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いたずら青年、世にはばかる  作者: 堀尾 朗
第1章「夢の透明マント」
5/23

—5—

 翌日、俺たちは昨日と同じ喫茶店で鈴宮と再会し、調査報告書を提出した。

報酬を受け取る以上、俺たちが素人だと勘づかれるわけにはいかない。だからネットを参考に、見様見真似でそれっぽい報告書を作り上げておいた。

書類に目を通した鈴宮は、静かに呟いた。

「……やっぱり、そうだったのか」

拍子抜けした。てっきり怒りを露わにすると思っていたが、意外にも肩を落としただけだった。

そこへ真鍋が、空気を読まずに口を挟む。

「それにしても、あの男は最低だな」

お前が言うなと、思わず睨みを飛ばす。しかし当の本人はまるで意に介さず、さらに続ける。

「妻から金、受け取ってたよ。金額までは分からなかったけど、束だったからね。かなりの額だと思う」

は?

なぜ今さらそんな大事なことを言う!?それこそ報告書に真っ先に書くべき内容じゃないか!

怒りが沸々と湧いてくる。……なるほど、元上司の早乙女があいつを怒鳴り散らしてたのは、こういうところか。反省反省———。

「……やっぱりか。そんな気がしてたんだ」

鈴宮の声は、ますます沈んだ。

以前、口を濁していたのはこのことだったのだろう。ようやく腑に落ちた。

「なぁ、あんた。このままでいいのか?」

真鍋は止まらない。

「人の女に手ぇ出すだけじゃなくて、金まで巻き上げてんだぞ。あんたが汗水垂らして稼いだ金をだよ?」

「……そうだな」

煽るな。なぜそんなに煽るんだ。さらに真鍋は続ける。

「あの女もどうかしてる。まぁ頭が悪そうなのは置いとくとして、男の方は“青年実業家”っていうじゃないか。どうせ事業がうまくいかなくて、女から金引っ張ってんだろ。あり得ないね、ほんと」

さらっと多恵子をバカにしたうえで、完全に憶測で語ってる。怒られる。やだ、怖い。

「……そうだな」

だから、なぜそうだなしか言わない!まるで反応が薄すぎて、会話が先に進まないじゃないか。そろそろ限界かと思ったそのとき、真鍋が思いついたように言い出した。

「そこで提案だが、俺らがあの二人の仲を引き裂いてやろうか? もう二度とお互いの顔を見たくないほどに、最悪の関係にまで誘導してさ。どう?」

なんで相談もなく“俺ら”なのだ。勝手に巻き込むな。

「そんなことが……できるのか?」

 鈴宮が、ようやく「そうだな」以外の言葉を発した。

目を見開き、真鍋をじっと見つめる。希望に満ちたその表情は、逆に少し痛々しかった。

つまり彼は、本当は――まだ多恵子とやり直したかったのだ。

慰謝料だの制裁だのと騒いでいたのは、酔った勢いのハッタリでしかなかった。

本音は、ただ……悲しかっただけなのだろう。


こうして、調査の継続が決まった。

勝手に話が進み、当然納得がいかない俺は真鍋に詰め寄った。

彼の言い分はこうだった。

「面倒くさがりなお前に相談したら、どうせ拗らせるだろ?」

なんとも腹立たしいが――否定はできない。確かに、俺はそうしていたかもしれない。

とはいえ、真鍋もやみくもにハッタリをかましたわけではないらしく、彼なりに“作戦”があるのだという。

その前提となるのは、男の目的が「金」であり、多恵子の目的が「金玉」であるという、なんとも品のない分析だった。

要は、金銭を奪い、金玉を使い物にならなくすれば、両者の関係は自然と破綻するだろう――という、浅はかで短絡的な作戦だ。

決行は、例によって二人の密会の時。しかも一度で効果が出るとは限らないため、数日にわたる長期戦も視野に入れていた。

まずは、前回と同じ要領で密会日時を探る。

そして、ふたりが逢引している最中、多恵子の鞄から金銭を抜き取る。

金の受け渡しが“行為後”なのは、あの変態・真鍋の目撃証言により確定している。

つまり、イチャイチャに夢中な二人を尻目に、封筒から中身を抜くことなど赤子の手をひねるより簡単なのだ。

最後に、男の金玉を蹴り上げる。

痛みに悶絶すれば、性行為どころではなくなる。

もしも時間が経って痛みが和らぎ、再びイチャつこうとするなら――再度蹴る。

これを、朝まで。ひたすら。無限ループだ。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 二人の青年が喫茶店を出ていくのを見届けてから、僕は深いため息をつき、頭を抱え込んだ。

ついに――浮気の証拠を掴んでしまった。

ここにきてようやく、自分の本心に気がつく。僕は、妻が浮気などしていないと、最後の最後まで信じたかったのだ。

だが、知ってしまったからには仕方がない。どうせ彼女に真実を問いただす勇気など僕にはない。だったら、あの二人に藁にもすがる思いで期待を寄せて、それでも浮気が終わらないのであれば……そのときは受け入れるしかない。


浮気相手の男――写真に写っていたのは、やはり相川だった。

彼は職場の元後輩で、顔立ちがよく、物腰も堂々としており、異性からモテていた。当時、恋愛とは無縁だった僕に対して、「そんなんだからモテないんですよ」などと、軽口を叩くこともよくあった。

そんな経緯もあってか、妻との交際が始まった頃、どうしても相川に自慢したくなり、彼女を紹介したことがある。――今にして思えば、あれが間違いだったのだ。

あのときは「若作りしたババア」と皮肉られただけだったが、後になって彼女が「最近、しつこく連絡が来る」と言っていたではないか。


とりあえず、証拠はある。いざ離婚となっても、これで慰謝料を請求される筋合いはない。……いや、相川のことだ。あの狡猾な男なら、妻に入れ知恵して、あらゆる手を使って金を踏んだくろうとするだろう。

風の噂では、彼の事業は失敗続きで、金に困っているらしい。


――妻の、あの愛らしい満面の笑みが浮かぶ。

この期に及んで、僕はまだ彼女が好きだ。

こんな冴えない僕を、一度でも愛してくれた女性だ。どうしても、無下にはできない。

三年前の夏、休日に二人でキャンプへ出かけたときのことが忘れられない。

彼女はよく笑っていた。そんな彼女を見て、僕はどうしようもなく嬉しかった。

キャンプ場の近くには川原があり、川遊びやバーベキューをして一日を満喫した。

夕刻、川辺の岩に並んで腰掛けていると、彼女の視線の先には子ども連れの家族がいた。はしゃぐ子どもたちを見つめながら、「可愛いね」と微笑んだ。

その横顔に、僕は思わずプロポーズの言葉を口にしていた。

自分でも何を言っているのか分からなくなるほど慌てていると、彼女は目をまん丸くし、やがて、うっすらと涙を浮かべて「うん」と小さく頷いた。

そして、ついには声を上げて泣き出してしまった。

プロポーズを受け入れてくれた嬉しさもあったが、泣かれてしまったことには僕も動揺した。

案の定、近くにいた家族連れの父親と母親がこちらを怪訝そうに見てきて、僕は慌てて彼女を宥めながら、背中をさすった。

やがて、彼女は顔を上げ、涙を甲で拭いながら「嬉しくて」と微笑んだ――その姿は、どこか神秘的ですらあった。

ふと気になって、家族連れをもう一度見やる。

――あれほど優しく微笑む人に囲まれたのは、生まれて初めてだったのかもしれない。


……あの日の彼女の涙は、嘘だったのだろうか?

そんなことは、どうか――ないと信じたい。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――


一日目

「おぉふ〜う!」

男の悲痛な叫びが室内に響き渡った。

「え? どうしたの?」

多恵子は目を瞬かせ、動きを止めた。顔を寄せるようにして、男の表情を覗き込む。先ほどまで余裕の笑みを浮かべていた男が、突如として苦悶の顔に変わり、下腹部を押さえてうずくまっている。

事態が飲み込めず、ただその場で固まる。

「……ねえ、ちょっと、大丈夫?」

手を伸ばしかけるも、触れてよいものか迷ったように中空で止まり、視線は男の顔と股間を交互に行き来する。

彼女の声には明らかな動揺が混じり、薄く開いた唇からは次の言葉がなかなか出てこない。

男はというと、呻き声を漏らしながら身をよじらせ、苦しげに膝を抱えていた。

しばらくして痛みが和らいだのか、男は「なんでもない」と虚勢を張って仕切り直す。


すでに多恵子の鞄から封筒を抜き取った俺と真鍋は、男の苦悶する様子を笑いを堪えながら見物していた。そして、男が痛みを乗り越え、多恵子に跨ろうとしたその瞬間――再び金玉を力強く握り潰した。

「ぉおふ〜ぁーん……!」

三度目の激痛に、さすがの男も耐えきれなかった。

頬が引きつり、目はうつろ。口は半開きのまま、白目を剥きかけながら、震える手で股間を押さえていた。

膝から崩れ落ちるようにベッドに倒れ込み、汗まみれの額を床に擦りつけながら、か細い声で呟いた。

「……きょ、今日は……体調が、悪いみたいだ……」

情けない声が喉の奥から漏れる。その姿は、まるで人生に敗北したサラリーマンのようで、もはや色気のかけらもなかった。

股間の痛みに打ち勝とうと必死に虚勢を張るも、顔面は真っ青、時おり痙攣すらしており、もはや生きた心地がしていないようだった。

そんな無様な状態でありながら、男は震える声でなおも続けた。

「……でも、金だけは……ちゃんと、欲しい……」

多恵子はよほど男に惚れ込んでいるのか、同情の眼差しを向けたまま、何の疑いもなくそれを受け入れ、鞄に手を伸ばす。

「あれ……?」

封筒の中は空っぽだった。

多恵子は一瞬、何が起きたのか理解できないという顔をして、目をパチパチと瞬かせた。

それから我に返ったように鞄の中を掻き回し始める。化粧ポーチやハンカチを放り出しながら、奥底まで必死に手を突っ込んだ。

「……ない……ないっ……どうして……?」

呟きは次第に切羽詰まった声へと変わり、指先が震えているのが見て取れた。

その様子を見た男の顔が、みるみるうちに赤黒くなっていく。不可思議な股間の激痛に、なぜか消えた金。立て続けに起きた不可解な出来事に、男の理性はとうに吹き飛んでいた。

「ないだとォ!?」

男は怒鳴り声を上げると、ベットから身を乗り出し、今にも多恵子を掴まんばかりの勢いで睨みつけた。

瞳孔が開き、顔をひきつらせ、額には怒気のあまり血管が浮かんでいる。その目は理屈も思いやりも通じない、まるで修羅のような有様だった。

「今朝は確かにあったって言ったよな? ふざけるなよ」

声を荒らげる男に対して、多恵子はすっかり萎縮し、まるで怒鳴られる子どものように背を丸め、弱々しく頭を下げた。

「ご、ごめんなさい……でも、本当に、今朝は入ってたんです……」

男の怒気と多恵子の狼狽が交差する部屋には、どこか異様な空気が漂い始めていた。

「おいおい困るよ。締め日まで、あと数日しかないんだぞ?」

男は、顔をしかめて苛立ちを隠そうともせず、吐き捨てるように言った。

「これで事業が失敗したら、全部お前のせいだからな。あの時、ちゃんと渡していれば……って、そう言わせないでくれよ」

自分の不運や経営の失敗を、まるで当然のように女に押しつけるその姿は、まさに責任転嫁そのものだった。

自らの落ち度には一切触れず、被害者面で言い募るその態度に、思わず呆れそうになる。

多恵子はというと、唇を震わせながらも、なにも言い返そうとする素振りがなかった。ただ、うつむきながら男の罵声を黙って受け止めているだけだった。

どれほどその男に惚れているのかは知らないが、冷静に見れば見るほど、救いようのない光景だった。

結局この夜は、男の怒りが収まることもなく、日付が変わる前に解散となった。

そして驚いたことに、翌日もまた、二人は密会するというのだ――懲りる様子など微塵もない。男の金欠は、もはや背に腹は代えられぬ状況らしい。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 二日目。

「うわぁは〜ん!」

男の絶叫が室内にこだました。背中を丸め、両脚を震わせながら股間を押さえ、床に崩れ落ちる。その顔は真っ赤を通り越して紫がかっており、口元からはよだれが垂れていた。

「今日も金を忘れただと!ふざけるな!」

怒号が飛ぶ。痛みのあまり顔をしかめながらも、男は怒りに身を任せて多恵子を怒鳴りつけた。

「ごめんなさい、ごめんなさい……!」

多恵子は泣きながら、男の袖を掴み、縋りついた。目には涙が溜まり、嗚咽混じりに謝罪を繰り返す。

その姿はまるで、理不尽な暴君に懇願する哀れな忠臣のようで――だが、何が彼女をここまでさせるのか、理解に苦しむ。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 三日目。

「うわぁは〜ん! あああぁぁっ!!」

三夜連続となる股間への衝撃に、男はもはや悲鳴とも怒声ともつかぬ声を上げ、床に崩れ落ちた。天を仰ぎ、痙攣する脚をばたつかせながら、涙と涎を撒き散らすさまは、もはや人間というより哀れな獣だ。

その凄まじい形相に、さすがの多恵子も顔を引き攣らせていた。

「……今日こそ、持って来たんだろうな?」

男は呻き声混じりに睨み上げる。

「うん、うん。今日は間違いないよ。部屋に入る前に確認したもん!」

多恵子は自信満々に胸を張り、得意げに鞄を差し出す。男はそれを乱暴に奪い取ると、まさぐりながら封筒を探した。

「……ねぇーじゃねぇか!!」

怒号が炸裂した。絶望と怒りと滑稽さが混じったその叫びが、狭い部屋の中に木霊する。男の形相はもはや般若のごとく、口元は泡立ち、目は血走っている。

地獄とは、きっとこういう夜を言うのだろう――そんな考えが、思わず脳裏をよぎった。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 四日目。

ついに、成果が実り始めた。

多恵子の鞄には、最初から封筒が入っていなかった。これまでの三日間で、ようやく“学習”したようだ。

それに、男も性行為にすぐ及ぼうとはせず、どこか様子を窺っている素振りすら見せていた。

だが――甘かった。

多恵子は鞄ではなく、なんと懐に封筒を忍ばせていたのだ。

「今日は体調が悪いじゃダメだからね」

そう言って、封筒の中から紙幣をチラつかせる。今日こそは、と意気込んだ目をしている。

――性行為をはぐらかされて、今日で四日目。彼女なりに「こちらにも言い分はある」と言わんばかりの、牽制の構えだった。

「わかってる」

男は素直に封筒に手を伸ばした。

――これはまずい……仕方ない。ここで渡してしまえば、これまでの四日間が無駄になってしまうのだ。

目の前で、封筒ごと紙幣をビリビリに引き裂いてやった。

信じられないものを見るような目で、二人が硬直する。破られた紙幣の断片が、ふわりと宙に舞った。

「な、なんだよ今の! あぉふぉ〜ん!」

男が騒ぎ立てようとしたので、またもや――仕方なく――撃沈しておいた。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 五日目

「もういい加減にしてよ!最近のあなた、なんか変よ!会えばお金お金って、そればっかりじゃない!」

「変なのはお前のほうだろ!俺だって訳がわからないんだよ!とにかく金だ!金をよこせッ!どぅおわ〜ん!!」

男が絶叫した直後、再び下半身に衝撃が走ったらしく、目を剥きながらその場に崩れ落ちた。

両脚をガニ股に開き、床をのたうち回る姿は、もはや悲鳴を上げるセミと大差ない。

「き、気持ち悪い!なんなのそれ!?急に奇声あげて、股間押さえて倒れるって……正気とは思えない!」

「黙れ!黙れ黙れ黙れぇえ!締め日が近いんだよ!それまでに納めないと……納めないと、俺の人生が終わるんだぁあ!」

「そんなの知らないわよ!わたしだってお金はもうないの!何日も、くすねてこれるわけないでしょ!」

「うわあああああああああ!お前のせいで!お前のせいで全部おかしくなったんだ!責任とれよ!なぁ!責任取れよおおおお!!」

部屋に入った瞬間から、二人は火花を散らすように言葉のナイフを投げ合い、もう周囲の空気など一切お構いなしだった。

……まあ、俺と真鍋はというと、もはや依頼のことなんかそっちのけ。漫才劇でも見てる気分で、腹筋が千切れそうなのを必死で堪えていた。

「もう本当に無理!そうやって毎日怒鳴って、変な声上げて、金のことばっかり! 私、あんたのATMじゃないから!」

「ATMで悪いかよ!こっちは最初から金目当てだったんだよッ!うわっはぁ〜ん!!」

突如、男が苦悶の声を上げて床をのたうち回る。

「……は? も、最初に付き合おうって言ってきたのは、あんたのほうでしょ? “こんなに優しくしてくれる人、初めてだ”って……」

「へっ、あんなの口から出まかせに決まってんだろ。チョロそうだと思ったから言っただけだよ。お前、簡単すぎなんだよ。うわっはぁ〜ん!!」

続けざまに床を叩きながら身悶えする。もはや見慣れた光景なのか、多恵子はいちいち反応せずに会話を続ける。

「……最低。どうせ、事業がうまくいってるってのも、全部ハッタリなんでしょ?」

多恵子が静かに呟くと、男は一瞬ギクリとしたような顔をしたが、すぐに語気を荒らげて反論した。

「うるせぇよ!女になにがわかるんだよ!ちやほやされて、ヘラヘラ笑ってりゃ生きてけるお前らと一緒にすんじゃねぇ!わっはぁ〜ん!!」

芋虫のように身をよじってのたうち回る。

その瞬間、多恵子の瞳が、ピキッ……と音を立てて割れたような気がした。

「……今日はね。お別れを言いに来たの。もう、限界なの。あなたとは終わり」

「ふざけるなッ!誰が別れていいって――おえぁお〜ぃん!!」

男が多恵子に掴みかかろうとしたところで、真鍋が躊躇なく制裁を加えた。例によって、強烈な金的直撃である。

かくして、二人は破局を迎え、我々は依頼人・鈴宮の願いを見事に成し遂げたのであった。

お読みいただきありがとうございます。

よろしければ、評価して下さるとありがたいです。

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