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賭け事は大事なこと。青年は冒険者になる  作者: ジェネニスク
憧れの対象、学園の旅路に来る者たちの行方
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青年の冒険者になる夢の中、叶う恋に泊まる

開かれた田舎、そんな町中に二人の子供たちが居た。


ある青年は、小日向な刀を持ち。もう一人は小さな光の十字架を背負う男二人が立っていた。


一人の名前はサハト。黒の服装が似合った男で黒尽くしの装備に何故か十字架を背負う姿がある。


緑と青が混ざったような髪色の男の子はどこか薄そうに周囲を見つめる。


二人ともに、年齢が12才~14才ぐらいだろうと把握はできる。


ハルトは髪はボサボサの色合いをしているのに、整った顔立ちが目立つ。


二人ともに、注目の的を得るのだが気にせず歩く姿は冒険者の登録したばかりに見えるからだ。


「今日はどうするんだ、ハルト。飯が不味くてさ、良い宿泊まろうぜ。絶対いま金欠になりかけているんだし」


「うん、おにい、じゃなくて。サハトさん、いつもしつこいですよ。不味くても食わないと、野宿する時に大変な目に合ったんだから。今の金額の高い依頼はやめて下さいとお願いしたはずです、今日も今日とて。難しい依頼を引き受けるのを僕が処理する羽目になりますから、これ以上は僕がダメになります」


テーブルの上に載せられた紙と道具が使われた形跡ある一式に並べられた道具に、食材や品質の管理状態表のびっしり書かれた地図の情報。ハルトはこれら一式を纏めて管理していた。


「仕方ないじゃんか、おめえこそ。人こと言えねえぞ! 沢山使う道具のことも管理している途中で頻繁する怪物モンスター)に苦戦ばっかしてんじゃん」


サハトは色々な道具を使っては繰り返すハルトに呆れている。


初期の頃は好き勝手に暴れていた二人だが、先輩方に怒られてだいたい想像できる範囲でやっちゃっている。


受付係のリューヴァさんに、びっしり書き込まれた後始末の書類を置く。


「君たちがやらなくても、他の子達がダメさせることなどないはずなんだけどね。どうして溜め込むんだい、面倒だからって」


知り合って間もない頃は見逃して貰えた。月日にしたが)い付き合った頃に滔々怒り出し、ダメ出しを受ける二人。


そんな毎日を見続けた冒険者ギルドは、何だかんだで助け合ってくれた。


その内の一人がリューヴァさんだった。


他の受付係とは違った対応するこの人は、ハルトの面倒をよく見ている。


「リューヴァ、早々怒らんでも言いやろ。ギルド内っちゅーても、他の冒険者パーティーなんて来ないことだし。俺たちで俺たちのことをよく知ってらっしゃることだし、ぱーっと元気になるお酒でも呑もうや」


鈍く、重い音が周囲に響く。


「いったいやないか、リューヴァ」


「あんたが要らんこと言うからだろ! 反省しろよ」


テーブルの上に置かれている後始末の書類は、すべてサハトがやった扱いだった。


トコトコ歩く女の子は、出来たての食べ物を置いていく。


 「あ、ハルトさんお帰りなさい」


気が付くと挨拶し、酒場のところに走る。


「あの)って良いよな、ハルト。お前は顔立ちいいだからさ、女の子と付き合えば良いじゃないか?」


「無理だって言ったよ、サハトさん。声を掛けるだけで精一杯だって、僕だって。いい男と見られたいよ」


「根性なしのダメ人間だな、鈍ちん男で見られたいかお前」


「うーん、無理かも。でも、行きたいよ勇気はあるよ、でもね」


二人は和気藹々とするなか、通り過ぎる冒険者たちが来た。


「今夜の寝床どうしようか。あそこの寝床の宿ダメなんだよ」


「ああ、きついよな。臭いも貴族連中にも」


複数のパーティーが寝転がるなんて日常的な男女の冒険者たち。


自分たちの意思で、やってきたのに不満も漏らす。


「気分で護衛って無いよ、こちとら依頼だから我慢しているってことなのにいい加減の言う貴族様も困るよ」


女の人が疲れた声で溜息をついた。


気分を落ち込むパーティーがおり混ざる空気がこの酒場の日常だった。


「あっちも大変な目に合ったみたいだな、今日の混み合いはだいたいと同じ感じかな」


うんうんと頷くサハトと、準備の整理をするハルト。


二人は、何だかんだで付き合いが少し長い。


2年ぐらい、組み合わせ。洞窟やら森林やら突撃しては、だいたい始末処理するハルトって感じで冒険者している。


十分楽しい思い出の中にある。


掲示板の依頼のランクを見る。


「げっ、ゴブリン退治の依頼か。最近多いよな、ハルト。この町呪われてんの、兎だったら気にせず殺せるのにな」


「サハトさんが大量に狩るからでしょ。ゴブリン相当に沸きますから」


そんな話をしていた二人に、詰め寄る男がいる。


「あんたがいい加減のことをしやがった男やな、この間俺たちのパーティーが酷い目合ったんじゃねえか」


そうだそうだと、同調するパーティーが多くいる。


「ああ、もう」


頭を抱えるハルトは、こんな日常風景が彼の思い出の中の話だったらよかったのに。と誰かが呟いている。


日向のコーヤ、宿に泊まる二人に静かに佇む姿がある。


「人間の夢が叶えられたかな、お前たちは自分たちの思いをよく知ってほしい」


影の姿をした男の青年は、すっと通る風の中で消えゆく。

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成り上がり 令嬢 貴族社会
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