〝神様でもないくせに〟
神様でもないくせに私を評価するな。
神様だったとしても私を評価するな。
私は私。貴方は貴方。
星は夜に輝いて、桜は春に輝く。
時間が平等だって信じる貴方のそばで、
アインシュタインが悲しい目をして立っていた。
悪い子が嫌いなサンタクロース。
皮肉屋なクリスマスの陰で、
報われないラブソングを歌っている。
夢に煤けたプレゼント。
冬に輝けない蕾に意味はないから、
春を待たずに切り落とすこと。
貴方が聖者を気取る間、
消えていく星を見殺しにしてきた私に、
貴方を裁く権利なんてない。
神様でもないくせに私を憐れむな。
神様だったとしても私を憐れむな。
私は私。貴方は貴方。
時間が永遠だって信じる貴方のそばで、
アインシュタインが悲しい目をして立っていた。
アップルパイの焼き方を覚えてから
今日までずっと雨が好き。
カスタードの匂いが傘の中に漂って、
私は天国へのパスポートを手に入れた。
ああ、よかった。
これでいつでも貴方に会いに行けるね。
虫嫌いの貴方。お土産に決めた蛍の光が夜に咲く。
アインシュタインを信じて、
スプートニクは孤独な旅に出た。
私は私。貴方は貴方。
アサガオが眠っている間、
枯れていく花から目を背けてきた私に、
貴方を裁く権利なんてない。
神様でもないくせに私を評価するな。
神様だったとしても私を評価するな。
私は私。貴方は貴方。
星は夜に輝いて、桜は春に輝く。
時間が平等だって信じる貴方のそばで、
アインシュタインが悲しい目をして立っていた。




