ある勇者と、国の傀儡の政治に動く者同士
夕闇が焦げた匂いが染みた麻が草木に眠る夜の光源を奪う。
閑かにして滑らかな風が一人の青年を見つめる。
「死なない化け物め、我が貴族に歯向かう愚か者」
地面に這い蹲る貴族の少し太った男は炎の魔術を行使し、青年の方に力を放つ。青年の前にはその力は無意味に等しい。
《我が前にある炎よ、全て熱を心打つ光の根源し。燃えろ!》
太った貴族の男は、その青年の力に燃える火が纏わり付く。
男の悲鳴がどこにも聞こえない音に、して世界の振動を還した。
青年は、一人。帰る場所を求めて、街へ遠退く。
夢が叶う日がただ唯一の願いだった。
サハトは、見た限りはあの人達は"拒否"を選んだ。
ああ、何かも憎い。
悔しいのに、人間の生活の社会に閉じ込められた扉は光も、影にも映す鏡のようになる。
二人は、混じ合えない宿命に反し決して味わない鼓動が祭る時をおろす。
ずっと続く道に誰かが、自分たちの管理体制をする教室は今の行方を尋ねる。
青年の彼は、流れる映像の世界が一つの機能にして現実を選んだ人の心を良く魅せる。
主義国家社会に不満はなかったこと。
ある分野で騒がれるもの、一つの世界に囚われる感覚情報。
ハルトは、何も望んでいなかった。
ただ唯一の想いそのものが、唯一の機会を失った光だけが見える。
闇が彼に映す鏡に、戦う勇気や希望のない因習の境は今の根底に存ぜられる。
ハルトが進む道は、遠くある為だろう。
為すべき成す力はなくても、目的意識が視えた先がどんな気持ちになろうと。ハルトは記憶にある意味に取る行動を起こす。
自分が悪い状態の異常行動だろうと、思考能力に有無は誰かがある為に存在させる。
歩く男の子は、すべての根底に出来の範囲が狭まった霧をゆっくり。
嘗てあった歴史が彼に途っての異常だった。
それでも、時に残酷な行為が揺るがない自信の約束にある。
ハルトと"持秀"の陰が謡える光と風は交差しない点に、導かれた結論に出す問題解決だった。
願いと充実の嘘の陰に、力はある限りの常識が優れる覆しに騙った名前の手の破壊が繰り返しに再生させる先の話を獲る。
ならば、偽善行為に走る巡回で書いた内容の変更が知略の推進機構を起こす問題の意識に頌える。
十字架が人の信頼を台無しにする復讐者。
世界の巡礼者は、一人の男の子が覆す。
最も強き者、最強種の王と呼ぶほど力を手にした男がハルト。
最も凶悪に染めたのもハルトだった。
記憶に残る二つに分かれる部分がこの世界に関わる問題だった。
時代は、丁度1750年前。
バルカリッシュ王国が繁栄していた時代の歴史にある。
そこまでの発達は望めなくても、人類と文明は生き続けていた。
暦でバルカリッシュ暦と書かれた書物は数少なく、遺跡や古代の遺産が残されているのみ。
一つの本に書かれていた時代に、勇者と魔王の歴史があった。
バルカリッシュ王国は、魔王が住む国と呼ばれた国だった。
多種族民主主義国家、または自由連盟多民族国家。
種族関係無しに自由が設けられた国の開国は、商人たちの楽園に等しいものだった。
バルカリッシュ王国北西部、ジュコノ森林の奥地。
マースシュカの魔女、六聖の魔女の一人。
サハトの知り合い程度だが、生き証人の一人。
滅びの王族の人間にして、魔女の一人。
ガリュード戦争末期、勇者と魔王の争いがあった歴史認識だった。
旧王国の時代でもそうだったように、繰り返すものがマースシュカにあった。
その時代に、今より非道く歪んだ思想が多かった。
思い込み、激しい憤り。
そんな時代に載せた世界で、戦う勇気ある子供が勇者になった。
大人同士ぶつかり合う因縁が絡み合い、壊れる絆の争いが絶えなかった。
更に前。6780年前、ギリカハルシュ帝国にもあった。
更に前。16544年前、ウレドゥウム国。ローセニジャ国。オーメヂュトゥ国があった。
500万前、ネーシュール王国。
繰り返す人族の争いは絶えない。
サハトは、長く続く道を呆然と生き続けた門の一人。
魔界、レーゼンカルヒャが指揮していた時代に王が多かった魔物たちだった。
数字で呼び付けした名前で呼ぶ習慣があった。
トゥイ、エクテ、トトア、パウ、ジェコク、ロゼ、シンチュ、ガノエリ、ジョィ、ルッタ。
以上が単位に一つと数えられた。
そうしての月日がサハトの永く遠い過去だった。
その中で、最も強かった勇者がいた。
サエリアと呼ぶ勇者だった。
召喚勇者だったのだが、平行世界の住民を呼んだと言う。
サハトは、異教の魔王として振る舞いをする。
《古きは願いの王、我が前に来た主は汝に訊く従隷の帯び点ければ、己の道を知っておろう》
【俺は、戻りたいとも思ってもいるが。信じることが出来ない】
剣を向けたままに、問うサエリアは激しい感情と渦巻いた憤りの念が来る。
【でも、俺にお前を討伐するしか。考えることでしか出来ない】
サハトはゆっくり向ける視線は、一人の英雄と呼べる男の姿だった。
《為ても、望みに帰ぞしない。身に逆らう者であろう》
サエリアは、それでも剣を向けたまま。
【自分一人で、勝てると思っていた。俺は一人で勝った暁に居場所が入ると思っている】
指を鳴らし、映像を作る。
《其があるべき限りの英雄が、地に登り駆けるものに少ない。汝に借らう気持ちが時の名を刻むだろう!我が君に望む声は、破壊と創造の伏線のみに村外する》
サエリアに揺らぐ自信が小さく壊れる。
【俺がお前を殺す。それだけが俺の望みだぁぁァァ】
《傀儡せし、肉塊よ滅びを与え。力の自由を憤慨せよ、すべてを知らぬ勇者よ》
サハトは、サエリアの勇者を形を封じ込めた札を額に込める。
高速移動で、すべてを封じる。
《転魂の儀、我が名はサハト。異教にして不者の注ぎ名を還し、存在する者に告げる。あらゆる選択肢に入る空間情報に関する絶対なる服従者を置く神に、偉大の尊厳だけに活きた阿呆共がある自慢を封じる方法に変える人の自由が利く形態を破壊の物質構成しない。変率の情景がサハトに神治させる先が読める者に変える》
空と大地は震えた。
この宣告がサハトの自由の女神に、喧嘩を売った。
それから、何年後に動くサハトは、ずっと続く道を働いていた。
本当に、長い歴史を知っている故に。
とある女性や、旅路の男に。
数々の歴史に、彼は"いた"歴史を認識が出来なくなった。
そして、彼は封じ込めた少年に出会う。




