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賭け事は大事なこと。青年は冒険者になる  作者: jmoashit
天が怒り、我を失った少年は誰かに縋りたかった
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春は、道を開ける。冬に眠る。夏が終わる。そして、永遠の秋に流れる

サハトはサムラの中に眠る一部だと認識しているがサムラは子供らしい子供だった。


サムラは母と父の性を受け育ち、この村の中だけで完結するような道を歩む人生だった。


それだけの道に一人の男の子が生まれた。


ハルトであった。


彼にとって、一番の赤ちゃんだった。


兄っぽい仕草とか、兄らしいこととか考えたけど。自由に動いた方がいいと思った。


二人の親子のサムラはこの人達の子供なんだとアピールした。


自慢の息子だと、言えなくもない。


7歳と2カ月ちょっとの赤ん坊を抱きかかえて冒険したり、乱暴したせいでお父さんにこっぴどく怒られた。


そんな毎日を過ごす日々が続いた。


時折、サムラの体の中で渦巻く感触とちょっとした違和感があるけど、それほど痛みは感じなかった。


10歳を迎えた頃、ハルトは7才になっている時だった。


サムラは畑の中央で庭先にハルトがお父さんと一緒に遊んでいる不可思議な現象のようなものが起きていた。


ハルトの周囲だけ少し小さな異変が度々あった。


そう、とても身近で小さな異変の些細なことだった。


お父さんを亡くしたのは、黒大熊ウォールドベアに遭遇し一部の地域で被害が上昇したことが原因だった。


四、五人くらいの人数で負傷者が出た。


自警団みんながある適度の練度を叩き込み、警備体制を整えた。


15歳になったある日。


サムラとその家族一行は、とある教会入口に翳された物体が置かれていた。


文字系統はどこかの文字だと思うけど、古代文字数で描かれた絵と言葉には意味深みたいな感じの風に見えた。


そこの教会に神父様の人らしき人物が出入りするようになった。


翌日に、魔術師と呼ばれる人物がこの村に突然やってきた。


村長は大変喜ばしいことだと認識していて、サムラは薄気味悪い感じを覚えた。


ハルトとはいうもののいうと、今まで通り変わりなかった。


サムラは夢を見る。


世界が崩壊し、人の秩序が喪われる瞬間を。


サムラは、もう一つの自分をみている感覚だった。


考えてみると不思議なものだと思った。


サムラはここに長く住んでいて、分からなかったことがわかる感覚が実感として学びを得る。


ハルトは不思議な存在だとこの時のサムラはそう思っていた。


夜になると、不思議に棚引く雲が空に浮かび。


昼は穏やかな風が村の中で包まれる。


教会など、この村にはなく。時々訪れる冒険者や旅人、行商人ぐらいだ。


教えられる内容は社会の成り立ち、政治などの経済が多くの学びを得る。


閉鎖的な村の中で、ハルトは普通の人とは何か歪な目でどこかを見つめていた。


寂れた教会の中に、ある像はどこかの信仰する女神像だった。


「夢は開く。扉が前へ進む者の影が笑う。されど現実に向かう者の魂は救われない。神は私達に試練を与えられるですね、愚かで最悪な人の命というものに」


神父の格好を男性は長年仕えてきた風な縒れた服装の長命な男性は四角い石を満面に散りばめた葉っぱような飾りと深く刻まれた分厚い本を片手に抱え、小さく花が咲いた薔薇の形を取った靴底が目立つ。


石畳の道に続く通路に教会の入口だと思わせない造りをした建造物はいつからかあった異質な建物だった。


そこに立つ男の姿は長くいた形跡があったかのように、いつからか存在していた。


誰も知られずにひっそりと佇む教会跡の建造物に古びた像の跡に残る人知れない場所だった。


煌びやかな日常がサムラのとっての安らぎだった。


結んだ約束が果たされる時。


運命は変わることのない日常に還る。


サムラは、ハルトのことを気にして自分のことは後回しにしていた。


兄という自覚と共に、時間は過ぎていく。


ぼくは何度繰り返した日常が恋しくて生きている訳じゃない。


何度も同じ毎日に飽き飽きするほど、ぼくは変えてこなかった。


宝探しをするようなものをして満足な気分でいられる自分じゃない。


ぼくは新しい自分になりたくてもない。


でも、どうすればいいのだ。


変わることのない毎日の崩壊と絶望の示す渡りに。


刺激は受ける後は新しい情報に残る可能性だった。


人は成長するほど忘れていく。


夢の中で希望も絶望も同じ、光を失って行かれる。


征く者は、到底敵わない地位が増長していく。


ぼくが望む声はあそこの道にある。


でも、僕は誰の為に生きているのだろう。


お兄ちゃん、僕に教えてよ!


古くある村が存続することなど稀である。


モンスターや山賊、はぐれ者に殺される。


そんな町があるのは誰かの英雄的な力で手に入れた者だけが勝利を収める。


スキルが世界に浸透している部分で、国の運営が行った事業は豪商や旅人の絶大に持った力で制圧するような物語が紡がれる。


青年となった頃にぼくは、何も信じられなかった。


誰にも抱えきれない痛みがぼくの名前が刻む。

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成り上がり 令嬢 貴族社会
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