始まりという名の嘘と彼女たち
ルーグヴル王国北部に位置するラーニシア侯爵の一人娘が大事に大事に育てられていた。
娘はすくすくと育って6才の子供の時に婚約者のミチャリルダ伯爵の息子と婚約発表した。
息子は2歳差の婚約だった。ミチャリルダ伯爵はたいそう喜んだそうだ。
娘のリエラルも婚約が出来てうれしそうだった。
それから数年後に16才の女性になったリエラルは学園都市ルクカルに馬車を走らした。
「ねぇねぇ、ラサミル。あそこの学園で一緒に学ぶよね!私、楽しみで楽しみで。ラダクロルのラーダに会えるんだもん。そうよね。ラサミル」
侍女のラサミルは5年前にリエラルが拾ってきた。子供の時は当時11才だったラサミルは市街地に近い通りの方でスラム街にいた。
まだまだの経済発展途中のラーニシア侯爵領だった。
世界情勢がまだ変革を起こしていない時になる。
ラーニシア侯爵家の領地は麦と田んぼが広がっている。
その近くにミチャリルダ伯爵領がある。
両家はお互いに支え合って生きている。
その為、麦の栽培方法があちらが上だった気がする。
王家と繋がりが強い関係は殆どない。
その代わりに王国近くに麦畑が一面広がっている。
冷たく見つめるラサミルは主人の主であるリエラル令嬢に凍えた威圧さで草原に走る馬車の中で苦言みたいな発言をした。
「そんなんはしゃがんて、ちーっとまっときなしゃい。もうちょいでつきんなさるから、落ち着きんなされ」
訛った言い方する女である。
ラチャイルヴァ草原地帯を走る馬車はカチュラレイソウ森林を抜けるとグランパス大都市に入った。
校門前に馬車が停車する。
さまざまな学生が溢れていた!そこにある生徒は種族、性別、多種多様の民族が。ここ、ミリハスラン高等学校に通う。
中、小。があるミリハスラン学園は聖乙女をごくわずかに出世する女生徒が多い。
メルツ王国からは獣人族の数名がこの学園に入学した。
多く学生が学ぶ学園でルーグヴル王国の王子がいた!婚約者のリーヴルシル公爵家の娘。リミリハスラン学園にエリンカが王子のもとでそばに佇んでいた。
礼儀作法をまだ学び終えていない少女は学園から離れて数百cmの距離を長時間のり疲れていたのである。
「だってぇ、気になってたもん。いつもお兄様に聞かさせる話が学園の話ばかりだったからぁ。私だって一人前のレディですよ!」
彼女は気安い表情で侍女のラサミルに語りかける!
「ハイハイ、分かったぁわ。恩返しを兼ねて仕えているもの。拾われた恩は忘れないよう、しているから。ラーニシア侯爵様に一応鍛えて貰っているから」
二人の間柄はとても仲睦まじい様子から伺える令嬢と侍女の関係でありながら、仲の良い姉妹のようだ。
騎士学校に通う兄はルクカル騎士学校で学んでいる。
ルクカルは初代の騎士だった男が祀りあげられた不運な男である。
こうして、月日が流れ。男の像が立つほどに立派になった。
功績数知れず、多くの書物に載るほどに描かれた。
彼女たちが通うミリハスラン学園は初代が無理やり通わされた学園であると同時に数多くの騎士や貴族の平民も通えること証明した証でもある。
殆どが貴族社会の生きているものたち。
特級も持つ者もごくわずか。
70万人が通うミリハスラン学園は二つの部に分かれて存在する。
平民の部、貴族の部と二つ分かれている。
当然二人は分かれて授業を受けるのだが、またにある。気まぐれに付き合わせられる人が多い。
変わり者が多い学園の生徒たちは二つの部で管理している。
生徒の部も一応設けられているが?!貴族社会に生きているものたちにとって違うらしい。
国王が決めた基準が殆どない。
貴族の連中が決めた話が多い。
しかし、この学園では許されることがある。
身分を問わないこと、だが。これもごく一部の貴族がいる。枠外に存在しているのが貴族だ。
ラーニシア領は比較的に平和の方だった。魔物の討伐は冒険者ギルドに任せている。
5つのギルドがあるが、内側のギルドも何カ所か点在している。
国が運営するのが冒険者ギルド。民営が運営するのが探索ギルド。傭兵ギルドは荒い性格が多い。
創作ギルドは主に物作りを成り立っている。民営が三つ、木工ギルド。商売ギルド。食品ギルド。
残り二つがクランギルド、マスターギルド。
各ギルド長たちが集って会議をする。
その他のものは各ギルド長で任せている。
学園に通う生徒たちはE~Sクラスまである。特に決まっていないクラスがPQクラスである。
だいたいの平民はE~Cまでである。
特級クラスがSクラス、Aクラスの順に並んでいる。
お嬢様方が通うのがAクラスである。
侍女はDクラスに通う。
D~Cは各貴族の侍女や執事が通う通例になっている。
Eクラスは書き物を覚える正式に擬えている
国にとって違う環境がある為、こういった事態に備えていた。
各部署にある備品は各自の持ち物だったりする。
そして彼女たちが来た学園こそが訪れるであろう幕引きである。




