歌劇の上映は誰よりも構わない姿勢だった宴
封印された遺跡に残る物体は勇者だった生命体。
凍える寒さが氷点下300度以上の命を散らす場所に立つ化け物は人の形をした生き物だった。
それに合わさる生き物たちが大勢いた。
「七千の時を越えてもあのざまか」
鳶色のマントを羽織り黒に上げられた服を纏った男は角を生やした十㎝以上の角に傾いた根っこが特徴の目映い服に施された刺繍はどれも一級揃いの逸品の女に呟いていた。
「そうね、あんたがやった以上の損害は大陸の半分以上よ」
隕石も跡形も消滅させた威力で魔術や魔法を使う者はいないほどの実力者は異境の魔王や覇王と呼ぶ人外ものが多い。
その特異な詐欺師みたいなポジションの男は少し笑って、答えると地面は割れる。
《橙の色が消え去れる。命の長きに投げ釣った。滅びあれば再生の夕陽を浴びての儀式が我が前に存在する。扉とその向こう側に見える明日のこと、我願いし意思に従って構築される災いを行使する者。復讐と絶望に苛むといい人間ども、我が前にすべて破壊尽くそう。時例強分死》
地面と歯車が回転する。
消滅に相応しい世界の崩壊。
星一つがぐるぐると宇宙の隅で流れる膿に苛む鱗を剥ぐ。
千年要した時間が経った数分で消し飛ぶ。
生命の息吹が消え去るブラックホールが生まれた。
そこに立つ化け物たち整列して並ぶ。
「0位一帯、完了しました。魔王様、意の次に申し立てます! エネルギー消費の媒体及び維持装置は破棄 神に告げておく事項になります」
空の宇宙に化け物たちは姿を消した。
青の星、地球。
遥か彼方の向こう側を見つめる男と女はじっと待つ。
十億光年の先の道に遮るものを破壊して、溶かす夕暮れの炎が燃え盛る。
「死がない世界などない。決して存在する意義はない。我らは物欲のない長きの刻みに生きている。ならば、明日を重んじるものに託そう」
世界は両立した時間軸のない古き世界の一線を見る。
それは人の世に不思議な夢の願いごとを込められた精神だった。
旅立つ男の未来を占う加減は運命の柱を渡る風。
幼い読み聞かせした少女は絵本の物語に夢中になる。
その物語は小さな小屋の家に住む精霊とおばあちゃんがいました。
そのおばあちゃんは盾と杖を抱えたおばあちゃんは不思議な呪文を唱えて壺の中に何かを付け加えました。
出来たのはポーションの花瓶に青く濁った瓶だった。
おばあちゃんはその瓶を駕籠に詰め合わせた瓶をリュックに抱え旅に出る。
様々な村に立ち寄ってはその瓶を配るおばあちゃんは聖人な人だと人々は讃えた。
あと一年で足を悪くしたおばあちゃんはとある民家に移り住み村のためにえっさこっさと作り出した瓶を届け続けた。
その晩の夕陽に小さな声が聞こえると赤ん坊の子供が置かれていた。
名前はルーグヴルだった。
おばあちゃんは赤子を拾い、育てることにしたおばあちゃんは一から順に覚えさせていった。
よく懐いた子供の頃の思い出はおばあちゃんのとって楽しみだった。
17才になった少女は薬の製造や工程を学び、日々の毎日をおばあちゃんと一緒に過ごしていた。
足を悪くしたおばあちゃんはが隣の町の買い物に出掛けようと一緒に赴く。
広い世界を知るべく色んな果物や野菜の生活を嗜み歩く方向はいつも一緒だった。
具合が悪くなったのは翌年の秋だった。
原因不明の病気に罹り一人で過ごす日々が続いた。
教会の隅で待つ彼女はいつかお別れがくることを宣告され旅立つ準備までしたおばあちゃんはよく勇者の物語を読み聞かせていた。
おばあちゃんは明くる日に亡くなった。
伝授された手順通りに施す少女は立派な薬師になった。
26才になったある日に貴族の馬車が到着し村の押収をし始めた。
彼女のところまで来て、服や財布のものまで取ろうとした兵士たちは盗賊と何ら変わらない行為そのものを抱かせるに充分だった。
村娘に出来ることなどなかったのに彼女は毎日に貴族の屋敷に向かい大声で叫ぶ。
処刑されても構わない姿勢を持つ少女は何度も抗議内容で訴える。
村人たちは何でそこまで出来るのか不思議だった。
根本にあったのはおばあちゃんが言ってたことだった。
{前向きにあるなら、下を向くな。明日が信じるなら、今に生きろ! おばあちゃんは今もよく生き延びることだよ}
そう言ってたことを彼女は刻み込んでいた。
原動力になってた彼女は毎日奮い立てて叫ぶが、聞き入れて貰えなかった。
悪質な性格だと思われた彼女は色んな対策を練っては貴族の屋敷に乗り込む。
何かの噂を聞き付けたのか王女様が来訪した。
王女様だったら私の話を聞いて貰えると思っていた。
兵士たちから聞いた話が傲慢な性格のままだとか言う一言をあまり信じていなかった。
ゆっくりと王女様が私の話を聞いて貰えてよかった。
分厚い服を着た兵士たちが押し入り、彼女の手錠を掛けて連行する。
意味のわからない彼女は兵士に聞くが一向に無視。
王様と王女様のよくわからない話を始める。
隣に立っていた王妃様は彼女に向かって処刑判決を下す。
彼女は訳が分からないと言う言葉に誰も聞き入り立てなかった。
呪ってやると宣告しながら、ギロチンで処刑された。
それからと言うもの、農作物が枯れたりとよくわからない病気が蔓延する事態に陥った。
勇者がたまたまここに訪れて、浄化と魔法形態を教えた。
王女様は惨たらしく、死亡したと言う。
ルーグヴルの悲劇と呼び、国の在り方を見直すきっかけになった。
一部は改変され、仲良く暮らしたさと絵本作家が書き記された手帳に載っていた。




