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賭け事は大事なこと。青年は冒険者になる  作者: jmoashit
見えた揺らぎに逢えた風
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夢の綻びが散り果てる、恩返しの転生者

私が気がついたのは、どこだったっけ。うん、ここはルーグヴル王国の北部の娘に転生したことだった。


お父さんは黒竜の足止めに貢献し、かつての乳母のロナニアが6歳の娘を抱きかかえて王都に逃げ込んだ。


ロナニアは父母の親戚に預けられて逝った。


彼女の母君は私のことを気にくわないらしい。


10才になるまで、別々の居室に置かれた。


そして、16才になってから、私という心が目覚めた"言う"のかな。


私が知るかぎりの情報を掻き集め、ごくごく普通の女子学生でクラスメイトが話題している乙女ゲーム【煌めきの先へようこそ】の情報だった。


私も興味本位で試しにやることにした。


やりこみ要素がたくさんの女子向けとは思えない充実な設定だったこと。


ヒーロー同士がくっつきられるは女子同士でもくっつきられるはあわ大変だった。


何でもありなゲーム設定で面白かった。


コアな作品の中に留まっている作品はこう見ないだろうと思った。最新な技術を詰め込んだVRMMOの世界観と似ていた。


私は夢中になってやりこんでしまった。


もちろん、学生の両立で頑張ろうとした矢先に私の親が交通事故に亡くなった。


親の親戚同士が揉めに揉めて、結局は何処かの親戚の家にお世話になることになった。


7年月日が経ち、社会人になった頃。


草臥れたおじさんがいた。


その"人"は39才の男性社員でゲーム会社で突然クビになったそうだ。


制作陣固めた作品で一度いいからやってほしいと言われたけどな、もう既にやっていると言えない。


その場では「うん、分かった。」笑顔で返事し立ち去ったけれど、おじさんのことは翌日になった日に覚えていないことに酷く驚いた。


会話した記憶があるのに誰かに書き加えられたような感覚だった。


私は覚えているかぎりの記憶を頼りに書き連ねていく。


ここにハルト君がいるんだと実感する。


でも、どうしてか?バグのように存在する彼の存在だった。


私の中で引っ掛かりを覚える。


なんでだろう。


私は学園都市のミスハスラン学園に入学する。


ここが私が最もやり込んだゲームの一つに入ったんだと実感するも貴族社会で私はあの"攻略対象"の中にいる"ハルト"に会いに行けることが凄く楽しみにしていた私は本当の意味でハルト君の秘密を知ることになる。


兄なんていなかった世界でただ一人の人間としてのこの世界の住人として、巻き込まれた私の人生はハルト君の意味がやっと分かった。


"彼"はハルト君のことを一番に思っていること。


世界が収束し終わった事実の在り方の意味。


私の中に眠る女の子の生き方は私と似ていた。


一切の感情を捨てた少女の気持ちと私の生まれた感情の思いは変わらない。


私の中でいた記憶の"おじさん"は誰?


そこの部分だけがすっと抜かされていたような感覚と覚えているはずの記憶が合致しないことに違和感たっぷりあった。


これがサハト君の出会いを果たすきっかけになった。


一周目の私はあれこれ頑張って、生き残るために攻略対象たちと距離を取り。頑張った―――――でも、婚約破棄を言い渡された。


そして、家族にも言い掛かりを発し処刑となった。


最初のループがこれが最初、何度か変わらず、同じことを繰り返す。


彼は、ここに"学園都市"に来てから変わったルートになったのだ。


バットエイドが迎えたある日は私たちは"彼"を抑えることが出来なかった。


これが夢だったということ。


サムラという少年とサハトと呼ぶ二重人格の肉体に宿った二人は本当に楽しそうだった。


二人の中でサハトがそう説明してくれた。


そして教師のみんなは実は、ゲーム関係者の人たちだった。


まだこれでも足りないという。


サハトはどこまで貪欲に食らいついても、成し遂げようとする。


すべてが滅ぶなら、俺がブチ壊してやるとサハトは語っていた。


私はもう、もう一度だけチャンスをください。

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成り上がり 令嬢 貴族社会
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