滅びの日。バットエンドの先
ザルロア連邦国家、レイシュブレート国。ラーシュクレット国。プランカチェスカ国。ロシュプルカ国フレフェニア国。ジェスメリヘシア国。クローカー国。ガッツァメオレ帝国。クッツェレル王国。
七国がザルロア連邦で出来上がった組織に属している二国は傍観していた。
ヘリメシク語とゴルレープ語が混ざった言語で共通言語になっていた。
滅びた原因はある青年が起こした問題だった。
八カ国が消滅し、連邦という国家が維持が難しくなり撤退した。
多く人間がその消滅に巻き込まれ、7.15億人が死亡したことになる。
人々はこれらをこう呼んで称えた。
【グランダスの無期延期の消滅】
学園で過ごしていた仲間たちもその中にいた。
そして、世界は滅びの道を歩もうとしている。
終末の処理場〈ディグデアスタラ〉
食料品として人間たちは運ばれている。
エルフ.ドワーフ.妖精.魔族.植物.生き物。
果てしない空が注ぐ熱さの熱波がこの大地を焼き続ける。
生き残りの者ら、対抗手段着々と進めていた。
すべての生物が死するこの世に。サハトは生き残りの面々たちと教え、手段となる道具や魔術を極めてさせていた。
滅びの日が到着した日。
皆、笑顔で街に過ごしてきた記憶を走馬灯のように思い出していた。
最初のサハト。これが最後のチャンス。
青年の姿をした赤く黒い雨を降らせ。
時が迫る危機を常識しない測りを舁けて燃やす火が舞う。
水は踊り狂う空に落ちたは繰り返しに周囲を覆う。
怒りがなく、淡々と敵を殺す兵器のように。
すべてを壊す青年は、黒く染まった血染めの花を咲かせている。
毀れる地面は掘り返しに舞って揺らぐ大地が割れる。
木霊する反響は声に聞こえていた。
《【燃え投げれ。人食わす虫など壊れやすい。認め返りに水は眺め交う。降ろに大罪偲べれば神を殺す。墓に動けむ土が霰を殺げて濃っ素に嗅げめる】》
男の声なのか、青年の声なのか、響く音は狂わす光とともに空間を震わす。
人類の生き残り合戦が始まった。
「魔法部隊、連射砲の準備を。先生たちは禁術魔法習得しているげたものに告げておく。俺たちは生き残るために戦っている。すべてがあいつの手に堕ちれば、本当に滅びる!生き残れお前らっ!!!」
サハトはこの上ない声を張り上げ、生き残った生物とともに攻撃をする。
世界の崩壊寸前の前線部隊は、青年の力に触れ失せて黒く染まる。
それでも、闘うこと3時間半。
魔族、エルフ、ドワーフ、妖精、人間が力合わせ協力し合う光景はそうそう見ない。
皆が闘った場所には無数の死骸や無数に潜む影が覘く世界が広がっていた。
死が待ち受ける度にサハトは道を拓く。
度重なる連鎖は酷く彼らを映していた。
無数に増え続ける敵に疲弊するばかりのサハトたちは何度も呪文や回復術式を述べていた。
増幅する敵の奴らは味方が倒れた瞬間に燃えるように増えていった。
人の"形を取った化け物"それが灰と呼ぶ黒き生き物。
はっきりと写し取り生前のままにある故に騙され肉体は滅びず、そのままに失っていく。
当然浄化や昇天などは効かない。
物理も魔法も効かない生き物は特殊な術式じゃないと殺せない。
再生も数倍速に生えていく。
魔族の半数はやられていた。エルフも同様に。
人は300人しかおらず、総勢7万5743の生き残りだった。
魔王と呼ぶだけはあるだろうが、ずっと闘い続いて疲弊している。
どこの場所もそいつらに覆われていて、人の住む世界などもうないというばかりに押し寄せる軍勢。
サハトは、力尽きるまで何年経ったろうか。
最後の生き残りになったサハトは、救えなかった命のともに散った。




