第9話「遺跡の闇に潜む秘密」
いつもお読みいただきありがとうございます。
今回は、遺跡の深部で謎の罠や魔王の刺客と遭遇し、カイのリユニオンコードの秘密が少しずつ明らかになる緊迫の回です。
物語の核心に近づく一歩をどうぞお楽しみください。
遺跡の扉が重く軋みながら閉じた。
中はひんやりとした空気に包まれ、壁には古代文字と不気味な紋様が刻まれている。
「ここが……勇者の封印の場所か」
リリィが呟く。
レンも緊張した面持ちで辺りを見回した。
「注意しろ。罠があるはずだ」
カイは背中に感じるリユニオンコードの存在を意識しながら、慎重に歩を進めた。
足元の石板が少し沈み込んだ瞬間、壁から鋭い矢が飛び出した。
リリィが咄嗟に魔法の盾を作り、矢を跳ね返す。
「罠だ! 気をつけて!」
次々に仕掛けられた罠に翻弄されながらも、三人は協力して進んだ。
深部の広間に辿り着くと、そこには巨大な紋章が床に描かれていた。
カイのリユニオンコードが淡く光りだす。
「これは……?」
リリィが近づくと、紋章から光の柱が上がり、カイのコードと共鳴した。
「君のコードには、勇者の遺産が眠っている。真の力を解放する鍵だ」
だが、その時、広間の影から黒い影が動いた。
魔王の側近、漆黒の刺客が現れたのだ。
「また会ったな、選ばれし者よ」
戦いの火ぶたが切って落とされた。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
第9話では、仲間との連携とカイの力の可能性を描きました。
これからもカイの成長と運命の行方にご期待ください。
次回もどうぞよろしくお願いいたします。