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日より短い愛  作者: MarrY
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Ep1.光より速い恋


しかし、優しかったり心配してくれたりと優しい面もチラホラあった。あまりにもしつこくチャットが続くので適当に返しているうちに アキラは私が好きだと言い始めた。電話番号を教えろ、メールしよう、休みデートしよう。そんなことを言うようになった。

正直、アキラの事は好みではなかった。

いかつい見た目は良かったのだが。この当時からよく嘘をついていた気がした。

あんまりにもアキラから電話番号教えて、メールしたい、会ってみたいとしつこいので

嫌々電話番号を教えた。夜は寝てる。私からかけるとお金がかかるから、なるべくアキラから電話して。常にマナーモードだから気づかない事が多い。

など、最初から相手する気もなくそっけない事を言ってのらりくらり過ごしていた。

しかしアキラからの電話は時間を問わずかなりかかってきた。そこから分かったのは関東に住んでること。会社の役職に就てること。アメ車に乗っていること。その他も、なんやかんや聞かされたが正直覚えてない。

夜中まで電話していたり、ずっとメールしてたり…とにかくマメな人に思えた。寂しかったら連絡してすぐ折り返すから。

なんて言われて 私も興味本意で午後3時に電話をかけた。普通の人なら働いてる時間帯に数分後には折り返しがくる。

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