誘ってみようかな?
『ふたりでゲーセンにでも行くか〜。…お?あれに見えるは───』
マイダーリィィィィィン!!
『超ラッキー!久しぶりに会えたぁ!おーい翔に……』
私は声をかけようと思ったけど、できなかった。なぜなら、そこには翔兄と仲良く話す女の子が………。
ゆ、許せない!!
『翔兄ィィィィィィィ!!』
「は?って、ぐはッ!!」
舞はシャイニ●グウィザードをかました←(!?)
「しょ、翔君大丈夫?」
うずくまる翔兄に、オロオロする女の子。可愛いじゃないかコノヤロウ。
「…いきなり何す『この可愛い女の子は誰?酷いよダーリン!私の事は遊びだったの?教師と生徒のドラマみたいな関係をやりたかっただけなの?それとも出来心で私にあんな事やこんな事をしたって言うの!?』
ガクガクと翔兄を揺さぶる。っていうか、今日は伊達眼鏡かけてないんだ。ヤバ、そのギャップにトキメキッシュ☆
「お前いい加減な事言うな。あんな事やこんな事ってどんな事だ。愛、まさかとは思うけどコイツの言う事―」
「翔君、こんな幼い娘に…!」
「信じたよ。」
『どうにか言ったらどうなの!?』
「お前もうしゃべるな。」
冷たッッ!舞は悲しいぞ。こんなに翔兄を愛してるのに!!
「ちょっと翔君、可哀想だよそんな言い方。」
「……愛。」
ちょっと翔兄?なにかなそのしおらしさは。
まぁ、確かにこの女の子は可愛いと思うよ?外見的に、翔兄より1つか2つくらい下に見える。その前に翔兄は何歳なんだ?
私がジッと見てると、その女の子は視線に気付き、頬を染めながらにっこり笑ってこう言った。
「私、竹内 愛。翔君のこ、恋人です。」
ハイ、核爆弾投下。
舞のハートは原爆ドームさ。




