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【作詞】pocket12のオリジナル歌詞集【詩集:ベテルギウスの夜明け】  作者: Pocket12
(2nd ステージ)〝幸せな嘘つき〟

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〝カナリアはいつ鳴くのか〟

カナリアはいつ鳴くんだろう。

忘れたくない記憶を忘れてしまった時。


キミが歌いたいときに歌えないことは、

僕が世界への叛逆を決めた理由のひとつ。


夢を追いかけているときに空は見えない。

心が弱っているときほど綺麗に見える空。


青空はいつだって、

僕がちっぽけな人間だってことを思い出させてくれた。


カナリアはいつ鳴くんだろう。

もう思い出せないくらい遠い昔。

まだ世界に魔女が存在していた頃。

僕は確かにカナリアが鳴いているのを聞いた。


嘘をつくたびに心が薄くなる世界で、

ガムテープを巻いて応急処置をする。


そうやってキミが願い事を唱えるまでの間、

流れ星が燃え尽きてしまわないように僅かな時間を稼いだ。


カナリアはいつ鳴くんだろう。

許したくない言葉を許してしまった時。


キミが泣きたいときに泣けないことは、

僕が世界への叛逆を決めた理由の全て。


月はいつも僕らを見守ってくれているのに、

夕暮れでさえ僕らはときおり忘れてしまう。


透明な優しさで救える命はない。

透明な愛情で救われる命なんてない。


カナリアはいつ鳴くんだろう。

もう思い出せないくらい遠い昔。

まだ世界に魔法が存在していた頃。

僕は確かにカナリアが鳴いているのを聞いた。

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