願う夢の記憶を覗く世界の価値
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この地上にいた神々は神話でしか。
読まれない本が多い。
人間たちはこの大地を揺るがす事件を起こす。
そうした世界が治める者たちを王と名乗り
各地に散る者たちが集い。
結集した。
部族毎に違う世界は狭い世間の間に入る。
時代の中に取り残される民族は大勢いる。
その中で一番目立つ存在が魔王と呼ぶ存在だ。
様々な色彩や部族の抗争もあって、獣たちが住む街グランデルフルケ。
異形の者たちも暮らしている。
街の中はエステフルム。
古都の街である、人間たちが住む場所は大勢の人たちが賑わう産業市場。
それから此処は世界の始まりと呼ばれる神話の時代でしか、語られる逸話の世界。
異界の地グレステウールの名もなき始まりは大陸統べてが覆い尽くす少年と少女の語り部たち
その中に唯々存在しない。
世界を拒絶した裏切り者たちはこの世界から追放された。
とびきっり危ない存在がこの世界降臨した。
名も知れぬ。
赤の翼拡げ天空の世界渡る。
一人の少年だった。
若き少年はアザルロア・ブルトネシアン
若い体を持つ。
失われた世界の花は大陸中にばら撒いた。
魔王がここに誕生していた。
転生者。
其れはあくまで神の宿る力。
ダンジョンと呼ぶ存在は異形の住処で光も注さない。
蒼き揺り篭は人々こう名付けれた。
“夜の雨依位”のダンジョンと。
冒険者たちが挑む世界一難易度高いダンジョンと、人々はこの世界で良く観られるそうだ。
転生者とは"何か”は人々の記憶具現化した世界の一部として認識している。
だが貴族連中はそれを否定的で今人生を放棄する!
物語は誰かが作り生まれた可能性の世界。
一人が書いた忘れられない物語はいつしか。
人生の賭け事である。
皆生きるので必死で忘れて行く。
どうしても。
教会は神を称え敬っている神官たち。
それぞれに地位に就くが神は誰かの心に支えられた。
創造神キルラネミシア。
大地の王グラスエテイヤ。
暗闇に潜む神の王オルネイーシア。
戦いの光神の心者ジャフルコーロル。
忌みわれる静かな王ロストクライット。
水の流れを知らぬ世界のもう一つの創造主.
イルラ・ケシミルフ・ドーラーエスム。
肯定の嘘つきは神さえ欺く者.
エルナウライク・ゼノモルサ。
永く封印された神メルテクロード
様々に存在意義する者たちは一柱の神々と記された。
この世界生きる少年たちは誰かが描かれた背景の一部で過ぎない。
だから。
人は忘れて望む世界を奪う。
これが人の限界。
言わば心の裏返しにした世界の限界。
斯くも訪れるであろう夢の世界
求めて、救う命の数。
笑う。
嗤う。
(笑)
嘆かない嘘つきは誰かが知っている。
物語は誰かが語らないと知らない。
転生者がこの世界を蹂躙する。
神々が訪れた世界の終わり。
さあ。
舞台は整った。
願い苦しみ、哀れ子供たちよ。
思う存分暴れておくれ。
読者も知ってて欲しいのは、まだ世界が完成しきっていないからだ。
溺れて沈め、愚かな旅人よ。
人間だった頃の記憶を頼りに紡ぐ。
愚かな先駆者の末裔よ。
もう生きられない。
世界など要らない。
人間など不必要だ!
この声は誰も聞こえない。
忘れられた存在の価値など。
ここに願う。
忘れられた世界。
永く消えない世界で残った残骸の記憶はある、崩壊させた人間と獣の失った陰
もう戻らない光がずっとずっと輝き続ける。
溺れた水晶は発光続ける濁りを空と大地に根付け続ける。