荒れた森の奥地に考える人の記憶
12歳になったハルトは放浪し、狩人のままに自由に駆け回ったこと
道中で一つの馬車に遭遇した。
クライス家の分家に当たるリシュネク家。
もう一つがハーツォンズルプ家。
二つの家が彼女の運命を決めた。
ハルトはその一人の女性に付き従った。
名をルージュブラレル、聡明の27歳の誕生日に贈られた子供がハルトだった。
彼の思いとは裏腹に関係性を持たなかった。
言葉知らずの彼にとっては何も言い聞かせなかった。
夢の終わりが、世界の終焉へ迎えるまでに時がずっと動き続けている。
時が彼の立ち道を歩む人生弾みを崩れていく。
もう一つの形が世界の顕現を許す。
少年の魂が記憶と存在の価値を決めた理由が彼の本当の気持ちだった。
さぁ始まった 持秀の世界の干渉。
ーーシークエンス開始、事象発生への介入を施行する。
ーーーー神、アラシタシアの下に集まりし光の回線を繋ぐ者にあらゆる選択肢の支線の航入を意脱する。
ーーーー選定基準により、固定理念の媒入に一欠片の干渉を行い 時空制定の及び規定を定めた基準に従う呪いを星の名に告げる。
ーーーー星の名は惑星の影に潜む罠の下。
----天と地に這いつくばる虫が排除する。
----選定神官持秀 逸輝の木霊をする光が裁きを下す。
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珍しくなかった世界の中心に亀裂が入る。
希望も絶望もない世界へ導くだろう。
終わりゆく終焉の兼ねた始まりを。
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持秀は何処かで誰かの言葉で指摘してほしかった。
何かがおかしいと、言って貰えたらならば。
何処かで変わったかもしれないと。
魂の半分以下の残りカスみたいな体で勝手に動く自分の心。
意思とは違う行動する自分に苛立ちもするもどうすることも出来ず。
すべての生命たち集う場所を破壊する自分に情けなく思う。
どうして、なんでと浮かぶ言葉に。
染みる痛みと哀しさがこみ上げてくるもどうしても許せない自分に腹を立てる。
何も変わることなどあり得ないと否定する。
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ルーグウル王国東部地部に岩陰へ襲う小さき雨が降り始めた。
各地方に季節外れの雨が降り始めた。
徐々に浸食して、全域まで広がると一斉に雨が変化し。
黒く染まった雨に濡れる炎のように燃え広がった。
「何よこれ、え。ちょっと」
一人の少女は濡れた瞬間から、姿の形がおかしくなり。
「早く入れろ!じゃねぇとやべぇだってぇ」
冒険者の服を男性も、同じようなことが各地に発生した。
正に地獄と化していた。
灰になる。
生きたまま、その状態で保存され、死んでいる同然の体に変わる。
国として崩壊する世界にどうすることもできなかった。
やがて、人は絶滅した。
これが最初の始まりだった。
サハトは知っていた。
夢の中でずっと、繰り返される環順に悩ませながら。
ハルトは壊れかけた人形のようだった。
大切していたものが誰かによって不滅する。
跡形もなく簡単に。
単純で明快な回答の台詞は愉快な形で帰したかった。
夢を醒ました。
ハルトの心が動かない。
夢を醒ました。
ハルトの意思に反しない。
夢を醒ました。
ハルトの揺らぎを感じた。
夢を醒ました。
ハルトの欠片は閉じられる。
夢を醒ました。
二つの心が感じられた。
夢を醒ました。
両方を失った。
夢を醒ました。
誰かの記憶。
夢を醒ました。
あれ、どこに。
夢を醒ました。
想像した自分たちの思い。
夢を醒ました。
永遠に続く道に歩く姿。
夢を醒ました。
掃き出す吹き溜まり。
夢を醒ました。
ぼくたちの夢。
夢を醒ました。
望む姿。




