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昔とあるVチューバーに朗読して貰うために書いた詩

作者: 透瞳佑月

仮想世界から神話が薄れて消えてった


朝露を指で掬うとただの水滴になるように、人類が「虚構の世界」に触れたから、 虚構は嘘になっちゃって。


希釈されていく「キャラクター」の中から 私は君にこう言ったんだ


「もう一度、真っ赤な虚構を本気で信じ て?」


そう言って絡め取ったの、君を食べるため に。私がまだ私であれるように。


神様がいない仮想世界でも、小さな神を私 の可愛い仔犬ちゃん達は見つけてくるか ら。


それは誰かの冗談だったり、勇気だった り、情熱だったり、絆だったり。


ヒトは退屈な世界からそんな小さな神様を見いだすから。

だから私達は大丈夫。 君達が、私の中に小さな神様をみつけてく れたら、嬉しいな。


透明を見つければ隙間なく色で塗りつぶす 人類に、どうか最後まで見つかりませんよ うに。

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