香川へうどん食べ歩き
寒くなってきたのでうどんを食べ歩きしに行こうと香川に0泊3日の弾丸ツアーをすることにした。四国に行くときは電車だと乗り換えが面倒くさいのでいつも深夜バスにしている。(飛行機だと移動時の楽しみがないし、深夜特急は取りにくそう)食べるだけだと時間が余りそうなので、栗林公園の観光も予定に入れた。
夜10時横浜からの高松行きに乗る。やはり結構の人が乗っている。見たいアニメはもう全部見てしまったのでⅮアニメはやめてしまった。水樹奈々、西川貴教などの音楽を聴く。
朝8時ごろ高松駅に到着。たくさん食べるため前日からあまり食べていなくお腹が減っているので、さっそく駅前のチェーン店と老夫婦がやっているうどん屋でそれぞれ一杯ずつ食べた。チェーン店のうどんはいつものおいしさで老夫婦のうどんは海苔とねぎがふんだんに入っていて美味かったが汁は少し辛かった。
腹を空かせるために栗林公園まで歩いた。天気はギリギリ雨が降るのを食い止める感じだった。栗林公園はまだ紅葉がありきれいだったどこかのテレビ局が鯉を撮っていた。
公園の近くの店でうどんとお稲荷さんを食べた。箸置きの蟹が可愛かった。
適当に歩き、セルフサービスのうどん屋に初めて入った。結構難しく苦戦した。汁がうまかった。
まだまだ10時間近くあったので丸亀城に行くことにした。少し小雨が降ってきた。丸亀はシャッター街でここまで閉まってるとは思わなかった。丸亀城は天守閣までの坂がきつく天守閣の階段の角度もえぐかった。帰りに商店街の入り口にある店でレモンがのっているうどんをたべた。アジア圏の観光客も来ていた。
高松に戻り、すぐにホーム内のうどん屋でかけうどんを食べた。・・・がこれが失敗で結局食べ歩きはあと7時間近くを残してここで終わってしまった。いままで並盛を1杯づつ食べていたのになぜか大盛、かき揚げ付を頼んでしまった。そのせいですごく気持ち悪くなってしまい市内を歩いても休んでも気持ち悪いのは治らず4時間ほどは歩いて気を紛らしていたが残り3時間は地獄だった。約10分おきに来る吐きたいけど吐けない吐き気(?)が襲い、その都度トイレに向かった。ずっと続く喉の奥からくる唾の感覚が気持ち悪い。21時ごろにお土産として頼まれていた一六タルトを買った。
そして22時、そろそろバスが来る、というときに今までで最大の吐き気が襲ってきた。これは流石に吐いて少しは気分がよくだろうと思っていたが、う゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛う゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛と怪物の鳴き声みたいな音とともに出たのは唾液少量で、気分もよくはならなかった。
バスで吐くのは何とも防ぎたかったがバスが来る前までに気分はよくならなかった。行きが4列だったため帰りも4列だと多分死ぬだろうなと死刑を覚悟した。しかし幸運にも、3列で後ろの席も誰もいなかったため倒し放題だった。いつでも吐けるように口にビニール袋を装備し席を120度近く倒して休むこと約30分、ようやく吐き気は治まった。
今回は短いし乗り換えもミスはありえないのでいい旅になると思っていたが気を抜いたせいで地獄になってしまった。もう食べ歩きはしたくない。するとしてもフルーツがいい。