黄昏は人の価値を決めている勇者
ハルトに似た男の子は、この世の姿では不可思議な格好をした青年だった。
ハルトは知らなかった。
もう一人の姿こそは自分のもう一人の姿だとは全く知らなかった。
彼は前世の記憶のまま残った残骸だった抜け殻。
そう、残っていた光が彼にあった加護の力である。
記憶と経験が引き継ぐ力がなかった為に"奪われた"力の一部。
繰り返すことになる原因でもある。
因子の集合体にある律の確定が決定となって、すべてを覆う。
音はすべてに通じた扉と轡の漲りが彷徨う泉に人は凍えじぬゆかりに問う罪の流れが人の運命に知らせる。
誰の意思にも関わらずに沿う宝が人の命を弄ぶ。
誰かに綴る物語はすべて、道を見失った目の前の自分に語る。
人は過ちを繰り返すのはすべて、同じ夢の実現だけに取り憑かれる。
嘘と現実は社会の本質を見出す結果が生き方の方法手順化した経緯を辿る。
未来も過去も同じ繰り返して今を留めていく。
人間性は社会の本質の方法でしか孤独と有機の材料になるだけに過ぎない。
健康は文化に語る夢へ知らせる豊かな滅びにゆっくりと歩む人生の鋼が渡る世間に皆忘れ去る。
冒険者は一つ一つの原因が人の生み出した利益と損失にある。
誰も同じ夢は語らない。
人としての意地が悪い人の賭けが自ずと叶えていくだけのこと。
賭けられない人生を歩む道は緩やかに墜ちて消える。
利益は求める対価を必要とする。
暴利と雑念が入れ混ざる粘土の苦痛に与える印象が変えている人の嘆きに戻す時間軸を滅ぼす蛇の願い。
神の選定基準は満たすことのない限り変わる様子はない。
青年の姿をしている学生の逸輝に戻した欠片は模様を映すように鏡に流した映像がずっと替えてここに留まっているみたいだ。
人の姿をしているのに違う生物のように生きている。
彼の鼓動は聞こえて来ないはずなのに静かに祭る声が聞こえる。
炎に燃える雷に揺れる大地の厳頑、皆代わる存在の証明が人の心を打つ。
英雄、偶像、神、愛。
人は満たすことのない欲望に知っている。
それらがやがて、牙を向いている時が命を捧げている勇者と呼ぶ。
仲間や友情は誰かの心に彷徨いて乱れ狂う獣の本能。
壊れる光は闇に覆われる表面の中に嘯き囁く。
垂れた陰の音は揺らいだ波の音へ燦めいて轟く。
脆く薄い色が命の上に立ち、青年の姿がどこか眩しく思う。
それでも鼓動する。
波打つ青年の心が現すような目映い景色。
ハルトは、生まれて初めて。
自分という嘘つきを知る。
「望んだ未来、来れたよな!みんな、生きているよな。どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして」
繰り返す人形のように自分と心が繋がった。
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逸輝という少年は、毎日の生活を繰り返しに訪れていた。
望んだのはお母さんの病気だった。
2年生になった頃にお母さんが男の人を連れてきた。
その頃はまだ、彼は幸せだった。
5年生へ代わり、男の人とはあまり仲良く慣れていなかった。
中学校まで進学ができ、前へ進もうとした時だった。
お母さんと男の人たちが何か"やっていた"彼には何も理解できなくて、怖くなった。
お母さんは普段通りに努めるけど、時折お母さんが変な風に見えていた。
高校生まで、なっていた青年が逸輝という少年だった。
青春を謳歌している逸輝は、恋愛というものに執着を見せないようにしていた。
薄れた愛情は普段誰かに効かない限り変わることなどない。
放課後の屋上に親友と呼んだ少年の姿があった。
「二学期が終わる時に死にやがって、バカ野郎。あんなやつでも、こうしていることが恥ずかしいぜ」
フェイスに腰掛ける少年に話し掛ける男の子がいた。
「しゃあないと思うけどな。現水はんや。わいらはどうせんともなかったっちゃ。こうのなしれんっちゅーことや、しゃあないしゃあない」
段持 言ノ武同じクラスの長髪にかけた男の人である。
「逸輝がいなくなって、2年ぐらいだな。屋上に喰う仲間が減って寂しいぜ」
灯康 禅奉違うクラスの男子生徒。
「一ヶ月ぐらいはみんな騒いでいたのに、ね!変だよね!先生もこんな話題はもう出さなくなったもんね。やっぱりここの学校は大丈夫かな?」
和泉 芳王学年は違うクラスの男子生徒で風紀員だけど、ちょっと変わり者。
そんな三人にクラスメイトであることがホッとした、男の子は親友であったことを思い出しながら
「ああ、絶対。おかしいことがおかしいと証明できるまで、足搔く。俺があいつにしてやれることだからな」
読近 秀幸只唯一の理解ある高校生の男子生徒。




