騒々しい冒険者たちの祭り
こんにちは。
この物語はただ暇人が書いた
終わったはずの物語。を描いた?世界です
どうぞお楽しみください
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ヘルマと呼ばれた男は軽装の服を着て指先に延びる刃物らしき尖り曲がった武器を
左手に構える冒険者は盗賊と何ら変わらない。
「てめえ、ふざけてんのか。
坊主」
「いいや。
間違っちゃないぜそもそもの話
どうしてこんな辺鄙にやってくる物好き。
しかも。
何にも本当に。
あるかもわかんねぇ場所まで来て、依頼あれば来る冒険者は決まってるやろ」
本当に何を言ってるのかさっぱり分からない。
この兄はいつも何をしでかすのか分からない。
兄がいたらこんな苦労しているだろうか。
うん。分かんないと現実逃避していると
現状が変化した
「私達はここに住む。
とある生物の調査を依頼されたの。
まだ依頼主には会えていないけどね」
青髪の薄い緑少しだけ残し、殆どが青色の髪をしたエルフの女性は銀髪が生えた男の方に向き
応えながら詠唱魔法を唱え。
「死にたくなければ、その発言撤回して貰おうか。
小僧」
喝を入れる男はまだ子供の男の子にムキになる
「まだ依頼主会えないのは残念だけど。
侮辱した罪は重いわよ」
何で状況悪化しているのでしょうか。
誰か、お願いです。これ以上悪化させないで下さい
心の中であたふたしていると冒険者たちが
「おうおう、なんか面白いしてんじゃねぇか」
「バックスさんこれ以上悪化させないで下さい」
「面白いオモシロイ。
ここに来てよかったぁ~」
「ここに来てもそれですか。はぁ~」
「組合長、冒険者はいつもこうなんですか」
「仕方なかろう領主さんが決めた事など、気に留めても意味はないだろう」
続々登場する冒険者たち。何組もここに来る
こと事態が異常なのだろう
ぼくはジッと我慢した、頭がおかしくなりそうだからだ。
野次馬な冒険者たちは野蛮な振る舞いをせず
一触即発な状況になりかけている
ぼくはこの状況を打破する力などなく。
「おうおう喧嘩っぱらしい冒険者たちだな。
村長さんあとはよろしく頼みますん」
さっさと逃げ出す兄は殆ど呆れた
「すみません、あの者をしっかり教育し直すので」
「いいじゃねえか、この村に活気あって」
「逃げ出す者など、放っておくのが一番最初だけだしな。
あの忍耐力はちと惜しいかな」
口々に発言する冒険者たち
「逃げやがったな。
あの小僧」
「避けながらも話し聞いてるあの子の方がすごいわよ」
「ちっ、あの野郎。
俺の攻撃を交わしながら避けていたみたいだ」
好評な兄の姿を映した評価がおかしく
ずっと前にズンズン進む姿が見える。
過去何度かあった事実を思い出す。
兄の喧嘩になりかけたにも関わらず。一組のグループが名乗り上げる。
“花の茨森”
五人グループの冒険者たち
ヘルマ、イリフール、カミラ、ゼスハ、ヒルバ
の五人。
男3人女二人のパーティーメンバー
攻撃仕掛けたのはヘルマで茶髪な男性でいかにも冒険者風の風貌した攻撃特化のアタッカー
魔法使い風貌したエルフの女性は青髪に白みがかる青色が特徴な耳と素早く動ける前衛の攻撃部隊のアタッカーのカミラ
イリフールはやや黒髪が似合う紺碧な瞳を持つ
帝国出身の魔法剣士で中衛の役割
ゼスハの暗殺技術を持つ優れた力を盗賊討伐で活躍した功績を持つ暗殺者で後衛に属している
最後のヒルバは全身が赤い服を纏い煌めく星空ような紋様をした鎖鼻とやや蒼い黄色の髪色がある中衛気質のアタッカー
以上がこのパーティーメンバーである。
先程喧嘩になりかけたパーティーである
ぼくは不安な気持ちを抱えたまま返答を待った
「ま、これで仕事が出来るな」
男の合図で残りの4人が行動を開始した
組合長と呼ばれた男が村長の前に現れて
「すまないが村長。
ここに新しく建設予定な物が入ってこの先困難があるようなんだ。
それで冒険者パーティーを雇う暇を作らしてくれないか」
むむっと唸る村長は有耶無耶せずはっきりと応え組合長と話し合った
150名以上の集団が村の中を闊歩している