絶望の答え合わせの選定
同じ世界、同じ夢、同じぬくもり。
知っていたつもりだった。
僕はどうして、生きているのだろう。
お兄さんがいて、みんながいてーーー。
ボクハドウシタノダロウ。
ナンデコロサレナキャイケナインダ。
マモッテモラッタハズナノニドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテどうして
家族だったのは、自分だけだった。
ナンデナンデ、ドウシテどうしてドウして
あの子と関わったばっかりに。
もう関わらない。
二度とあんな感じの思いをするの嫌だ!
それを知ったのは、とある依頼の内容だった。
貴族令嬢の護衛任務と関わりの深い関係の護衛部隊の冒険者たち。
その中にハルトはいた。
サムラもいつも道理で他のパーティーに突っ込んでいた。
交じりながらも、真面目にしているサムラはハルトのとって気味が悪い。
サムラは"安らぎの奉芽"のパーティーメンバーに紛れ込んでいた。
幼い顔立ちをしているサムラは細い体つきな腕で小柄体格をうまく伸ばしている。
左右どちらに曲げて運動するサムラはちょこちょこ動き回る。
彼は一番要の斥候兼剣士の回り役の仕事を熟す素早い男である。
どのメンバーでもスカウトされるサムラはハルトのことで心配で付いてきた。
そんなサムラは気儘に動き回り。制御するはずだったパーティーメンバーは誰一人として動かなかった。
「今回の護衛任務依頼で報酬が貰える金額。リツタル金貨20枚だってよ、まだリツタル銀貨80枚しかないのに。リーダーが引き受けたから、みんながな。嬉しそうだったから言い出せなくてすまん」
副リーダーを務めるグラリアが申し訳なさそうに頭を下げる、続いてグラリアがサムラの方を向けて‥‥。
「若手の見本として、務める俺たちが明日ここを出発してノークツ伯爵領に訪れて改めて依頼を受ける。そして、俺たちと一緒に来る若手が二人。
斥候と剣士を合わせ持つサムラ、田舎育ちで力もある。もう一人がハルト、サムラのお世話係の保護者兼武闘家だ。剣もまぁまぁ扱える程度だという。これからの旅が楽しくなるぞ!」
締め括ったグラリアはみんなの顔を見ながら頷いて拳を挙げる。
サムラもそこに基づいて喜ぶ!
ハルトは不満げに明日のことを考えていた。
グラリアはテントの敷地の上に敷かれた五毛布団に男二人で今後のことを打ち合わせをする。
テーブルの上に敷かれたシーツに紙の地図を描いた図面を取り出した。
女子3人には聞かれたくないのか、パーツ一つ一つを取り出して組み合わせる。
女性たちの裸体だった。
密かに楽しむ為に作ったような生地は二人にとってお楽しみにするもの。
その夜は二人は爆睡して怒られた。
朝を迎えたメンバーは男二人を睨みつけながら女性陣はさっさと支度の準備をしていた。
さておいて、サムラとハルトは何度目かの朝を迎える準備をしている。
「兄さん無茶だけはしないでくださいね!何度も非道い目に遭ったことか、数知れず多いですよ!まぁ。自分も悪かった時はありましたが」
「無茶はせん無茶はせん。だからそんなに心配すんな、俺に任せろ!」
穏やか日々を過ごす二人はこれが毎日続いた日常の光景。
村を出て5年。毎日が楽しく過ごす二人は冒険者になるつもりで挑む挑戦続きだった。
それから日々は大変だった。
パーティーメンバーに加わって、初めての護衛任務の依頼を受ける二人。
この時期に入った二人は冒険者の資格をようやく取れるみたいな感覚だった。
ギルドごとに違う環境は実際の場所に行くとまた違う世界が見れる面白さがある。
”憂いの迷い人“のギルドに所属した二人。
冒険者の名ばかりの酒場とは違う風味を持ち合わせた料亭は二人にとっていい思い出になった。
準備を終えた二人は早速、安らぎの奉芽のメンバーは揃うと弓使いのアーシェがこれからの打ち合わせを持って来る。
「ハルト君にサムラ君はとある令嬢の護衛任務に行きます。トラブルや事件に巻き込まれる可能性がありますが、十分な対処をして挑むように」
「いいこと、決して無茶だけはしないこと。私たちがいるから安心しちゃだめ。自分の身は自分で守ること、それが出来て一人前よ!」
「あんたが無茶しそうになった時はわたしゃに頼みな!決して見捨てない自信はあるつもりだよ」
3人の女性陣は口々に何度も繰り返すように念押しする。
サムラは懲りない性分の立ちが悪い。
ハルトは自分の心配よりもサムラが何かやらかさないか?で不安いっぱいだった。
ごつい体つきのグラリアと女性と見間違えるほどの美貌の持ち主のロッカ・ハムグレンの二人は楽しみの若者の冒険者が来てくれたことに感謝した。
斥候と武術をするロッカと大剣を二本に双剣と扱う戦士グラリアは思っていたよりも楽しみだった冒険者が来てくれたことにほっとしていた。
二人ともに同じ思いを抱いて挑む今回の護衛任務は思っていたよりも厳しい状況になりそうだと確信する二人は鍛えた実力を発揮する時が来たと朝から素振りの練習をするグラリア。
と武術の鍛錬を始めるロッカ。
その他のメンバーも同じく楽しみでいた。
初めてのこのメンバーで挑む護衛任務はどんな事態になるのだろうと思い思いに耽っていった。
合計8グループのパーティーメンバーはそれぞれの配置に就いた。
こんな大掛かりなメンバーに心ときめくサムラはハルト同様に冒険者になったんだと実感した
今まで雑用ばかりでつまらそうにしていた二人は今回の依頼で昇格することを誓った。
そのメンバーの中で”憂いの迷い人”のメンバーが一人。ハルトに話し掛けた何気ない会話だったが‥‥。
令嬢らしき女性が執事を連れて何人もいる中で銀髪のサムラに突然現れる。
目の前で出て来た少年の姿をしたサムラは不思議そうにしていた。
何故かここに召喚されたような感じだった。
突然消えたサムラを探すハルトはそこで見たのは‥‥‥‥‥‥。
「いい加減話しなさい。この小童が。ラリル、剣を」
何度も何度も繰り返しに指やら足の指さえ惨たらしく切り刻む少女。
ドレス衣装が血に濡れた少女は何度も尋問らしき回答を促すがサムラは何の身の覚えもないことばかりなのでわからなかった。
もう体は無惨な姿をしたサムラはかろうじて、息をしている。
今にも息絶えそうな姿を見せる。
ハルトは思いっきりに彼のサムラの下へ向かう。
「知り合いかな君たち、ならどうしようも罪で処罰することに決めた。私を不快させた罪贖って貰おうかしら」
一斉に配下らしき部隊が現れて、一気に取り囲む。
本当に令嬢だったのか?もうわからなかったハルトは意識を失った。




